また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

HOME > ヤマノート > GarminGPS ForeTrex301とeTREX20のトラックファイル抽出
更新日:2013年08月20日 訪問者数:6860
ジャンル共通 IT
GarminGPS ForeTrex301とeTREX20のトラックファイル抽出
KousukeM
 マスストレージタイプのGarminは使用されてる方も多いでしょうし トラックファイルをPCに移してからの処理も いろいろな方法でやられてると思います。
 自分が所有している ForeTrex301(FT301と略します)とeTREX20(eT20と略します)をみますと gpxファイルや トラックファイルのSAVEに多少の違いがあるようなので 自分なりのそれぞれのPC使用時のトラックファイルの抽出法を記しておきます。

 使用されてる方はご存じのように マスストレージタイプのGarminはUSBで接続するとメモリー内がみれます。
 最新のトラックログは \Garmin\GPX\Current\Current.gpx のCurrent.gpxに格納されます。
 FT301の場合は 登録したウェイポイントファイルや ルートファイル、また別途SAVEしたトラックファイルも すべてがこのCurrent.gpxに格納されます。
 eT20の場合は ウェイポイントやSAVEしたトラックファイルは別フォルダーに格納されるので ファイルシステムが 少し異なります。

========================================

*FT301の場合 Current.gpxをそのままコピペしてリネームしただけだと 余計なウェイポイントや ルートファイルなどがくっついてきます。
 ので PCで処理する場合は下記のように自分は行っています。

 1.USBでFT301をPCに接続。
 2.PCでカシミール3Dを立ち上げる。
 3.カシミールで GPSファイルを読む でFT301内のCurrent.gpxを直接読む。(PC内にコピペでも無論OK)
 4.Current.gpxに格納されている すべてのトラック、ウェイポイント、ルートが表示される。
 5.GPS編集をすると ボックスがでてきて そのなかで トラックをクリックすると 格納されているすべてのトラックが表示される。
 6.Acteive〜という名称のものが SAVEされていないログであり SAVEされているものは 日付〜 という名称になっているかと思う。
 7.目的のファイル(通常はもっとも新しいACTIVE〜.gpx)を 名前をつけて保存で PC内の好きなフォルダーに 整理しやすい名前をつけて保存。

 これで トラックのみgpxで保存できました。 Current.gpxに トラックがひとつしかなくても ウェイポイントがついてこないように トラックのみの保存がよいと思います。
FT301は 記憶容量が小さいので(4MB)その時その時で 不要なファイルは消した方がいいようです。


========================================

*eT20の場合 こちらは ファイルシステムが異なり トラックファイルのアーカイブという機能があるので それを利用するほうが よさそうです。

 1.eT20本体で TrackManagerを開けます。
 2. そこで Current のほうを選択すると 操作一覧が表示されます。
 3. Save Portion(分割保存)を選択すると Current.gpxにはいっている すべてのこれまでのトラックが古い順に表示されます。
 4.必要なファイルを選択します。(通常はもっとも下にある新しいトラック。)
 5.するとリネーム画面がでますので ここで都合よい名称にかえると便利です。(そのままでもいいですが)
 6.実行すると最初の画面にもどりますが Current、 Archive というボタンの下に先ほどの トラックファイル名が表示されます。
 7.この時点では このファイルは \Garmin\GPXの直下にあります。
 8.再度トラックファイルを選択すると そこで可能な動作一覧が表示されます。
 9.念のため 地図で確認とかもできます。
 10.そのなかで Archive を選択します。
 11.もとの画面にもどりますが Current と Archiveの ボタンだけになります。
  Archive のボタンを押すと 先ほどのトラックファイルがあります。
 12.メモリー内をみると\Garmin\GPX\  内に Archiveというフォルダーができ(当初はそのフォルダーはない) その中に先ほどのトラックファイルが格納されます。
 13.PCにUSBで接続し \Garmin\GPX\Archive 内にある所定トラックファイルをコピペして PCいいれます。

  Current.gpxをコピペしてFT301同様でもいいのですが eT20は 記憶容量も大きく(1.7GB)相当量ログもとっておけるので たまってからDLとかも可能なので この方法がベターかなと思ってます。
現地で ログし終わったら すぐに名前つけてアーカイブという習慣もいいかもです。
 
========================================

 ウェイポイントやルートファイルの読み込みもすこし異なるので 記しておきます。

*FT301の場合
 カシミール等で作成したウェイポイントやルートファイル(gpx形式)は
\Garmin\GPX\ のフォルダーにコピペすればOKです。
 PCから FT301をはずしたのち電源をいれると FT301本体で ローディングが行われ 元ファイルは消去され データは \Garmin\GPX\current\Current.gpx に書き込まれます。


*eT20の場合
 同様に\Garmin\GPX\ フォルダ内にコピペでOKです。同様にPCとはずしたのちeT20の電源投入時に コピペされたファイルの情報をよみとり 本体のウェイポイント等に登録されるようです。 元ファイルは消えません。 というか消すと 登録されているウェイポイント等も消えると思われます。
 FT301と異なり 別ファイルで扱っているようです。ウェイポイントファイルは複数あっても問題なく名前も任意でOKのようです。

========================================

 まだ短い時間しかいじってませんが ファイルシステムが異なるのは おもしろいところです。

 次回は PCではなく スマフォやタブレットへの直接トラックファイル抽出を記します。
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手

KousukeMさんの記事一覧

※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。 ぜひご協力ください!

詳しくはこちら

コメント

このヤマノートはコメントを受け付けていません。