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「絶対原作方がいい!」ってあるあるかと思います。
私も好きな小説の映像化はがっかりすることが多いので
あまり観ないのですが、
この意見は原作を先に読んでしまうことでどうしても
原作の思い入れを越えられないことが原因のような気もします。
先に映像化作品を見て良かったりしたら
後で原作を読んで逆に「映画の方がいい!」もあるかもですね。
私は本好きなのでそのパターン知らないだけで。
で、今まで原作を先に読んでいたのに
映画の方が良かったパターンの三作品がありましたという話です。
・「ショーシャンクの空に」
超メジャー名作なのでご存じの方も多いと思います。
原作はスティーヴンキングの「刑務所のリタ・ヘイワース」で
この小説もかなりいい味なのですが
映画の主人公達の人間味が圧倒的でしたね。
・「嗤う伊右衛門」
原作は京極夏彦作の、かなり入り込んでしまう名作ですが、
映画での唐沢寿明と椎名桔平の陰鬱な存在感のある演技に
ただただ感動でした。
特に悪役でしたが椎名桔平かっこよすぎでしたね。
・「ひとでなしの恋」
江戸川乱歩特有の倒錯ものですが、原作が短編に対して
映画で倒錯の世界感を広げるという珍しいパターンで
羽田美智子名演でした。
自分が好きな原作を超えるられるっていうのは
レアケースですが、有ったときには結構感動なのです。
最近本をあまり読めてないのでもっと読まねばと思いました。
皆さんにも原作を超えた映画ってありますでしょうか?
ショーシャンクは原作は読んでないですが映画が素晴らしいのでそれで満足してしまってます
個人的に原作以上と思うのは
野村芳太郎監督の砂の器
これの原作はなんじゃこれは?って内容でした
あと、市川崑監督の金田一シリーズ
犬神家の一族、悪魔の手鞠歌、獄門島、女王蜂でしょうか?
これらは原作から内容が変更されている点が多くてそこはどうかと思いますが
あの、ドロドロとした世界観が素晴らしいです
コメント有難うございます。
確かに「砂の器」冒頭の東北弁に
翻弄されたりの部分はよかったのですが
最終的に私もなんじゃこれは?と思いました。
なので原作のみ読んで映画観てないのです。
映画先に観ておけば良かったですね。
「獄門島」は原作横溝ワールド満開でした。
市川崑監督の金田一シリーズは観たことがないので
これから観てみようと思います。
情報有難うございます〜
私も松本清張原作、向田邦子脚本のドラマ【駅路】はドラマの方が良かったと思います。清張作品は【砂の器】を除き、ほとんどが原作の方が秀逸と思いますが、駅路はかなりの短編ですが、佐藤春夫の「よきひとよ』の詩を絡めた脚本にはやられてしまいました。さすが!向田邦子😊
コメント&情報有難うございます。
原作が短い方が監督や脚本家の手腕で
また違った名作になりやすいのかもしれませんね。
映画「たそがれ清兵衛」も名作ですが
山田洋次監督が藤沢周平の短編複数をうまくまとめてますし。
(原作の清兵衛は病弱の奥さんを介護している愛妻家です)
それにしても他の方のコメントでもありましたが
「砂の器」原作がっかり感が浮き彫りになってしまいましたね(笑)
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