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2019年10月15日 17:59山道具全体に公開

軽量化 ミニマリストに学ぶ

白山の南竜のテン場が閉鎖になってしまった。

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/tozaninf/attention.html

白山のキャンプ場だけではなく、剣沢キャンプ場にも、洗い場で残飯を流すバカがいる。結局、山にムダなものを持ち込むと、最後はこういうことになる。

そもそも、自然を楽しむのと、道具を使うのは、まったく別の趣味。テントや、ロープなどは、自然を楽しむのに必須ではない。テントを持ち込んで、下界のキャンプ場と勘違いした輩がいるから、こんなことが起こる。

ロープ、ハーネスなどの登攀具は、西洋アルピニズムの産物。行く付く先は、ヒマラヤなどに残る大量の廃棄物という結果が出ている。

「自然の楽しみ方いろいろ」とは言うが、そもそも自然と関係のない物を持ち込みすぎるのは、本末転倒。

それで、いろいろな物を持ち込むと、「得をする人」がいて、そういう人たちに振り回されるわけで。それを意識していない人は、大変、残念な人なんだと思う。

全ての登山者は、「エマおばあちゃん」に学ぶべきだと思う。

「過剰な装備は必ずしもハイキング&キャンピングの楽しみや安全の本質ではない。」

https://hikersdepot.jp/hikersnotes/773.html/

まあ、そうは言っても、道具は必要な物でもある。自分も、登山を始めた当初から、ゴアのレインウェア、ツェルト、ダブルストック、ヘッドランプなどは、所持していた。

クライミングや沢登りでは、ロープやハーネスは必要だし、スノーシューも好きなのだ。(日帰りの沢登り、スノーシューで、10kgオーバーは何とかしたい(;・∀・))

ただ、今年、唐松岳〜北葛岳まで縦走して、険しいコースを15kg以上のテン泊装備を背負っている登山者がいる一方で、30L程度のザックで、テン泊装備をしている登山者もいるという現実を見て、自分も軽量化を考えてみた。一般登山道とは言え、あれだけのコースで重い荷物を背負って、移動するのは危険だと思うのだ。(自分は、小屋泊で10kg程度。)

また、先日は、初の沢テン泊を体験。沢装備を含めて、14.4kgなら上等だとは思うのだが、痩せ型なので肩が痛くなって、ちとつらい。

今回は、BC泊だったので、遡行中は10kg程度だったと思うが、まともに14kgを背負って、沢を遡行するのは気が引ける。

さて、では、いわゆる「ミニマリスト」は、どんな道具を使っているのか、イマイチ、一般登山者にはなじみがないと思う。

下記3つのサイトは、割りと分かりやすい。

●GRiPS -グリップス

https://grips-outdoor.jp/

●FREELIGHT

http://freelight.shop-pro.jp/

●山と道

https://www.yamatomichi.com/

 実際の山行では、どのような装備なのか、下記ブログが参考になると思う。

●目指せ7kg!最強の“ULテント泊装備”で快適登山を追及せよ!

https://yamahack.com/2249


 ただ、重さがウルトラライトなのに、値段がヘビーなのは、自分としては、バカバカしい。

 例えば、自分は、ザックは、オスプレイのホーネット46(廃版)を愛用していた。そこそこの軽さ、快適さがあれば、それでいいと割切ることも必要だと思う。
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