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2020年12月22日 01:14未分類レビュー(書籍)全体に公開

深夜特急。

私は本を読むのが結構好きでジャンル問わず色々読んでいるのですが、今まで読んだ中で一番は?と聞かれると迷わず答えるのが沢木耕太郎さんの「深夜特急」。

テレビで大沢たかおさん主演のドラマ版を見たのが先ですが、そのあと原作を読んでハマり、おそらく今まで10回以上は読み返しています。

こんな旅がしたいなと思いながらずるずると年を重ね、初めてバックパックを背負って旅に出たのが35歳の時。転職の際の有給消化もあって1ヶ月半ほど休みになったので、ベトナムのホーチミンを皮切りにカンボジア、タイ、ラオス、マレーシアを抜けてシンガポールまで、ゲストハウスに泊まりながらバスと鉄道を使って旅をしました。

それまでも一人で香港やヨーロッパなどは行っていましたが、すべてホテルと航空券がセットになっているツアーで、行く都市や宿泊場所が決まっているものでした。これに対してバックパッカーは現地についてからその夜泊まるゲストハウスを探し、次の都市に行くためのバスや寝台列車のチケット取得に奔走しなければなりません。

しかし、その過程で海外のバックパッカーと親しくなったり(といっても英語は話せないので単語のつぎはぎですが)、現地のゲストハウスの人やよく行くレストランの人と仲良くなったり、と一期一会の出会いとトラブルを繰り返す非常に濃厚な毎日で、ツアーやホテルに泊まっての旅では経験できない素晴らしい旅になりました。

これはソロで行く山の旅とも似ています。
重いザックを背負いながらすれ違った人と少し話してみたり、抜きつ抜かれつ同じコースを歩くことになったり、一緒にラッセル祭りに参加したり(笑)。
はたまた、一緒の小屋に泊まったり、別の山で偶然再会したり、予想外のトラブルに巻き込まれたり。
特にそれ以上の関係にはならない一期一会の出会いが非常に心地良いものがあります。

最近、某有名動画サイトでドラマ版を見返して(多分ダメなやつだと思うんですが(笑))、大沢たかおや松嶋菜々子若いな〜とか思いながら行ったことのある海外の風景を懐かしく見ていました。

この頃の大沢たかおさんは20代、そして原作の沢木さんが旅をしたのも20代。
私は若い人には20代のうちに一度はこういう旅に行って欲しいなと思っています。

海外に自分探しに出ても自分は見つかりませんし、自分を変えたくて旅をしても自分が変わることはなく、日本に帰れば煩わしい現実が待っているだけなのですが、それでも行かないよりは行ったほうがいい。
なんというか、こういう経験が意外な場面で自分に力を与えてくれることがあります。

山もそうですね。行かないより行った方がいい(笑)。

まあ例のアレでバックパッカーに出られるまでにはおそらく3年以上かかるような気がしますが、今の間にお金と有給を貯めてぜひ!

またまた長文を失礼いたしました。
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