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まさに「山笑う」季節ですね。
何度も言いますがコロナ禍でいろいろと制約はありますが、個人的にはこのような時でも山に登るのは悪いことではないと思います。でも、世間的には「不要不急の外出」でアウトなんでしょうね。 悲しいかな今の僕は膝の怪我が未だ治らず、山に行きたくても行けないのが実情です。 そんな時は大好きな映画を見て楽しでますよ。
今回紹介する映画は� 屮離泪疋薀鵐鼻廰◆屮▲鵐皀淵ぅ箸量楹个瓠廰�「騙し絵の牙」の3作品です。
「ノマドランド」：企業の破綻とともに、夫も長年住み慣れたネバタ州の住居も失った主人公ファーンはキャンピングカーに亡き夫との思い出を詰め込んで、現代のノマド＝遊牧民としてその日その日を懸命に乗り越えていきます。行く先々で出会うノマド達との心の交流、そして誇りを持った彼女の自由な旅を描いている映画です。
誰もが初めて経験する新しい時代を生き抜く希望を、広大なアメリカ西部の美しくも厳しい自然の中で発見するロードムービーです。主演はオスカー女優のフランシス・マクドーマンド。ベネチア国際映画祭 金獅子賞受賞作で、今年度アカデミー賞最有力作品です。
「アンモナイトの目覚め」：1840年代、イギリス南西部の海沿いの町ライム・レジス。人間嫌いの古生物学者メアリー・アニングは、世間とのつながりを絶ち、ひとりこの町で暮らしています。かつて彼女の発掘した化石が大発見として世間をにぎわせ、大英博物館に展示されましたが、女性で労働者階級であることから学界の門戸は閉ざされ彼女の名は忘れられました。今は土産物用のアンモナイトを発掘し、細々と生計を立てる生活を送っていた彼女は、ひょんなことから裕福な化石収集家の妻シャーロットを数週間預かることになります。美しく可憐で、何もかもが正反対のシャーロットにいら立ち、冷たく突き放すメアリー。しかし、自分とあまりにかけ離れたシャーロットに、メアリーは次第にひかれていきます。実在した女性古生物学者メアリーをケイト・ウィンスレット、シャーロットをシアーシャ・ローナンという当代きっての2人の演技派女優が演じています。監督は初長編作「ゴッズ・オウン・カントリー」で、ひかれあう2人の青年の姿を繊細に描いて注目されたフランシス・リー。
シュールな作品ですがジェンダー差別とか同性愛とか現代にも通じる問題を提起しています。
「騙し絵の牙」：大手出版社「薫風社」の創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発します。専務・東松が進める大改革で、お荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水は、無理難題を押し付けられ廃刊のピンチに立たされます・・・。速水は、新人編集者・高野と共に、イケメン作家、大御所作家、人気モデルを軽妙なトークで口説きながら、ライバル誌、同僚、会社上層部、など次々に現れるクセモノたちとスリリングな攻防を繰り広げていきます。嘘、裏切り、リーク、告発―クセモノたちの陰謀が渦巻く中、速水の生き残りをかけた“大逆転”の秘策とは！？
全員クセモノ！予測不能！崖っぷち出版社で生き残りをかけた逆転連発エンターテインメントです。
主人公の速水役は大泉洋、新人編集者高野は松岡茉優が演じています。
他に佐藤浩市、佐野史郎、國村隼、リリー・フランキーなどベテランが脇を固めています。個人的には謎のファッションモデル城島咲役の池田イライザが良かったと思うのですが・・・。
他にも、役所広司が演じた西川美和監督の「すばらしき世界」、日本アカデミー賞授賞作品草なぎ剛主演の「ミッドナイトスワン」も面白い映画でしたよ。
追記：「ノマドランド」が本日、2021年アカデミー作品賞と監督賞を、また主演のフランシス・マクドーマンドが主演女優賞を受賞しました、Congratulation！
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