ガーミンを使用中に、こんなトラブルありませんか?
・マップ上の向きと実際に向いている方角が違う。
・マップと実際の位置がよくズレる。
・移動していないのにマップ上の現在地が勝手に動く。
・電源ONしてから現在地捕捉まで時間がかかる。
・電池の消耗が早い。
・電池の残量が正しく表示されない。
・使用中に突然フリーズする。
・マップと実際の位置がよくズレる。
・移動していないのにマップ上の現在地が勝手に動く。
・電源ONしてから現在地捕捉まで時間がかかる。
・電池の消耗が早い。
・電池の残量が正しく表示されない。
・使用中に突然フリーズする。
解決方法をまとめました
覚えておくべき設定や今までに経験した不具合の対処方法をこのノートにまとめました。性能劣化や不具合が発生した時にリカバリーの方法を知らないと、ガーミンはただの箱になりかねません。ハイキング中にトラブルが発生して慌てないよう、事前にできることを準備しておきましょう。
※紹介する手順は GARMIN Oregon 650TCJ のものです。また、衛星の捕捉状態や使用環境によって、必ず状況が改善されるとは限りません。
※紹介する手順は GARMIN Oregon 650TCJ のものです。また、衛星の捕捉状態や使用環境によって、必ず状況が改善されるとは限りません。
マップ上の向きと実際に向いている方角が違う
マップ上の向きと実際に向いている方角が違う場合、電子コンパスが正しい方角を指していません。登山口でガーミンの電源を入れたら、まずは電子コンパスの校正を行いましょう。
マップと実際の位置がズレたり、移動していないのに現在地が勝手に動く
捕捉している衛星の数が少ない/受信レベルが小さいため測位誤差が大きい可能性があります。ガーミンの初期設定は測位性能をフルに発揮できないモードになっています。設定を変更して測位精度を向上させましょう。
※初期設定は電池の消費量が少ないモードに設定されているようです。容量の大きい電池の使用をおすすめします。
※初期設定は電池の消費量が少ないモードに設定されているようです。容量の大きい電池の使用をおすすめします。
※準天頂衛星「みちびき」は2010年に初号機が打ち上げられた測位用の人工衛星です。2016年現在、日本の上空に位置するのは1日8時間に限られていますが、2017年度に追加で3機打ち上げられる予定です。
電源ONしてから現在地捕捉まで時間がかかる
衛星受信モードの設定で捕捉できる衛星の数を増やすことにより、時間が短縮されることがあります。後述のソフトウェアアップデートによっても改善するかもしれません。
電池の消耗が早い
Oregon 650TCJのカタログスペックでは単3形アルカリ乾電池で16時間の使用が可能ですが、実際にはバックライトの明るさ/点灯時間・カメラの使用・衛星受信モード・外気温(低温時)の影響により使用時間が変わってきます。
電池の残容量を気にしながら山を歩くのは精神衛生上よろしくないので、できるだけ大容量のものを使用し、予備の電池を携行しましょう。内蔵のカメラは電池の消費量が大きいので、なるべく使用しないほうがよいです。
ニッケル水素充電池には容量と繰り返し使用回数により数タイプが販売されていますが、充電できる場所が少ない山で使う場合は一番容量の大きいタイプが安心です。筆者が使用しているパナソニックのエボルタ(2550mAh)は、容量を確保するため電極付近が通常の単3乾電池よりも僅かに大きくなっており、取扱説明書には「機器によっては使用できない場合がある」と書かれていましたが問題なく使用できました。
衛星受信モードを前述のGPS+GLONASSモード、MSAS/WAASオンで10時間程度の山行(時々液晶表示で現在位置を確認)で使用したところ、電池残量は半分以上ありました。エネループのハイエンドモデルもほぼ同様のスペックで、充電器は互換性があります。
電池の残容量を気にしながら山を歩くのは精神衛生上よろしくないので、できるだけ大容量のものを使用し、予備の電池を携行しましょう。内蔵のカメラは電池の消費量が大きいので、なるべく使用しないほうがよいです。
ニッケル水素充電池には容量と繰り返し使用回数により数タイプが販売されていますが、充電できる場所が少ない山で使う場合は一番容量の大きいタイプが安心です。筆者が使用しているパナソニックのエボルタ(2550mAh)は、容量を確保するため電極付近が通常の単3乾電池よりも僅かに大きくなっており、取扱説明書には「機器によっては使用できない場合がある」と書かれていましたが問題なく使用できました。
衛星受信モードを前述のGPS+GLONASSモード、MSAS/WAASオンで10時間程度の山行(時々液晶表示で現在位置を確認)で使用したところ、電池残量は半分以上ありました。エネループのハイエンドモデルもほぼ同様のスペックで、充電器は互換性があります。
充電式エボルタ 単3形2本パック(ハイエンドモデル):Panasonic BK-3HLD
●高容量Min.2550 mAhで、長時間機器を使いたい方に最適
●自然放電が少ないので充電しておけば1年後でもすぐに使える
●低温特性にすぐれ、マイナス5度の寒い場所でも性能を発揮
●高容量Min.2550 mAhで、長時間機器を使いたい方に最適
●自然放電が少ないので充電しておけば1年後でもすぐに使える
●低温特性にすぐれ、マイナス5度の寒い場所でも性能を発揮
電池の残量が正しく表示されない
電池タイプが正しく設定されていないと、電池の残容量が正しく表示されない場合があります。
使用中に突然フリーズする
ヤマレコからダウンロードしたGPXファイルをルートプランナーで表示しようとするとフリーズし、せっかく用意したルートデータが使用できないことが度々ありました。電池を外して再セットし、電源を入れなおすと復帰しますが同じ操作を行うと再びフリーズします。
ガーミン本体のソフトウェアをアップデートした後は再発しなくなったため、ソフトウェアに何らかの不具合があったのかもしれません。アップデートはベースキャンプまたはガーミン・エクスプレスから実行できます。
ここではベースキャンプによる手順を解説します。
ガーミン本体のソフトウェアをアップデートした後は再発しなくなったため、ソフトウェアに何らかの不具合があったのかもしれません。アップデートはベースキャンプまたはガーミン・エクスプレスから実行できます。
ここではベースキャンプによる手順を解説します。
【注意】
ソフトウェアのアップデートを行うと設定や積算距離が初期化されてしまいます(転送したルートやトリップデータは残ります)。使いやすく設定をカスタマイズしても、アップデートするたびに購入時の状態に戻ってしまうため、カスタマイズする項目は最低限にしておいたほうがよいかもしれません。正規代理店のいいよねっとでは、ガーミンが動作不安定を起こした場合の対処として全機種のマスターリセット手順を公開しています。
ソフトウェアのアップデートを行うと設定や積算距離が初期化されてしまいます(転送したルートやトリップデータは残ります)。使いやすく設定をカスタマイズしても、アップデートするたびに購入時の状態に戻ってしまうため、カスタマイズする項目は最低限にしておいたほうがよいかもしれません。正規代理店のいいよねっとでは、ガーミンが動作不安定を起こした場合の対処として全機種のマスターリセット手順を公開しています。
GPS機器は精密機械ですので、何らかによって機器の動作が不安定になる場合がございます。その場合、マスターリセット(初期化)を実施することにより改善する事がございます。
※マスターリセットを行うと工場出荷時状態(ユーザー情報が消去)となりますのでご注意下さい。
※マスターリセットを行うと工場出荷時状態(ユーザー情報が消去)となりますのでご注意下さい。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。
ぜひご協力ください!
tabidoriさん、こんにちは。
また為になる日記をありがとうございます
ガーミンはまだ持っていませんが、いつか手に入れた時の為に
お気に入りに入れておきます
三連休もお仕事ですか?
私は休みなんですが、アッシーが 仕事の為
暇を持て余す主婦konontanです。
暇なので今日は新宿バスタの下見して一人ランチしてきました
付き。
こんばんは。山へ行けない日記野郎です。
トリセツをヤマノートに書くのは手間暇掛かるので最初で最後かも
ガーミンは日本の電化製品みたいに親切な説明書ではないので、
使い方がよく分からず買ってしばらくの間は埃をかぶっていました。
でも慣れると便利で、紙の地図の出番がほとんどなくなりました。
仕事の山が片付かないので、アッシーさんと同じくお仕事です。
奥様はセレブランチでしたか、優雅ですね〜
バスタの下見とは、近日中に遠征のご予定が?
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する