俳句 挨拶と忌日

俳句
元々俳諧であり発句（揚げ句）から始まる連句というルールは、昨日の日記にうｐった。
仲間と関ることが俳句ならば
俳人たるもの、俳句を介しての挨拶は当然のこと。絵描きならば葉書、チャリ乗りならば近況の報告などであります

俳句は挨拶
　※淡島マリンパーク公式キャラ淡島うみねちゃんへ
　うみうしのうみね海の子ひなあられ　　ほの香
　西伊豆を満タンに詰め水鉄砲　　ほの香
　※松崎シルクと富岡流六人娘
　みちへ　みちがえるこの糸引きぞ富岡流　　ほの香
　とよ子　新繭と喜ぶ君の赤たすき　　ほの香
　りく　颯爽とありく富岡ソーダ水　　ほの香
　勢子　金賞の勢いままの繭さばき　　　ほの香
　りき子　伝習のあたりきしやりき氷水　　ほの香
　きち　帰郷駅ちよつぴり不安夏祭　　ほの香
　あどけなき花の松崎シルクみな　　ほの香

　行く年やつるし雛提げ伊豆の人　　ほの香

プレバトで紹介しきれていないのが忌日句だ
忌日をも詠む
逢ったことのない人たちへ
　頂きに鉛筆忘れ漱石忌　　ほの香
　月は星幾つ吐き出し去来の忌　　ほの香
　吊り皮に掴まる手と手終戦忌　　ほの香
　横浜の広き国道震災忌　　ほの香
　我もまた貨客の一人青桃忌　　ほの香
　松井市長の鋭声一閃原爆忌　　ほの香
逢ったことがある人もいたり（ｗ；
　魂来るや茄子には茄子の祖母の顔　　ほの香
　しんがりは孫かひ孫の門火かな　　ほの香

自身の発句ばかりを例に挙げてしまったが、意外に家族への挨拶句がないことに気が付く。
※ネット社会の危険により

　父が附けし吾名立子や月を仰ぐ　　星野立子

ある意味羨ましい気がする