この状況下にあって、各山域の山小屋の営業状況には温度差があるようですね。
南アルプス南部の山小屋はおおむね休業。
南アルプス北部のほとんどの山小屋は、先日発令された山梨県の蔓防のため一時休止を決定しました。
北アルプスや八ヶ岳の山小屋は、一部休業しているところがあるものの、十分なコロナ対策をとって人数制限をして営業をしているようです。
一方、富士山の営業小屋では、コロナ対策の基準を作った上で、去年の休業の分を挽回すべく積極的に集客を試みたようですが、思ったほどお客が集まらなかったようですね。
このご時世なら当然だと思うのですが。
富士山吉田口旅館組合が示した「感染症予防対策の基準」46項目のうち、いくつか腑に落ちない記述がありました。
・荒天時の避難者は客室・就寝スペースに立ち入らせない
→ なぜ悪天時なのか?晴天時はいいのだろうか?
客室以外の狭いスペースに大人数の避難者を押し込む方が感染リスクが高いのでは?
宿泊料金を払えば、そのスペースに入ることができるという意味?
・宿泊者に約2畳分の就寝スペースを確保するか、不可能な場合は90センチ以上のスペースを確保して仕切りを設ける
→ 90cmなら1畳分や布団1枚分より狭いスペースになります。
たとえ、ロールカーテンで仕切ってもマスクをしても感染リスクは不十分であったと考えます。
やはり、2畳分は必要最低限ではないでしょうか。
以上の疑問点も含め、富士山営業小屋の本音がちらちっと覗く基準であると感じました。
これからの富士登山においては、やはり人数制限が必要なのかなぁ?
https://www.asahi.com/articles/ASP6X76F2P6KUZOB00F.html
先月末、北アルプス最北の営業小屋・朝日小屋に泊まりました。2枚の布団に3人の時代だったら30人は詰め込めそうな部屋に8人だけ。夕食は回転なく1回だけ。食堂には十分なアクリル板があり談話室は利用不可。朝食は弁当販売のみ。当然小屋内はマスク着用。対策は徹底してました。それでも、他の小屋で感染者が出たということはじゅうぶんではなかったのでしょうか。あれ以上の対策は厳しそう。なんとか今期これ以上感染者が出ることなく営業を続けられたらと願います。
北アルプスの小屋は、対策が徹底しておりますね。
他の山小屋のHPを見ても、最低限布団は2〜3枚以上の広さを確保し、仕切りはカーテンだと不十分だから板の壁で、完全に遮断している・・・
富士山とは温度差が決定的に違いますね。
ワクチンが行き渡れば、前のように山小屋を気兼ねなく使えるようになるのですかね。
コロナが早く静まりますように。
今年の富士山は、7月に緊急事態宣言でる前に一度登っています。
自分の場合は、独立峰の富士山は基本的には日帰りなので小屋泊は考えたコトはありません。
って言うか、コロナ禍以前の富士山山小屋の状況を見聞きすると、そんな小屋には泊まれないのが正直ですね。
入山の人数規制、必要でしょうね。
どこで規制するのか?五合目登山口へ向かう道路の一般車両通行止め、アクセスのバスの乗客数の規制が一番やり易いか?まあ、自分にはあまり関係ない。
弾丸登山は止めろと言われますが、考えてみたら五合目往復だけなら8時間行程なんですよね。
高山と言うことを差し引いても、十分に日帰り登山のはんちゅうなんですよね。
私は2回ほど泊まったことがありますが、相当な金額を取っておきながら、人間扱いはされませんでした。
暑くて寝室から出てきたら、ここはおまえのいる場所ではないと厳しくしかられました。
小屋に泊まるより、夜通し歩いた方が身体的には相当楽でした。
やっぱり、入山規制は必要ですよね。
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