はじめは私もパソコンの方に集中していたこともあり、2人の男性の会話の声の大きさは気にならない程度。何となぁく、誰かは分からない人の名前や、聞いたことのある地名が耳にちょこちょこ入ってくるレベルでした。ただ、会話も弾んできたようで、2人の声も次第に大きくなってきた。
そんなもんだよね、と思いながら、コーヒーを口にしようとしたら、男性のひとりと目が合い、そして、その男性が笑顔で、
「大きな声でゴメンね。これからナイショの話をするから、小声で話すね」。
ナイショの話は聞いちゃいけないし、聞こえても聞こえないふりをしなくちゃいけない。でも、聞きたくなっちゃう。でも聞いちゃいけない・・・そして、何より、2人の声の大きさはナイショ話宣言後も変わらない。
そんな仕打ちに、隣席がもだえているとは知らないだろうおじい様たちのナイショ話はしばらく続き、私のパソコン仕事への集中力は、見事に完全にそがれてしまったのでした。
コーヒーの味、もちろん覚えておりません。
写真はオトギリソウ。花言葉は「秘密」。
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