最初に聴いたクイーンのアルバムは、1982年の「ホット・スペース」。失敗作とされていますが、昔のヒット曲とはちょっと違うなと思いながら、リアルタイムで聴いて結構好きなアルバムでした。次は、1984年の「ザ・ワークス」。シングルカットされたレディー・ガガの芸名の由来になったという「RADIO GA GA」はシンセ・ポップすぎて、これはクイーンじゃないと思い、それからあまり聴かなくなりました。でも、初期のアルバムはそのうち聴こう思いながら、そのままズルズルときてしまい、結局CDは1枚も持っていません。
でも、あの1985年のライブ・エイドでのパフォーマンスは圧倒されました。イギリスとアメリカで何十組ものアーティストが演奏しましたが、クイーンがベストでした。演奏もフレディのボーカルも素晴らしいし、何より、ウェンブリー・スタジアムの約7万人の観客全員が、「RADIO GA GA」でミュージック・ビデオと同じように両手を突き上げての手拍子は圧巻でした。いろんなミュージシャンのファンがいたはずなのに、クイーンのソロコンサートのような盛り上がりは、観ていて鳥肌が立ちました。
先日、『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。ボーカリストのフレディ・マーキュリーを中心とした伝記映画です。ストーリーは、バンド結成時の1970年代はじめから1985年のライブ・エイドまで。イギリスやアメリカより日本で最初に人気が出た、というところは描かれていませんが、”ウィ・ウィル・ロック・ユー”や、”伝説のチャンピオン”などのヒット曲が、大画面のスクリーンで、大音量で流れるだけでゾクゾクします。145分の大作ですが、短く感じました。まだ他にも重要なシーンがあるだろう、もっと見せてくれと……。
それにしても、クイーンの4人を演じた俳優さんたちは、とても似ていました。ほとんどそっくりさんの人達をよく集めたなあと思いましたが、ただ、フレディ役のラミ・マレックは、最初はプリンスにしか見えませんでした。途中で一瞬ミック・ジャガーになり、またプリンスに戻って、口髭を生やしたシーンからやっとフレディに見えました(笑)。
最後のライブ・エイドのシーンは、1985年のライブ・エイドの本物の映像をそのまま使っていると、勝手に思っていました。いくら俳優でも、ライブ・エイドのクイーンを超えることは出来ないし、それなりのクオリティだったら映画のクライマックスが台無しになってしまうでしょうから。
結果は、まあまあ、でした。
ライブ・エイドはリアルタイムで観ましたし、DVDも持っている身からすると、やっぱり本物の映像を使ってほしかったなあと。最後に本物のクイーンが演奏していたら、エンターテインメントとして最高だったと思います。権利やお金の問題で無理だったんでしょうね。でも、ライブ・エイドを観ていない若いファンには、グッとくるモノがあると思います。ロック映画として大傑作でしょう。それと、イオンシネマで観ましたが、「夫婦50割引」というのがあって、夫婦どちらかが50歳以上であれば、二人で2200円です。通常料金は二人で3600円なのでかなりお得です。
とりあえず、家に帰ってライブ・エイドのDVDを見直しました。それと『ボヘミアン・ラプソディ』のサントラ盤をネットで注文しました。クイーンのCDをやっと手に入れました。感無量です。
ところで、このサントラ盤には1985年のライヴ・エイドの演奏が初めて公式CD化されています。……。だったら、映像も映画に使えたんじゃあ?
はじめまして。kazu5000と申します。
実は私、映画を観ていないのですが、先日、映画を鑑賞した息子君が興奮しながら、「まじで感動した!お父さんも観た方がいいよ!あの曲はフレディの魂の叫びだったんだね!」と話しておりました。
我が家の息子君、18歳の大学生ですが、私の青春時代のCDを聴いている影響で、往年のロックスターのことを良く知っております (;^_^A
年内に私も鑑賞しようと思っています (´▽`)ノ
なお、我が家の息子君、洋楽被れしているのに、乃木坂46の大ファンです (T_T)
kazu5000さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
私は、イオンシネマのIMAX(一人プラス400円)で鑑賞しました。
クイーンの名曲がガンガンかかるので、
音の良い映画館で鑑賞される方がよろしいかと。。。
ご自身が聴いておられた音楽を、ご子息も聴いて……。
親子でクイーンの話ができるなんて素敵ですね。
乃木坂46。
名前だけはかろうじて……(笑)。
mechabiくん、こんばんは。
私、実はQueenの初来日と2回目、見に行った人(*^^*)です✌
mechabiはライブエイド観た人!?
私も映画も観た。
でも、正直なところ、これだけヒットしてるのが、
実は???なんです。
映画というより、ライブ映像みてる?って感じで
それなら本物のライブ映像の方が
良いよなあ…と思ったのです。
世間に反抗するような感想で申し訳ないですが…
でも、あんまり評判になってるし
もう一回観に行ってみるか…と思ってます。
おっしゃる通り、夫婦50割とレディースデイはありがたい🎵
まあ、もう少ししたらシニア割だけどね😁
初来日と2回目を見に行った?
これはこれは、へへお局様、こんばんは、でございまする。
たとえば、ジョン・レノンを主人公にした映画(すでにありますが)
でもここまでヒットしないでしょうね。
昔からクイーンは日本で人気がありましたが
”ウィ・ウィル・ロック・ユー”や、”伝説のチャンピオン”等の楽曲が
応援歌などで全世界的に、全世代的に認知されているからですかね?
ライブ映像の方が迫力はあると思いますが
この映画はアリだと思います。
もう少ししたらシニア割?
これはこれは、大納言様。m(_ _)m
12月の初めに観ました。
最初はサクセスストーリーだと思って観ていました。
そして最後の20分は泣けました。
当時は歌詞の意味も分からずロックにさほど興味なかったですが、この歳で意味を知ればオッサンなりに胸打たれます。えっ?もちろんシニア割ですた。
cicsさん、こんばんは。
cicsさんもご覧になったんですね。
私も、最後はライブ・エイドのシーン、映画は大ヒットしているらしい…
ぐらいの情報しか頭に入っていない状態で観に行きました。
で、最後の20分は、本物の映像が流れていたら、
号泣していた自信があります。絶対、号泣してました(笑)。
でも、あのシーンの俳優さんの演技や、観客の様子、カメラワークは
さすがですね。あれは、泣けます。
シニア割。
羨ましいです。
あ、私も相方と行けば、シニア割ですけど……(笑)。
おいっす!!!
Queen、良いっすよねっ。フレディが生きていたらどんな進化してただろう?エポックな楽曲が多かったので、次から次へと制作ストレスで(普通の人間なら)押しつぶされそうだったろうなぁと想像します。まぁ、生きぬくスピードが速すぎたように思えます…。だから伝説なんだろうなぁ。
15年ほど前、Queenの楽曲を使ったミュージカル「We Will Rock You」(たぶんロバート・デ・ニーロ出資?)を梅田芸術劇場に音楽の先生と見に行ったなぁ。フレディのパッツンパッツンのステージ衣装やブライアン・メイの使用ギターの展示にワクワクしたなぁと思い出します。
同行だった音楽の先生に「凄いのがあるから!」と誘われて、その先生Queenを知らなかったんだ、んで「ボヘミアン〜」にオーケストラが使われてその後の大変調で衝撃を受けたらすぃ。
っまぁ、私、今でもアルバムなど全く持ってないけろ。
DCTさん、ういっす!
フレディはボーカリストとして、パフォーマーとして究めてしまったので
次はどこを目指していたでしょうか?
いち早くヒップホップを取り入れてたりして。
そうなると、他のメンバーが黙ってませんよね。
で、ケンカして、解散の危機に陥って、思いとどまって、仲直りして、、、
バンドって長く続けるのは難しいでしょうね。
ミュージカル?
そういえば、そんなのありましたね〜。観てませんけど。
「ボヘミアン・ラプソディ」は洋楽を聴き始めた頃だったんで
ロックって何やってもいいんだと思わされた曲です。
え? 音楽の先生と?
意味がわかりません。何か習ってたんすか?
まさか、本気でDCTに入ろうとして、ギター習ってたとか(笑)?
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