また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

HOME > oshuchanさんのHP > 日記
2020年08月30日 22:13雑談全体に公開

三才山トンネルの橋の名前

 上田市と松本市を結ぶ三才山トンネル有料道路が9月1日に無料開放されると言うので、最後の姿を見に料金所まで行って来ました。
 私も通勤や通学で毎日三才山トンネルを通っていた時期があったので、消費税を除けば開通当時から変わらない1回500円の通行料金は結構な負担で、2〜3割引の100回券を使っていたものの、合計すれば50万円以上は払って貢献してきたんじゃないかと思います。実家が三才山トンネルに近い所にあるので、昭和51年の開通の日の朝に親と一緒に料金所まで行った事も覚えていますが、本当に待ちに待った無料化という感じです。

 ところで、これは父から聞いた話ですが、三才山トンネルがまだ建設中の頃、工事関係者の方が私の家を尋ねて来られました。トンネルを作るにあたり、その前後にかかる橋のひとつひとつにも名前を付けていて、大概は橋の下を流れる川や沢の名前を橋の名前にしていましたが、どうしても名前のわからない沢が2つあったそうです。そのうちの一つが当時実家があった場所(今は違う場所に引っ越してます)の前を流れていたので、うちに名前を教えてもらいに来たらしいです。
 その時応対した祖母が「私たちは前の沢、前の沢って呼んでます」と答え、ついでにもう一つの沢も「奥の沢って言ってますがね〜」と答えたことから、料金所の2個手前の橋が「前の沢橋」、料金所と孫六トンネルの間の橋が「奥の沢橋」と名付けられました。でも実は祖母にしてみたら、うちの前にある沢だから「前の沢」、うちより山の奥にあるから「奥の沢」と答えただけの事で、本当の名前が何なのか、そもそも名前のある沢なのかもわからなかったようです。きっと聞きに来た人たちもおかしいと思ったはずですが、祖母が言った沢の呼び名がそのまま橋の名前になってしまいました。
 話を初めて聞いた時はウソでしょと思いましたが、既に祖母も父も他界してしまったので話の真偽はもう確かめようがないですし、きっと日本中探せば、こんな話はいくらでもあると思いますが、それでも国道の橋の名前が自分の家に関係しているんだと思うと「本当は『俺んちの前の沢橋』だよ」と誰かに教えたくなってちょっぴりうれしい気分です。
 三才山を越える時には、たまに思い出す話です。

写真1 三才山トンネル有料道路の料金所
写真2 前の沢橋
写真3 奥の沢橋
お気に入り登録-
拍手した人-
訪問者数:317人

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この日記へのコメント

登録日: 2020/5/13
投稿数: 3
2020/9/5 9:58
 RE: 三才山トンネルの橋の名前
こんにちは。とてもおもしろい話ですね。
私も地元ですので、松本方面へ行くときにはよく通ります。今度気にして見てみます。
無料化は嬉しいですが、交通量も増えるんでしょうねぇ。
余談ですが、料金所の脇に今は通行止めとなっている林道は、まだ三才山トンネルが無い頃、小学校の遠足で大型バスでその林道を通って美ヶ原まで行った覚えがあります。今思うと何事も無くて良かったなぁと思います・・。
余談失礼しました。
登録日: 2013/11/7
投稿数: 42
2020/9/5 21:07
 RE: 三才山トンネルの橋の名前
 こんばんは。私のおかしな日記にコメントいただきありがとうございました。
 子供の頃、通行止めの林道(南角林道)には、夏だけですが路線バスも通っていて、私もこの道で何度も美ヶ原に行った思い出があります。またこの林道が通れるようになれば山歩きの選択肢も広がるので、何とかなって欲しいなあと思っています。


ページの先頭へ