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2019年06月08日 00:22未分類全体に公開

酉谷山避難小屋で小鹿を救出!

2019年6月6〜7日、赤岩の頭〜酉谷山避難小屋(泊)〜赤岩の頭と歩いてきました。

お金は落ちていないかと下を向いて歩いたので、ゲート先のトンネルが立ち入り禁止になっていることに気づかず、秩父林道を歩いてしまいました。(冗談さておき、川浦渓谷から矢岳方面に行くのに秩父林道は通ることができないということになってしまいました。)

小屋には他に宿泊者もなく夜も静かだったのですが、朝、トイレに行くためにドアを開けると、小鹿がネットに角を取られていました。相当もがいていたと見え土が大きく露呈していますが、夜中、音は聞こえませんでした。この鹿は凶暴な人間を見て大暴れし出します。

このままでは困るだろう、しかし、助けようにも暴れて角で腹でも刺され大けがでもしたらいけないなと、小屋にある鎌と工事用の鉄製ポールを防御用具に仕立て鹿に向かうと、鹿はもんどりをうって暴れたことで網が外れました。鹿はお礼も言わずに脱兎のごとく谷に下りて行きました。しばらくは心臓の鼓動が収まらなかったのですが、相当覚悟して対処したことが分かります。

私の前にこの小屋に泊まった人は、水場のグレーチングを外したままにしていたので、鹿は水でも飲みに来たのでしょう。そういえば、以前、水場のステン缶に鹿の糞が入っていたことがありました。

ついでにトイレのことですが、ブラシに「うんこ」をたっぷりつけたまま掛けてありました。到着したとき、トイレがいつもより強烈な臭いがしていたのですが、理由の一つが分かってすっきりしました。

あれこれ勉強になった2日間でした。
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この日記へのコメント

登録日: 2013/10/14
投稿数: 18
2019/6/8 8:42
 Re: 酉谷山避難小屋で小鹿を救出!
chiroroさん初めまして

私も雲取から酉谷小屋へ向かう途中、鹿がネットに刺さっているているのに遭遇しました。
ネットに首を突っ込み、まるで魚の刺し網状態でした。一旦は通り過ぎたものの衰弱して
死んでゆくことを考えると忍びなく、引き返してネットを一目分切って逃がしました。
幸い雌でしたので危険性は小さかったのですが、緊張しました。

害獣なのでかなり迷いましたが、周りに人がいないのを確認して実行しました。未だに
良否の結論は出ていません。

翌年、太陽寺への山道で初めて、幸運のシンボルと云う鹿角を拾いました。逃がしたのは
雌なのでお礼ではないと思いますが・・・。その後、特段良いことはありませんでした。

酉谷小屋はしばらくご無沙汰してます。日記を拝見して、また、行きたくなりました。
梅雨が明けたら行ってみます。
登録日: 2012/1/20
投稿数: 123
2019/6/8 17:33
 RE: 酉谷山避難小屋で小鹿を救出!
ryura33さん、初めまして。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

人であろうが動物であろうが温かい血の通った生き物が生死の境をさまよっているときに、「君はアウトローだから。」「あれは害獣だから。」と言って見捨てることは、普通の人ならできないだろうなと思います。

ただ、鹿を助けるために自分が傷ついたり致命傷を負うことも嫌ですが、できることをして助けてやりたいというのは、人間だからなのでしょうね。

容疑者でも受刑者でも健康を害すれば、できる限りの医療措置を受ける権利があるように、害獣であっても今回のような場合はいったんリリースしてあげて、獣害駆除というのなら別のシーンで駆除するのがいいのかなと思います。鹿を害獣にした責任の一端はオオカミを絶滅させた人間にもありますね。

そんなわけで、ryura33さんが長沢背陵で執った行動は、人間味あふれる行動だったと思います。

ところでご存知のように、酉谷山避難小屋は本当に小さな小屋なのにツアーが企画されたり、山の会などが集団で使うというような好ましくないこともたまにありますが、逆手を取って梅雨の最中にずぶぬれになっていくというのもおしゃれですね。きっと、素敵な小屋ライフを楽しむことができると思います。


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