さすが富士山。そこに生息する植物の情報がネットで沢山ヒットします。
富士山山麓の記事を読んでいるとふいに、あの紅いとんがり頭の写真が目につきました。
あいつじゃないか、やっぱきのこなのか?と記事を読んでみると、、
ミヤマツチトリモチ。漢字で書くと深山土鳥黐。
なんとれっきとした植物。カエデ科などの根に寄生して生長するのだそうです。自分の根茎の中に宿主の根を取り込み生長し球状に肥大するのだそうです。地面からひょっこり出ているところが「花」なのだそう。雌雄異株だけど、雌株しか見つかっていない。関東のギンブナみたい。
花茎の鱗みたいなのが、鱗片葉と呼ばれる葉の部分だとか。見ればみるほど不思議な植物。
卵みたいな、マッチのような、蝋燭の火のような、きのこのような、、、
ちなみに名前のトリモチは、根塊の部分を叩きつぶして鳥もちを作ったことから名づけられたのだそう。
特定の植物を探そうとするとほぼ、見つけられないですが、思ってもみない出会いもありますね。
植物だけでなく、虫や鳥や動物やきのこや菌やいろんな生きものが何やら生きている姿を観察するのが楽しくなってきた今日このごろです。
写真左:先週のミヤマツチトリモチ
写真中:今日のミヤマツチトリモチ
1番左の株の地中から出てる生姜みたい
な所が根塊
写真右:今日の噴火したみたいな雲の富士山
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