白山の南竜のテン場が閉鎖になってしまった。
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/tozaninf/attention.html
白山のキャンプ場だけではなく、剣沢キャンプ場にも、洗い場で残飯を流すバカがいる。結局、山にムダなものを持ち込むと、最後はこういうことになる。
そもそも、自然を楽しむのと、道具を使うのは、まったく別の趣味。テントや、ロープなどは、自然を楽しむのに必須ではない。テントを持ち込んで、下界のキャンプ場と勘違いした輩がいるから、こんなことが起こる。
ロープ、ハーネスなどの登攀具は、西洋アルピニズムの産物。行く付く先は、ヒマラヤなどに残る大量の廃棄物という結果が出ている。
「自然の楽しみ方いろいろ」とは言うが、そもそも自然と関係のない物を持ち込みすぎるのは、本末転倒。
それで、いろいろな物を持ち込むと、「得をする人」がいて、そういう人たちに振り回されるわけで。それを意識していない人は、大変、残念な人なんだと思う。
全ての登山者は、「エマおばあちゃん」に学ぶべきだと思う。
「過剰な装備は必ずしもハイキング&キャンピングの楽しみや安全の本質ではない。」
https://hikersdepot.jp/hikersnotes/773.html/
まあ、そうは言っても、道具は必要な物でもある。自分も、登山を始めた当初から、ゴアのレインウェア、ツェルト、ダブルストック、ヘッドランプなどは、所持していた。
クライミングや沢登りでは、ロープやハーネスは必要だし、スノーシューも好きなのだ。(日帰りの沢登り、スノーシューで、10kgオーバーは何とかしたい(;・∀・))
ただ、今年、唐松岳〜北葛岳まで縦走して、険しいコースを15kg以上のテン泊装備を背負っている登山者がいる一方で、30L程度のザックで、テン泊装備をしている登山者もいるという現実を見て、自分も軽量化を考えてみた。一般登山道とは言え、あれだけのコースで重い荷物を背負って、移動するのは危険だと思うのだ。(自分は、小屋泊で10kg程度。)
また、先日は、初の沢テン泊を体験。沢装備を含めて、14.4kgなら上等だとは思うのだが、痩せ型なので肩が痛くなって、ちとつらい。
今回は、BC泊だったので、遡行中は10kg程度だったと思うが、まともに14kgを背負って、沢を遡行するのは気が引ける。
さて、では、いわゆる「ミニマリスト」は、どんな道具を使っているのか、イマイチ、一般登山者にはなじみがないと思う。
下記3つのサイトは、割りと分かりやすい。
●GRiPS -グリップス
https://grips-outdoor.jp/
●FREELIGHT
http://freelight.shop-pro.jp/
●山と道
https://www.yamatomichi.com/
実際の山行では、どのような装備なのか、下記ブログが参考になると思う。
●目指せ7kg!最強の“ULテント泊装備”で快適登山を追及せよ!
https://yamahack.com/2249
ただ、重さがウルトラライトなのに、値段がヘビーなのは、自分としては、バカバカしい。
例えば、自分は、ザックは、オスプレイのホーネット46(廃版)を愛用していた。そこそこの軽さ、快適さがあれば、それでいいと割切ることも必要だと思う。