花の色の不思議

今，BAABAが管理している裏庭で，クロタネソウ（ニゲラ）が満開になっています。クロタネソウ（とクリスマスローズ）は，BAABAにとって卒業研究で遺伝情報を解析した，思い出多い花のようです。今は裏庭でたくさん咲いていますが，昨年 私の表庭（山野草園）で数個体を咲かせて採種した種を蒔いたのが出発点です。山野草園に園芸種は似合わないという理由で，裏庭に播種しました。

ちなみに，昨年咲いた花は，すべて濃いブルーでした。当然今年もブルーの花が咲くだろうと思っていたのですが，咲き始めてビックリ仰天。すべて純白だったのです。蕾の時点ではブルーも見えていたのに，なんとも不思議😲

ここでBAABAはある実験❓を開始しました。白い花ばかり咲かせる株の根元に苦土石灰を撒き始めたのです。思い起こせば，BAABAには昨年 純白の花を咲かせたイブキジャコウソウに苦土石灰を撒き，すべてノーマルなピンクの花に変えてしまったという前科があります😖それに味を占めたのでしょうか❓

実験❓開始から2日ほどで，白かった花の花弁？萼片？の外側から少しずつ青く色がつきはじめ，4日目には多くの花が完全にブルーに変わってしまいました😁 「二度あることは三度ある」とは言いますが，今回は二度目。「夢よ再び」といったところでしょうか❓
アジサイの花の色は土壌によって変わるとはよく聞きますが，イブキジャコウソウやクロタネソウでも同じことが言えそうで，目からウロコです😁

コメント

minislope

だるまがえるさん、こんにちは。

土壌のPH値で花の色が変わるのはアジサイだけではなく山野草や高山植物でもありうるというのを私も最近知りました。高山植物のミネズオウ…私が見る本州のものは白ですが、ネットで北海道のものを見ると明らかにピンクです。別品種と思っていたのですが土壌のPH値で花色が変わると知ってとても驚きました。

だるまがえる

minislopeさん、おはようございます☀

ご教示ありがとうございました。土壌のPHで花の色が変わる例が他にもあるとは驚きました。そういえば、何年か前に購入したミスミソウの花も、最初のうちは薄いピンクだったのに、ある年から急に白になったことを思い出しました。
「シロバナ○○」と売られている山野草は、必ずしも品種改良されたものとは限らないわけですね。
とても勉強になりました。ありがとうございました。