晴れたら山へ『やっぱ、や〜めた』

　ラーメン屋『舎鈴』　　　　　　桜坂　　　　　　　　　　　2014年５月３日 赤岩沢

『仕事空いたから山へ行ってくる』
『いつ帰ってくるの』
『（月曜日から行って）たぶん、金曜日』

【３日（月）弁天沢、４日（火）四町四反ノ沢、５日（水）三角沢、６日（木）二十女沢、７日（金）予備日】と、所属山岳会に４泊５日の登山届を提出した。
でもな、二週連続の降雪で丹沢の山は雪いっぱいだろうな。沢筋にも雪が詰まっているだろうな。今日、明日で溶ける見込みもないし・・。たとえ入渓できたとしても、沢の上部には雪が残っていそうだ。
だったら、塩水橋〜丹沢山〜塔ノ岳〜長尾尾根〜塩水橋の縦走に切り替えますか・・
でもな、丹沢の雪は湿雪だし、登山道はグチャグチャだろうな。
『おとうさん、いつ行くの』
『あした』
ヤマレコで丹沢のレコをチェックしていたら、あまりの雪の多さに、出かけるのが嫌になってきた。一日一日と二の足を踏んでいると・・
『おとうさん、いつ行くの』
『あした』
『行ってくれば』とかみさんが煽ってくる。
『でもな、雪の詰まった沢へ入っていけば遭難してしまうぞ。だいいち、そんな沢へ行ってもちっとも面白くないよ』
（沢へ入ったら入ったで、雪が有ろうが無かろうがどこまでも突っ込んでしまいそうな小生の性格、遭難は必至。ここは危機管理にしておこう）
『おとうさん、行かないの』

一日二日と日々が過ぎ、明日は沢へ入れそうだと思うも・・
『やめ止め、もうやめた。免許の更新に行ってくる』
『撮りためたウルトラマンのビデオも見たいし、今読んでいるロビンソン・クルーソーがおもしろいので、その続きも読みたいし』
（ただのビビりじゃないのか〜、少しは雪山へ行って頑張って来なさい）
『いえいえ、ここは危機管理、危機管理。君子危うきに近寄らず』

『また、いつでも行けるよ』
（『いつでもいける』、どんどん体力なくして行けなくなるぞ。いつまでも若いと思うな。いつ行くの、今でしょ）
と云うことで、ここは山行中止です。

たまたま休みの娘、彼氏君とデートもないと言うので、娘のリクエストの坦々つけ麺を食べに川崎・小倉の『舎鈴』へ行ってきました。私もここのラーメンとただのつけ麺が好きです。
帰り？？自宅からは少し遠いのですがかみさんのリクエスト、梶ヶ谷の『かつや・かつ弁屋』へ。かみさんはここの（近くにかつ弁屋が無いので）手羽先が好物です。
さらに、毎年桜を見に行っている福山雅治の歌で有名になった『桜坂』へ寄り道してきました。こちらは自宅から車で１０分くらいです。
山へ行かないときには『ヨイショ』（家族サービス）を怠りません。

右端の写真は、2014年５月３日に真木川赤岩沢へ行ったときの写真です。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-460656.html

ついでに、翌々日の５月５日の深入沢

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-468334.html

奥多摩に春の大雪が降った年です。檜原村が一週間孤立してニュースに騒がれていたので、記憶されている方もいると思いますが。
この時はビビりまくりの沢遡行でした。
この時のトラウマが、今回の山行中止の要因です。

『やっぱ、雪の丹沢の縦走にしとけばよかったかな』
『いえいえ、ここは家族サービスに徹しよう』

またつまらないものを長々と書いてしまった・・