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四年目になってアゾロのプラグツを訳あって使い始めて感動した。ほとんど踵が浮かない。今までゲンコツ一個分浮いてるのが当たり前だった。足裏感覚もほぼゼロだった(浮いてるから当然!)のが嘘みたいで、その年から本格的に冬季登攀にのめり込んだと思う。赤岩のシングルピッチ(雪べっとりのトビラ等Ⅳ+含む)はほぼ全てリードし、難しいとされる5級のアイスクライミング等もあっさり完登した。
さて最近また踵が浮くようになってきた。先日のカミホロではアプローチでふくらはぎが、パンパンになってしまい、登攀中も心がざわついていた。前爪に乗れば乗るほど浮いて本当に怖いんです。帰宅してから何とかならないものか…と。
まずなぜ浮くのかの考察。外側のプラスチックが硬すぎてあまりフィットしない。逆に中のインナーはふにゃふにゃすぎ、構造的に踵が浮くのは当然であった。 しかしアゾロに出会った時はここまで浮かなかった。 少し観察してなるほど、インナーのマジックテープがダメになっていたのが原因であった。最近取れかけていたが、特に気にしていなかった。ということで裁縫して補修。部屋の中で歩き回って爪先立ちをしてみる。浮かない! こんな些細なことだったのか。 さらに足首にマジックテープを巻くとより安定感が増した。
要は外側のプラスチックは構造的にダメなのでインナーをしっかりフィットさせることこそ大事なのではないか? これは自分のアゾロだけでなくベガにも応用できると思う。マジックテープでなくとも、何か巻き付けられそうなものなら何でもいい。まだ岩場で試していないので、本当に有効か不明。 コフラックは登攀性能が高いらしいのであくまでもベガユーザーの(特に現役の)皆さん向きのお話。 良い靴使ってる人たちに引けを取らずに、冬壁も頑張りたいあなたへ。
写真1枚目:取れそうなベルクロ
2枚目:補修済
3枚目:べアールのロープに付いてくる例のやつ
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