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日記
岩渕山(733m)は、天上山の前衛峰であり、石ヶ谷峡からの登山道は岩登りの難ルートである。南面の湯の山温泉がある湯の山渓谷は、奇岩の絶壁の景勝で知られ、古くは広島藩のお抱え絵師であった岡岷山(おか びんざん)の「都志見往来日記・同諸勝図」にも書かれており、現在は動植物相も含め県自然環境保全地域に指定されている。岩渕山の谷はいずれも流程が短く水量も少ない小渓流であるが、花崗岩のスラブの壁や滝が発達している。水内川にそそぐ最も東寄りの夜無谷は「たらたらの滝」の大滝で知られており、中の滝までは登山道があるが、それより上部の遡行記録は未見である。湯の山温泉からすぐの空谷川には中流部にスラブ滝の核心部がある。左岸には砥石ヶ嶽などの絶壁があるのだが、谷の中からは少ししか望めない。詰めの懸崖を登って岩渕山の東尾根に出るが、上部は急斜面のクヌギ・カシ林の下の笹藪漕ぎとなる。岩渕谷は左岸に感応山や臼ヶ重などの絶壁があり、岩渕山へ突き上げる主渓流だが、藪と苔むした巨岩のゴーロの続く谷で、遡行価値はないようだ*。湯来大橋近くの五郎谷は、水量は少ないが側壁の立った花崗岩の手強いゴルジュの中に滝が続き、大岩の間を詰めると781.3m三角点(永尾山)上部の登山道に出る。
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広島市西部の谷(岩渕山山域)
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