これは、私が山を歩いているときに感じることです。
道ですれ違うときは、大抵皆さん紳士的に挨拶をしてくれ、道を譲ってくれます。
山小屋では、一人一人が場所が確保できるように譲り合います。
人と出くわすところでは、基本的に皆さん利他的に行動します。
このような立ち振る舞いが、インテリ的な雰囲気を醸し出している理由の1つでしょうか。
単独行で静かに歩いている多くの人は、気高さをもった知識人のような雰囲気を醸し出しています。
山小屋に入ると、アルコールをチビリチビリやりながら、文庫本を読んでいる人もいます。
登山を計画するときは、装備、事前のルート調査、地形や気象状況等、あらゆることを吟味し準備をします。
山に登るときは、一歩一歩努力して頂上を目指します。
山を歩いているときは、道に迷わぬよう、気象の変化にも気を遣うなど、常に頭を働かせます。
同時に山を歩いているときは、山の自然に情緒を感じ、文学的な感傷を持ったりします。
山から下りると、その山岳に対する書物を読みあさったり、撮ってきた写真から山座同定したり、植物を図鑑で同定したり・・・
山に入る前も、山に歩いているときも、山から下りたときも、知的好奇心がいっぱいです。
以上のことが、山好きにはインテリが多いと感じる所以でしょうか。
こんばんは。いつも「ほほぉ〜」と気づかされる示唆に富んだコメントを拝読いたし、勉強させてもらってます。
さてしかし、今回のご投稿は耳が痛い(よって、頭も痛い)。山始めたばかりで、どっちを向いても嬉しくてたまらない私は、まだまだ落ち着いたムードには、ほど遠い。
自粛ムードを思慮深く乗り切り、Swan兄に認められるような立派な山男になれるよう精進しますっ!
perさん こんにちは
こちらこそ、いつも読んでくださりうれしいです。
「耳が痛い」・・・・何をおっしゃいますか。私はperさんが、すごいインテリであることを知っております。
自粛ムード困りますよね。
早く自由に山に行けるようになるといいですね。
Swan_song様。今晩は。
per812様とまた別の意味で「耳が痛い」です。
「本当に自分は『山好き』なのだろうか?」と、考えてしまいます。
もちろん、インテリジェンスの「かけら」さえ持ち合わせていない!
他の方のことを、考えることも出来ない!自分勝手!
「日記」と「コメント」だけで、「ヤマレコ」に棲息させて頂いていることも、忘れている!!・・・。
miru sankouさん こんにちは
>インテリジェンスの「かけら」さえ持ち合わせていない
→ みなさん謙遜されておられる。
逆にこの謙遜さが、知識人という雰囲気が伝わってきます。
miru sankouさんのコメントも、いつも紳士的で好感が持てます。
スワンさん、こんばんは。
独特の視点をいつも楽しませていただいております。
自分自身の事は脇に置くとして、大いに同感です。
山を語るひとつの例として文章があります。
誰もが読んだ新田次郎さんの山岳小説。
若年の頃から好きだった串田孫一さんのエッセイ。
などなど、山岳文学というジャンルが存在します。
これは、登山が肉体と頭脳だけでなく情緒にも語りかける行為だからでしょうか。
野球文学、サッカー文学、相撲文学などの言葉は聞いた事がありません。
登山が他の”スポーツ”とは大きく異なるところであり、”登山はスポーツか”?と疑問を感じるところでもあります。
論点が少しズレました。すみません
gankoyaさん いつもありがとうございます。
山岳小説という分野、確かに存在しますよね。
新田次郎では「栄光の岩壁」という小説が好きです。
また、深田久弥の紀行文も大好きでした。
>これは、登山が肉体と頭脳だけでなく情緒にも語りかける行為だからでしょうか。
→ おっしゃるとおりと私も深く同意します。
野球文学、サッカー文学、相撲文学などは存在しないかもしれませんが、
たとえば「江夏の21球」などは、心理学的に大変興味のあるものと思います。
Swan_songさん、こんばんわ。
スキー場では男は2割増しハンサムに。
女も2割増し美女に見える。。ってあれでは?
私なんかは中身もガテン系ですし、、
手ぬぐい巻いて、、いぎたない格好で
歩いているので、どう見ても
インテリには見えない筈ですが。。
みなさん、それなりに雰囲気だしてる。。って
のは当たってるような。。(*´▽`*)
師匠 こんにちは
私はスキー場で騙されて、今の家内と結婚しました。
師匠、何ををおっしゃる。
いろんな文化遺産の知識も持っているし、
その他いろいろなことの造詣も深いし
写真の腕もいいし
ヤマレコでもトップクラスの知識人として尊敬してます。
こんばんは。
山歩きを楽しむ方の多くは文系なのでは無いかと思っています。
いわゆるロマンチストが多いのでは?
自分の周りでは一部理系の方もいらっしゃいますが、金時に1000回登ったとか、ジャンダルムに18回行ったとか、普通の登山者の感覚とは少し違う気がします。
また、体育会系の方には、いわゆる現在の登山よりも、ボルダリングやトレイルランニングなど成績と言うか評価がはっきりする方が好まれるのかとも感じています。
ぽにょさん こんにちは。
確かに山好きな人は、文系の人が多いように感じます。
私は理系ですが、確かにそうかもしれません。
写真を撮ってきたら、地図と定規を用いて山座同定します(徹夜をしても)。
また、・・・百名山というものを目指すのも大好きです。
登山以外の楽しみとしては、ヤマレコの記録を元に、登山道の特徴や人間の身体能力の特徴を調べ出すと、寝食を忘れて没頭します。
体育会系の人は、いわゆる競技登山を好みますね。
いろいろな楽しみ方ができるのが山の魅力です。
インテリ=知的で理性的という反面、頭でっかちで理屈屋という感が無きにしも非ず・・・・
と、そういうのは置いといて、登山という文化は有閑知識階級によって始められたから(黎明期の日本山岳会とかのアレですね)、なんとなく山好きにはインテリが多いとかイメージがあるのかもしれませんね。
今は雑多な人が山に行っているから、山好きにはインテリが多いとは言えないでしょうね。
人気のある一部の山にだけ人が集中したり、インスタ映えとかSNSで自慢するのを目的とするような風潮をみていると、そう思うのです。
guchiさん こんばんは
>登山という文化は有閑知識階級によって始められたから(黎明期の日本山岳会とかのアレですね)、なんとなく山好きにはインテリが多いとかイメージがあるのかもしれませんね。
→ なるほど、そうなんですね。
>今は雑多な人が山に行っているから、山好きにはインテリが多いとは言えないでしょうね。
→ 観光地化した山はそう言えると思いますが、本当の山好きが踏み入れるような山域は、物静かな紳士淑女的な方が多いように感じます。
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