恵那山は3度目。最初は広河原から、2回は黒井沢から登っています。
山頂からの展望が開けず、人気のない百名山の代名詞のようになってしまっている恵那山。最短距離と時間で登頂でき、関東からのアクセスの良い広河原から登る方が圧倒的になっています。
ただ逆にコース上の見所が少ないことで、恵那山の印象を悪くしてしまっているように思います。
黒井沢ルートも展望が開けるのは一部分ですが、結構広く開けていて南アルプスが北から南まで全て見ることが出来ますし、樹間から中央アルプスも間近に見えます。
何よりP1990手前あたりから恵那山本体が見えてやる気が出てきます。
岐阜県側から沢を高巻き、沢を詰めて登った平坦地に突然澄んだ野熊ノ池が現れ、その池の水が何故か反対の長野県側に滔々と流れ落ちている不思議を目にしたり、秋は色づいたカラマツ林の中を歩いたり、もっと注目されてもいいのになあ、黒井沢ルート。
静かな山歩きのできる黒井沢ルートがあまり賑やかになるのも困りますが、関西方面から恵那山を目指す方には一度検討されてはいかがでしょうか。
(黒井沢林道の通行止めにはご注意下さい)
写真1 澄んだ水を湛える野熊ノ池。
写真2 この日は稜線に雲がかかってますが、左端の鋸岳から右は光岳の南まで開けてます。
写真3 山頂方向が見えて気分も盛り上がる?
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する