主人公は職場で上司にも若手にも言いたいことを抱えているアラフォー女性編集者。彼女が「槍ヶ岳に登りたい!」と単独で登頂を試みます。端々に出てくる主人公の心の声に共感するとともに、槍ヶ岳に限らず他の山行の途中で出会う人々やエピソードが分かるのです 。
劔は無理だよね…、うんうん。下り苦手…、そうだそうだ。山は自分に合ったペースや場所で勝ち負けなく楽しめる。心の中でブラックなつぶやきをしてしまう自分に嫌気がさしても、山ならきれいな風景に感動し、見知らぬ人にも親しく接することができる。まだ自分は大丈夫だと思える場所。
こんなに思い入れたっぷりで読まなくても、普通の山行記録としても、わりと面白いです。そして、読み終わった後には、雄大な稜線を羊羹をかじりながら歩いてみたくなります。
共感出来そうな匂いがぷんぷんします!明日早速買いに行こうと思います。
ご紹介ありがとうございましたー!
kt033_jpさま
こんばんは。コメントありがとうございます。
久しぶりの共感度の高さに思わず日記を投稿してしまいました。
梅雨明け後の山行計画にも影響が出るかもしれません。
気に入っていただけたら、嬉しいです 。
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