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ICUで治療中、予断を許さない時期に心臓蘇生を行なったものの安定せず、止む無くバルーンパンピングした際にカテーテル内に出血。血腫が出来、左手が腫れ上がりしびれて指がひとつも動かない状態です。左手は上腕から指先までパンパンになっています。まずは心臓蘇生が優先でしたので、こうなっても誰も責める事は出来ないです。昨朝より手のリハビリがはじまりました。
心臓のモニターが胸についているので風呂やシャワーはまだ出来ません。昨夕ようやく立ち上がって病室内をトイレまで取手につたって動くのを看護師を呼んだうえでなら少しずつやってみようと許可が。ただし左手が死んでいるので、片手でつかまりながらです。太ももはげっそりとそげおちてしまったので、両足で立ってもまだふらふらです。この状態で歩いたり転んだりして心臓にダメージがおきるのが一番危険。
まずは左手をある程度動くようにしてから(完全に元の自由な手になるか現時点不明)、長期的に心臓処置を検討するとのことでした。
今はひとまず一番狭い部分だけ動脈を拡げただけです。今後バイパス手術するにしても体力回復後になります。
恒久的に機械的安全を確保する除細動器(ICD)などを体内にいれるとなると安全度は増しますが、身体障碍者と認定されるうえ、生活上の制約が相当増え、例えばIH器具などの近くには行けません。車の運転もほぼ出来なくなる可能性が高い。飛行機搭乗の際も別途セキュリティ検査の申請が必要になります。
いずれにせよ、しばらくは急にまた倒れてもすぐに救急病院のある距離でないと生活が無理そうです。
先は長く厳しいです。今年の「山の日」には山には行けないですが、山を想い、必ずもう一度山へと自分を奮い立たせる日になりそうです。
ひとまず 7/14-16の笠ヶ岳〜槍ヶ岳のレコを病室で書き上げアップしました。今、7/21-23の黒部源流のレコを作成中。唯一自由な右手だけで病室で治療とリハビリの合間に書いています。
その後、自分が新しいレコをアップ出来るかどうか…?
あきらめず、「年間30本は書くぞっ」と気持ちを奮い立たせています。その時のために皆さんの楽しいログを読ませてもらい、将来の参考にしますので、ドンドン山に行って記録を上げてください。皆さんのログ数が上がれば上がるほど、その分だけ自分の生きる力が湧いてきます。
(撮影 7/22 黒部五郎小屋にて)
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