赤城・榛名・荒船
堀越古墳(ほりこしこふん)
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基本情報
場所 | 北緯36度24分48秒, 東経139度08分55秒 |
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直径25メートルの円墳で、両袖型横穴式石室を持つ
山の解説 - [出典:Wikipedia]
堀越古墳(ほりこしこふん)は、群馬県前橋市堀越町にある古墳。形状は円墳。群馬県指定史跡に指定されている。群馬県中部、赤城山南麓の台地中腹の緩傾斜面(標高約150メートル)に山寄せで築造された古墳である。1869年(明治2年)に乱掘されているほか、1972年(昭和47年)に前庭部を中心に発掘調査が実施されている。
墳形は円形で、直径25メートルを測る。墳丘外表で埴輪は認められない。また墳丘南側には幅2.5メートルの周溝が巡らされるが、北側(高所側)には認められない。埋葬施設は両袖式の横穴式石室である。玄室・羨道・前庭部からなる石室で、截石切組積みによって構築される。石室内の副葬品として、明治2年の乱掘では小刀などが出土したというほか(所在不明)、前庭部の調査では左右の石組みの壁に接して土師器坏2(右壁)・須恵器坏蓋(左壁)が検出されている。
築造時期は、古墳時代終末期の7世紀後半(または7世紀末-8世紀初頭)頃と推定される。被葬者は明らかでないが、地名から山ノ上碑(高崎市山名町、国の特別史跡)に見える「大胡臣」との関連を指摘する説がある。
古墳域は1973年(昭和48年)に群馬県指定史跡に指定されている。
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