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Uluru(うるる) / エアーズロック

最終更新:mondo
基本情報
標高 868m
カシミール3D
山頂

山の解説 - [出典:Wikipedia]

ウルル(Uluru)は、オーストラリア大陸にある世界で2番目に大きい一枚岩である。
ウルルはアボリジナルによる呼び名(ピチャンチャチャラ語)で、イギリスの探検家によって名付けられたエアーズロック()も広く知られた名称である。「エアーズロック」という名称は1873年、オーストラリアの探検家ウィリアム・ゴスが探検行の途中で発見し、当時の南オーストラリア植民地首相、にちなんで名づけたものである。
1987年にユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録された。しばしば書籍やWebサイト、テレビなどにおいて「エアーズロックは世界最大の一枚岩である」と紹介されるケースがあるが、同じくオーストラリアの西オーストラリア州に存在するマウント・オーガスタスは本岩の約2.5倍の大きさがあり、“世界最大の一枚岩”はこのマウント・オーガスタスである。
オーストラリアのほぼ中央に位置し、ノーザンテリトリー、ウルル-カタ・ジュダ国立公園内に存在する。西オーストラリア州にあるマウント・オーガスタスに次いで、世界で二番目に大きな単一の岩石である。『世界の中心』という意味合いで「大地のヘソ」もしくは「地球のヘソ」と呼ばれることもある。ウルルを形成する砂岩は鉄分を多く含んでおり、外観は鉄分が酸化した赤色を呈している。太陽の当たり方で色が変わって見え、朝陽と夕陽により赤色がより鮮やかになる。ウルルは岩盤が長期的に削剥され形づくられたもので、比高335m(標高868m)、周囲は9.4kmである。表面には地層が表れ、地表からほぼ垂直に無数の縦じまを形成している。
オーストラリア先住民がウルル周辺に住み着いたのは、今から1万年以上前といわれる。先住民が遺したとされる、精霊や水場の位置が描かれた壁画があり、最も古いものは1千年程度前のものと推定される。先住民の聖地であり、古くから先住民のピチャンチャチャラ語で「ウルル」と呼ばれるが、ウルルは固有名詞であり特に意味はない。ウルルは1980年代から正式名称として使われ始めた。表面の色、風食による巨大なくぼみや穴などはノッチとも呼ばれ、精霊が宿っているとされる
1976年にアボリジニ土地権利(北部準州)法が制定された際にウルルは対象から除外されていたため、1970年代後半からピチャンチャチャラ評議会及びセントラルランド評議会は法の改正を要求するロビー活動を展開した。その結果、1983年11月にホーク政権は法の改正とウルルの所有権を伝統的所有者に返却することを宣言した。そして1985年10月26日、ウルルの所有権はオーストラリア政府から本来の所有者であるこの地域の先住民(アナング、Anangu)に返却され、同時に2084年まで一帯の土地を環境エネルギー省にリースされることとなった。ウルル周辺にも先住民の聖地がいくつかあり、許可無く立ち入った場合は罰金が科せられる。

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