傾斜が急になってきた。
雪はそこそこあるけれど深く沈むようなこともない軽いラッセル。
後ろにはいつものパートナー。なんかぶつぶつ言ってる。どうした?
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一時期、冬の八ヶ岳によく通っていました。
赤岳周辺のバリエーションルートはその頃の自分たちには目標であり、いいトレーニングの場でありました。
その頃よく一緒に行っていたパートナーは自分より山歴も体力もある強いやつでしたが、自分とは体重差が14〜15キロ程度あって重く、雪の上を歩く時に違いが出ました。
さらさらの新雪ならあまり違いは無いですが、ある程度締まっていたり、表層だけが固まっているところはちょっと厄介。軽い方が雪を踏んで跡をつけても、そこに重い方が乗るとさらに沈んでしまう、ことがある(毎回じゃない分ショックがでかい)、のです。
八ヶ岳は気温はかなり下がりますが、積雪は谷川などに比べれば少なく、赤岳の西面は人も多く入っているので、それほどきついラッセルになった記憶はありませんが、バリエーションのアプローチは斜度も増してくるので圧倒的に軽い方が有利。多少のラッセルで前を歩いても、後ろのパートナーより楽に歩けていたようです。
でもそんなことは言われるまでわかりません。
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振り向けば大変そうなパートナー。
「●●さん(自分の名前)のラッセルは全然ラッセルになってない!」と文句を言ってくる。
自分がつけた足跡が落とし穴のように沈むので歩きにくいらしい。ちょっと笑ってしまった。
「じゃあ前行く?」。
やつの後ろを歩くのはめちゃくちゃ楽だったな。



私は男としては体重が軽いこともあり、他人のトレースが踏み抜いている場所でも踏み抜かないことが多いです。ただ、楽に歩くため気温が低くて雪が締まった時間帯にできるだ距離を稼ぐために真っ暗な中を出発してますが。
私の場合はホームグランドのような場所はなく、時期と事前の天候を考慮して広範囲の中で行先やルートを決めて、できるだけ雪が締まった状態が期待できる場所を選択しています。4月くらいになればアルプスのような標高が思い切り高いところ以外はどこに行っても雪が締まって楽に歩けるようになりますが、それ以前は事前に雪の状態を予想するのは困難で、出発間際まで装備選択にはいつも悩まされます。
単独行なのでラッセルがきつすぎると途中撤退となってしまいます
コメントありがとうございます。
体重軽いと思い人よりは歩くの楽ですよね。
ただ、重い荷物はなかなか辛いので山ヤとしては一長一短かもしれません。
自分はもう雪山に行かなくなってしまいましたが、単独で山に入る前の葛藤はありましたね。
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