「ガスやガソリン系以外はない。」と思い込んでいた初期、UL系で「アルコール系」を揃え、最終的には、ここ4年ほどは「固形系(エスビット等)」が続き、自分でも「まあ、しばらくすればガス系に戻るだろう。」と思っていましたが、ずっと続いています。
次期の「ストーブ選定」に入りましたが、「ウッド系(小枝、松ぼっくりを燃やす)に挑戦したい。」という思いがずっとありました。「使いこなしてる!」感に憧れていました。
でも「燃料に適した小枝なんてどこでもある訳じゃない。」「雨が降った時、どうする?」と、確かに条件に大きく影響されるストーブです。
「マタギは、もっと過酷な条件でも火を操り、たき火で暖をとり、飯を食った。」を理想とすれば、できそうな気もするが・・・。
とうとう見つけました!「Solo Stove」アマゾンで 8640円、「少しの枝であっという間に2次燃焼を始める。」らしい。でも、そんなモノに約9000円近くも投資する気にはなりませんが、同じ性能でレビューも高い評価のパチモンが出回っていたので、そちらを購入。
これが、なかなかの商品で、薪ストーブのような味わいと高出力。
火が最高出力の時にお湯を沸かし、火が落ち着いてきたらロッジのコンボクッカー10 1/4インチを上に載せて煮て焼いて(これが、また最高!)、最後はオキになるので、ゆっくり火を眺めながら酒を飲み、厚く切ったベーコンを炙ったり(この炙りがまたうまい!)、モチを焼いたりと酒のツマミを作りながら、の何でもアリで楽しめる、結構、優れものです。
「これを、南外輪山、坊がツルでどう使おうか?」なんて思っていましたが、「雨の時のために乾いた小枝も持って行こうか?」と対策は考えていたのですが、その件に関しても問題解決。燃料用アルコールを少しかけると、木が多少濡れていてもすごい火力となりました。まあ、コッヘルが煤だらけになるのですが、それ以外は大合格です。
燃焼中でも下部は熱くならないので素手で触ることが可能で、場所の移動も簡単です。これが意外と重要な要素です。この手のストーブは、一度火をつけてしまうと全体が非常に熱くなって消火するまで「移動困難」となることが多いからです。
2次燃焼する美しい炎は美しく、高出力、最高ですよ
※2次燃焼の仕組みは、画像2の図をご覧ください。
追伸
燃料確保が難しい場所では、トランギア・アルコールバーナーを代役にするのが最適です。火からゴトクまでの距離が最適、チムニー効果で火力が「超高性能」になります。危険なほど高性能で風の影響も受けないので、トランギアの「ストームクッカー」よりコスパがいいかもしれません。小枝が確保できないルートではトランギアとセットで対応できます。
コミュニィティの「ライトウエイト 軽量化への道」「調理器具の軽量化」の「9番」にも、この日記とリンクしてUPしています。
http://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=624
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