2008/1/6 日曜日

各地図のWebサービスが縮尺を明記しない理由

Filed under: 開発メモ — matoyan @ 0:36:22

電子国土の地図では一応1/18000地形図とか、地図の縮尺を記載してはいるのですが、縮尺の幅をかなり広く書いてあります。また、GoogleやYahooの地図では1~10のような数字で、縮尺を明記していません。

これは、地図の作り方として、1)ドラッグできる地図(即ち1枚の地図になっていること)と、2)地図上の縮尺が北と南で違うこと、が原因のようです。
なんでかなーと思っていたのですが、やっと理由がわかりました。(でも推測なので勘違いかも知れません。ご注意を。)


■ポイント1:地図は1枚の大きな地図

最近のWebサービスで提供してもらっている地図は、1枚の大きな地図があって、その一部が表示用の窓を経由して見えているような作りになっています。
つまり、ずーーーーーっとドラッグしても地図が切れない、1枚の四角い地図になっています。
map-1.gif

■ポイント2: 地図上の縮尺は北と南で違う

例えば電子国土Webサービスの地図の作り方は
『地図上の長さに対して経度/緯度が同じように作る』
方式で作られているようです。
この作り方を「メルカトル図法」といいます。

map-2.gif ※イメージ図

この図法は、球面である地球を四角い地図の上に投影する方法であり、北半球の場合は北になればなるほど地図を横に長く引き伸ばします。
その結果、1枚の大きな日本地図があった場合、北海道の地図上の4cmと沖縄の地図上の4cmでは、実際は北海道の方の距離が短くなってしまいます。

言い方を変えると、日本地図の中心において1/25000に合わせた地形図を作っても、北海道側では1/23000とか、沖縄側では1/29000とか、違う縮尺になってしまいます。


■結論

上記ポイント1と2を合わせると、1枚の大きな地図を表示するWebサービス上では、座標位置により縮尺が大きく変わるので、正確な縮尺は明記できなくなる、という結論になります。
(本当か?)


■疑問: 国土地理院の「1/25000地形図」は何故明記できる?

日本地図のレベルでは1枚の地図ではないので、上側と下側の距離の違いは誤差として計算するか、距離が同じになるような図法を使っていると思います。(距離が同じになるような図法としては、「正距方位図法」とかがあるらしいですが、よく知りません)

例えば、ウォッちずなどの地形図では、狭い地域ごとに1枚ずつ地図を表示するので、どの地図を開いても、ほぼ1/25000になるようにすることができます。
そのかわり、すべての地図をつなげようとしても、微妙にずれていて1枚にはならないのではないかと。
これは書店で売っている1/25000地形図も同じだと思います。(推測の域を出てませんが)


■所感
メルカトル図法、とか名前自体は昔授業で聞いた記憶はありますが、どんな図法かすっかり忘れてました。
今回のことで復習というか1から勉強になりました。

あと、地図プリの縮尺は、この意味で今の表示は正しくないです。多分北や南に行くほどズレてます。
明日あたり直そうかな・・・。

———–追記————-
ここの図法と書いていたのは、正確には「投影法」というらしいです。
ESRIジャパン 投影法について
このサイトが直感的にわかりやすかったです。

国土地理院の25000分の1地形図では、メルカトル図法ではなくて「ユニバーサル横メルカトル図法(UTM図法)」というものを使っているようです。

電子国土の方は、(縦)メルカトル図法と書かれています。
非ActiveX型電子国土Webシステムの構築

このあたりはさっぱりわからないので、勉強するしかないっす。。

2008/1/1 火曜日

地図印刷サポートサイト「地図プリ」仮オープン!

Filed under: 開発メモ — matoyan @ 13:41:08

ヤマレコの姉妹サイトとして、地図の印刷サイト「地図プリ」をオープンしました!


最初は電子国土(国土地理院)の地図を表示・印刷する機能のみですが、今後いろいろと機能を増やしていこうと思います。

地図プリを使うと・・・
・山に行く前に、国土地理院の25000分の1地形図を印刷したり
・地図の上に磁北線を書きいれたり
・ヤマレコのルートを印刷したり
色々できるようになってます。

「他の方法で地図を用意してるし、そんなのいらねーよ」という人のために、パターン別にアピールポイントも作ってみました。


■ウォッちずの画像編集をしている人へ
A4用紙に収まるように領域を調整して印刷画面を作ってくれるので、国土地理院の地図画像を画像ソフトを使ってつなぎ合わせる作業が不要になります。
磁北線も自動で引いてくれるので、簡単です!


■カシミール3Dの印刷機能を使っている人へ
例えば25000分の1地形図を印刷して比較してもらえるとわかりますが、画質がきれいです。
まぁ、カシミールが縮小印刷していないだけとも言えますが。。。
カシミールで印刷すると文字がボロボロで読みにくかったところも、綺麗に読みやすくなります!


HikingMapを使っている人へ
ソフトをインストールする必要がないので、面倒な作業が要りません。
普段インターネットを見ている環境で、そのまま印刷できます!
あとは、国土地理院以外の地図も印刷できる(ようになります)。


■国土地理院の地図を購入している人へ
国土地理院の地図は有料だけあって、明らかにきれいです。そちらを使い続けるべきだとおもいます。
ただ、旅行直前で地図を買い忘れた/売り切れていたときの保険として、使ってみるのはどうでしょうか。

ちなみに、国土地理院の地図はこちらから購入できます。


★ヤマレコとの連携について

ヤマレコにルート登録すると、そのルートを含む地図を印刷できます。
手順は以下の4Stepで好きな場所の地図をお手元に!

1)山行記録の詳細ページにアクセス。
2)地図の右下にある「地図プリで印刷」のリンクを押す。
3)地図プリの印刷設定画面に移るので、必要事項を記入して印刷画面を表示。
4)ブラウザの印刷機能でページを印刷する。
(Internet Explorerの場合、ファイル⇒印刷から)

山行計画/入山の際に使う地図印刷などにも活用できるかと思います。
ぜひご利用ください!

電子国土の地図で更新ボタンエラー

Filed under: 開発メモ — matoyan @ 13:08:41

電子国土の地図API(Javascript)で、IEの更新ボタンを押すと
「実行しましたが、ページでエラーが発生しました」
と表示されてしまいます。

詳細を見ると

ライン: 4663
文字: 37
エラー: 終了していない文字列型の定数です。
コード: 0

と表示されています。

色々試行錯誤したところ、ページの文字コードをShift_JISにすると、エラーが無くなりました。
ページをUTF-8やEUC-JPにするとエラーが出るので、このあたりが原因かと。
良く見ると、電子国土サイトのサンプルもShift-JISで書かれているし。

いまさらShift_JISのサイトを立ち上げるのも悲しいのですが、動かないサイトを作っても仕方がないので、まずはShift_JISに統一しました。


電子国土の地図はiframeでHTMLファイルを読み出す形式なので、サイトのメインコンテンツはUTF-8で記述しておいて、iframeの中だけShift_JISにしているつもりだったんだけど、やり方が悪かったのかも。
HTTPヘッダもメタタグも指定していたつもりなんだけどなぁ。

Wordpressでソースコード貼り付け

Filed under: 開発メモ — matoyan @ 12:24:17

Wordpressでは、改行コードが自動挿入されてしまうので、textareaタグなどを使ったソースコード貼り付けができません。
pre/codeタグを使えばできるらしいのですが、折角なのでプラグインを使ってみました。

iG:Syntax Hiliter
⇒ リンク先の記事中にdownloadと書かれています。

各コードごとの専用のタグ(Javascriptなら[js]とか)を入れるだけで、
行番号付き&色つきのソースコードが表示されます。

JavaScript:
  1. <script type="text/javascript">
  2. <!--
  3. function test(){
  4.   alert('hello');
  5. }
  6. // -->
  7. </script>


行番号なしのモードと切り替えもできるので、コードをコピーすることもできるし、
結構便利です。

しばらく使ってみよっと。

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