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更新日:2017年05月18日 訪問者数:1371
クライミング/沢登り 山道具・装備
PPわらじ(ビニールわらじ)
varicycling
自作PPわらじ
PPわらじ(ビニールワラジ)です、遡行は全てこれで行きます(といっても初級コースがほとんど)。

作り方は古来からある手法で特別なものではありませんが、私なりに工夫している点を紹介します。

材料は、ソールにPPロープと麻縄。ストラップにPPテープとプラのバックル。

PPロープと麻縄はともに8mm。色々試してみたのですが、この組み合わせで8mmが具合がいいようでした。

(単に8mmといっても種類があり、これは中くらいの編み。ゆるい編みの8mmはすれきれやすく、硬い8mmは編みづらいようです。)
作り方、編み方は、PPロープと麻縄のW編み。芯は8本です。普通は? シングル編みで、芯4本のはずです。

(基本的な作り方は一般的な方法で、よく書籍などで紹介されています。それを単純にWで編むだけです。)
実際の使用。水陸両用のトレイル用サンダルと組み合わせています。ソックスは2mmくらいのネオプレーンで上下に空気穴がある、たしかワークマンで1000円。その下にペラペラのダイビング用ソックス、600円くらい。

あと足首にプラ製プロテクター。これがあると、たとえば岩と岩の隙間に足を落としてもケガしづらいようです。上はラッシュガードもしくはベースレイヤーに化繊のTシャツ。とにかく速乾系の服でまとめています。
パンツは3mmロングのハイウエストで胸下まであるタイプ。これは腰を冷やさないため。この上にサマーウールのニッカをはいています。さらに一番下に100均パンスト。ネオプレンスーツの下はパンスト定番!? と思います… 昔から仲間内ではパンストが定番でした。

この格好でゴールデンウィーク前後であれば、都内西部、気温20度前後の状況で、釜で泳げるというか、ルートによりやむなく泳いでます。
ストラップのPPテープとプラのバックルは簡単に交換可能で、すり切れて壊れるまで再利用しますが、これはめったに壊れないようです。
この滝、初級、登れます。
登山道も歩けます。グズグズの急登から滑りやすい赤土までOK。かなり万能、へたなトレッキングブーツよりも使えるようです。一般的なハイキングコースでは無敵かも? 特に地道ではビブラムソールよりも食いつくような気がしています。

耐久性。毎回の補修で2シーズンは使えています。さらに使えるのですが、補修を重ねるほど徐々に大きくなり水の抵抗が増すので、2シーズンくらいで新たに作り替えています。

(補修方法は、特に消耗が激しいすり切れた箇所の周辺を、いわば上書きするように、新しいロープを編み込んでいます。補強したい箇所は、やはり上から、細引きを編み込んでいます。)

利点。ローインパクトである。サンダルと速乾系素材との組み合わせなので水抜けがいい。陸に上がった後も、天候にもよるが、たいていは歩いている内に乾きます。いつまでも水が残るような不快感はほぼなし。たとえば行きと帰りが電車の場合、これだと普通に乗れるというか、替えのシューズを持たなくていい。

欠点、弱点。狭いスタンスの、へつるような岩場はつらい時が。湿った、ツルツルした丸太の上では特に滑る。バタ足が重く感じることがある。

作った理由。以前は沢足袋でしたが、沢足袋は他に使い道がない、つぶしがきかないと思いました。これはソールのワラジを外すとサンダルなので、普段も使えます。またこのトレイル用サンダルのみでも一般コース程度の山道は歩けました。

あと、初級の沢くらいしか行かないのと、冬季はさっぱりなんで、そのへんは参考にならないかもしれません。
追記・補足
追記。ニッカとの組み合わせ。普通のロングパンツは濡れるとまとわりつく、足が上げつらくなるため、それでニッカを愛用。これはベンチレーションにより水抜けがよく、ウール混の速乾素材のため、ウールの抗菌効果により沢臭くなりづらいです。

ベースとなるシューズ、地下足袋とトレイル用サンダルとの違い。トレイル用サンダルはソールの剛性がわりと高いようで、たとえばアプローチまたは陸に上がった後、舗装林道を長時間歩くような場合も足が疲れるということが少ないようです。(地道では地下足袋は気持ちいいのですが。)

編み方補足。芯、最初に縦に置く8本は全てPPロープ。あとは適当に試行錯誤というか・・・なんとなく試しているのは、フチとストラップをからませる部分がPPロープのみになるように編んでいる点と、特に足裏側と地面側の接する部分がPPロープと麻縄のWになるようにしています。

またソール型優先というのかな? 最初に底型のみを作ってしまう(ストラップなどの取り付けは無視で。)。後から必要に応じてストラップ固定用のPPロープを編み込む。つま先と踵側にズレ防止のPPロープを付けていて、これも後から編み込んでいます。

追加の編み込みには、100均で売っている毛糸通しを利用。とにかく底型ができれば、あとは追加で編み込みという方法が最近は多いです。数ミリ隙間があればいくらでも追加で編めますが、追加するほどシルエットがふくらみ水の抵抗が増すので注意が必要です。
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この記録へのコメント

登録日: 2012/2/19
投稿数: 26
2017/6/20 23:15
 すごい
ぜひ私も作って使ってみたいと思いました。
ストラップをつける部分と、つまさきと、かかとの部分はどうなっているのでしょうか? ストラップを付けるD管部分が切れたりはずれたりすると役に立たないとおもうのですが、そこは後で編み込むとなっているのですが、具体的にはどんなふうにされているのでしょうか? よろしければお教えください。
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