〔雑木林〕の美しさは、文芸のなかでは、徳富芦(蘆)花(健次郎)『みみずのたわごと』や、国木田独歩『武蔵野』で初めて語られるようになった。とか。
雑木林は放っておくとアラカシ・シラカシ等の照葉樹林になっていくとか。
縄文時代は照葉樹林の森に住んだとか。
落葉広葉樹林は人工的に足踏みさせている姿ともいえる。とか。
〔花の色〕春先は白や黄色が多く、夏は赤や紫が増えてくる。
ミツバチの研究で赤を感じないことが知られ、シロチョウ類は黄色が好き。長いクチバシを持つ大型のチョウが現れるころには赤い花が咲く。
等、昆虫との関わりについても書かれています。
勉強になる本でした。
『雑木林の四季』
著者 足田輝一
1978年4月8日初版第1刷
平凡社 カラー新書セレクション
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する