小屋について身支度を解いたら「酉谷山避難小屋ノート」を開くことを通例にしています。
小屋ノートの最終記載日付は2020/02/01です。その方は「砂が混じている水を飲んでいるの?」と書いています。(※この方は、しっかりと水を担ぎ上げてきている方です。2020/02/17補記)
小屋の水に砂が混じっていることが、日常お世話になっている水道の水の基準に合致するのかしないのか調べてみると。「水道法で定められている水質基準等の水質検査」の項目には、そのような項目が見当たりませんでした。
酉谷山避難小屋の水は、水源となる岩盤から流れ出た水が、斜面を伝わって流れ出てくるのですが、昨年10月の台風で水の流れが露出してしまったので、砂や泥を拾ってくることになってしまっています。
昨年末(の極寒の日に)、コンクリート枡の受け口と、流れが露出した部分を小石や土砂で覆いましたので、引き続き微細な砂などが混じることはあるものと思います。(ここの水場は、以前から微細な物質が流れ出てはいました。)
気になるようでしたら、日本手拭いなどを使ってろ過することでよいのですが、ステン缶に水を満たしたら、水場から離した上でしばらく静水させれば砂などは下に沈みますので、そのような工夫でも十二分にきれいな水を得ることができますので、参考になさってください。
今回の宿泊の際、酉谷山避難小屋の水を4リットル持ち帰りました。この水でコーヒーをドリップすると、格別においしいコーヒーをいただくことができます。(2番目の画像はコーヒーをドリップ中のもの)
キャンプ場で最も多いクレームは、「虫がいる」だそうです。
Kijo-Ashさん
コメントをお寄せいただきありがとうございます。
下界の感覚のままだと山の水場から流れる水も水道水のように(自然由来の)不純物が入っていないと思いがちになるのかもしれませんね。
その方の「酉谷山避難小屋ノート日記」への記載に「水を4リットル担ぎ上げた」旨書かれていたのを思い出しました。雲取山方向へ進む方だったようです。
北アルプスを朝日岳から白馬岳に向かう途中で暴風雨に遭い、雪倉岳避難小屋に避難した際、翌日のために水を節約しようと登山道を流れる水を飲んだことがあります。
その結果、見事にお腹を壊し激しい下痢に見舞われたことを思い出しました。数年後、同じく天候の悪化で先に進めず雪倉岳避難小屋で停滞した際、小屋に置かれたポリタンクの水を飲んで下痢をすることになった人がおりました。
酉谷山避難小屋の水には、ごくまれに小砂やときにミミズが混じってくることもありますが、お腹を壊すこともなく、おいしさは不変ですので、安心していいものと思います。
ro-shonenさん、脈絡のない書き込みを申し訳ありません。ro-shonenさんの日記を読んだ覚えは確かにあります。他の日記も読んだので操作ミスでピント外れの書き込みなってしまいました。今後はも日記には注目していきたいと思います。大変申し訳ありません。これに懲りず、今後もよろしくお願いします。
Kijo-Ashさん,再度のメッセージをありがとうございました。
今の日本は猫も杓子もクレームでもなんでも自由、やり放題の社会ですから、Kijo-Ashさんがおっしゃる通りに、キャンプ場で虫がいたとクレームをつける輩がいるだろうなというような感じで受け取っていましたので、的外れではないお話と受け取っておりました。
日記に書きました「砂交じりの水」については、この方は4リットルもの水を担ぎ上げており、砂交じりの水やその他の濁りなどにこだわる人は、水場を当てにしなければいいという解釈で受け取っていました。
酉谷山避難小屋では、水場が涸れているときのことを考えて、ペットボトルの水をわざわざ持ち上げて寄進なさる方がいらっしゃいますが、そのような事情を知りながら、置かれた水を我が物のように当たり前に遠慮会釈なしに使ったという人もいたと、目撃談が寄せられています。
自分が必要とする水を運べないというのなら、もう山登りも引退、あるいは営業小屋に泊まればいいだけの話ですが、それが嫌なら砂交じりの水で結構、ミミズがでてきてもこれは漢方の水とでも思って使えばいいということでしょうね。
これからもよろしくお願いします。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する