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更新日:2021年05月31日 訪問者数:752
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OMM Mountain Core 125 (多分)日本最速使用レポ
化繊シュラフのレビューです。多分これが一番早いと思います。
ltbuilder
OMM Mountain Core 125
OMMの新製品を入手したので山に持ち込んでテストしてきました。
調べた限りでは日本最速です(Twitterにあるのは当方のツイです)
購入の経緯、購入場所
昨年に初めてOMM JAPANへ出場しました。持ち込んだシュラフはNANGAのダウンシュラフ(370STD)
だったのですが、正直オーバースペック感が否めなかったのと、その他の山行でシュラフカバーを使用
した結果、結露により保温力が失われるという事態が発生。濡れに強く軽量化を実現できるシュラフの
購入を決めました。

色々検討した結果、せっかくなら最新の物をという事でこの製品をチョイス。公式サイトではまだ販売開始
されていないようだったのでWiggleで購入しました。
スペックと特徴
詳細については公式サイトを参考にして下さい。

・・・と言いたいところなんですが、シュラフ選びに重要な指標である「使用温度」について記載がありません。

そこで購入前にメーカーに問い合わせしました。曰く「個人差はあるがコンフォートは10度前後」との事。
夏用ですね。同社のRaid 100とだいたい同じくらいかな。
最大の特徴がこの中綿むき出しスタイル。
同社のCoreシリーズに採用されているプリマロフトのライナーがこの製品にも使用されています。
多少のストレッチ性があり、化繊らしく濡れに強いです。
ダウンとの違いは”ロフト”という概念が存在しないこと。
フリースが寝袋の形になった、というのが一番分かりやすい表現かもしれません。つまりいつまでもペラペラ。
ホントにこれで使い物になるのかすごく不安になるような薄さです。
黄緑色のシェルは同社の従来のシュラフと同じ素材で、ある程度の撥水性と防風性があります。
テスト環境
5月26〜27日に雲取山荘でのテン泊です。
天気は26日が晴れ、夜は曇りで27日は3時頃から雨が降り始めていました。
正確な気温は分からずでしたが、4時の時点で山頂の温度計が6度でした。就寝時間帯にその程度まで冷えたことは明らかだと思います。
JuzaのL&Eシェルターを使用(余談ですがこれオススメです)
グランドシートを敷き、更に室内にはSOLのヒートシートを敷いています。
・シュラフカバー:不使用
・マット:OMM DuoMatを2枚連結
・下着:上ワークマンメリノ 下ジオライン薄手
・靴下:SEALSKINZの防水(薄手か中厚 どっちだか忘れた)
・パンツ:モンベルのクロスランナーパンツ
・シャツ:マーモットのウール混合
・上インサレーション:パタゴニアのナノパフ
・下インサレーション:最初は不使用 後にワークマンのハイブリッドダウンパンツを履いた
以上の条件でテストしました。
ちなみに当方は寒いのは苦手ですが耐性はそれなりにある方です。
テスト結果
上半身はすこぶる快適で特に冷えは感じず。
下半身はだんだん冷えを感じるようになり、最終的にはダウンパンツを履きました。足先も冷えた。
ただし眠れなくなる程ではなく、十分に休息を取ることができました。
公式の回答は正しかったと言えるでしょう。これだけ薄いにもかかわらず、思っていたよりは暖かかったです。
シュラフカバーを使用すればOMM本戦でも使用できるんじゃないかなぁというのが個人的な感想です。
長所と短所
○長所
 ・化繊らしく環境変化に強い
 ・畳んで収納する必要がある従来の化繊シュラフと違い、”ロフト”の概念がないためダウンシュラフ同様
  テキトーにスタッフサックに突っ込める
 ・軽量(388gです)
 ・肌触りの良い素材 これが結構心地よかったです
 ・従来のシュラフと比べると通気性が良い 夏は快適に過ごせそうです
○短所
 ・構造上低いであろう耐久性(シェルも薄いです)
 ・ライニングが無い関係上、着ている物との摩擦が大きいため狭く感じる、外に出にくい
・スタッフサックのドローコードがとても使いづらい
コードがゴムになっているのとコードロックが袋に固定されているのが原因です。
使いやすいものを探して入れ替えてみてもいいんじゃないかなぁと思います。
ブーストをする場合はインナーではなくシュラフカバーを使った方が製品を活かせるかなぁと。
ロフトを気にする必要がないんで、マチが無いエスケープライトヴィヴィと相性が良いんじゃないでしょうか。
最後に
手放しでオススメできるか?と言われるとそれはないですね。まず普通じゃない製品ですから。
軽量化に拘らない、というのであればダウンシュラフを買った方が絶対に良いし、化繊にしても
Raid100や160、その他メーカーでも軽量かつ汎用性が高い製品が存在します。

それらを差し置いてコイツを選ぶ理由があるとすれば、従来のシュラフには無かった肌触りや通気性の良さ
に魅力を感じるかどうか、でしょう。

どちらにせよ、実際に触れてみるのが一番だと思います。そうじゃないと良さ、特徴を実感するのは難しいです。
UL志向のユーザー向けの製品です。店頭に並んだら是非触ってみて下さい。

このレビューが少しでもお役に立てたら幸いです。良き山ライフを!
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