|
|
しかも通常のツルギジャケットとそのさらに軽量版のツルギライトジャケットを発見したため、着比べてみた結果、ライトの方を購入しました。
違いといえば、袖口のベルクロの有無、ポケットの位置と構造の違いが主な点ですが、個人的にはポケットの構造の違いが大きな違いだと思いました。
ツルギジャケットの場合、ポケットの口が右側にありますが、ライトは左側にあります。
その点は特に使い勝手に大きな違いはありませんが、問題はポケットの中身。
ツルギジャケットは構造上、左側のスリット上のジッパーからもポケットに物を入れられるようになっており、中のメッシュ状ポケットの左側が開いています。
そのため、細かな物を入れた場合、走ったりといった激しい動きで物が落下する恐れがあります。
一方、ライトは左側のポケット口からしか物が入れられませんが、それ故ポケットの反対側は閉まっており、ジッパーを閉めれば物が落ちる心配はありません。
小さな違いですが、トレラン等に使うことを想定した場合、意外と大きな違いになりかねない部分だと思いますので、購入の際にはご確認ください。
※自分が比べたツルギジャケットは旧モデルでしたので、現行モデルは異なるかもしれません。
さて、一番の特徴であるスリット状のジッパーですが、上下から開閉が出来るので、思ったよりも換気はしやすいです。
とはいえ、どちらかといえば着っ放しを想定したシェルだと思いますので、そうなると透湿性が重要になります。
その点、ネオシェルはゴアテックスよりも透湿性に優れており、実際に着っ放しで山に登った際、汗だくになってもシェルを通して身体から湯気が出てましたので、透湿性は優れていると実感しました。
Breath Pantでも書きましたが、ネオシェルは若干ながら通気性があるため、運動量が多い場合でも、少しの休憩ですぐに内部の温度が下がる感じがします。
そのため冬場は少し寒く感じるかもしれませんが、中にフリース等を着込むことで温度調整は容易だと思います。
実際、氷点下1度、標高1000m、無風の環境でミレーのドライナミックメッシュ、パタゴニアのR1プルオーバー、ツルギライトジャケットのレイヤリングで実験しましたが、登っている最中に寒さを感じることはなく、停滞時にも汗冷えは殆どありませんでした。
あくまでも個人的な感覚ですが、とにかくゴアテックスよりは透湿性は間違いなく優れているので、夏場には非常に優れたウェアとして活躍できると思いますし、厳冬期以外でもウェアリング次第で問題なく活用できると思います

なお、サイズはLにしました(身長167cm、胸囲95cmぐらい)。
Breath PantはMサイズでしたが、レイヤリングを想定して少し余裕のあるLサイズにしました。
夏場にベースレイヤーの上に着るだけならば、Mサイズで問題ないと思います。
まあ、セール品はLサイズしかなかったってのもありますけどね

コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する