大菩薩嶺【テント泊で快晴稜線ハイクと富士山・星空観賞】

2016年11月05日(土) 〜 2016年11月06日(日)

• GPS: 22:36
• 距離: 9.4km
• 登り: 634m
• 下り: 620m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:49
• 休憩: 1:48
• 合計: 5:37

10:01 小屋平バス停(石丸峠入口)
10:27 10:28 上日川峠
10:48 11:36 福ちゃん荘
11:45 11:45 富士見山荘
12:17 12:21 大菩薩峠
12:47 12:50 親不知ノ頭
12:57 12:58 賽ノ河原
13:20 13:21 神部岩
13:31 13:31 雷岩
13:39 14:02 大菩薩嶺
14:17 14:44 雷岩
15:38 福ちゃん荘

2日目

• 山行: 0:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:30

8:04 福ちゃん荘
8:25 8:25 ロッヂ長兵衛
8:34 上日川峠

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

●往路
JR中央本線甲斐大和駅 栄和交通バス（35分・950円）
⇒小屋平（石丸峠入口）で下車
⇒徒歩で上日川峠へ
●復路
上日川峠 栄和交通バス（40分・1000円）
⇒JR中央本線甲斐大和駅

コース状況／危険箇所等

上日川峠、福ちゃん荘に登山ポストあり。
登山道は全体的に整備されていて危険個所はなし。

その他周辺情報

甲斐大和駅行きの途中に「やまと天目山温泉」あり。
上日川峠ではなく大菩薩峠登山口のほうに下りれば「大菩薩の湯温泉」あり。

写真

11/5 6:17

ザックの重さ、11.13kgなり。今回はテント担いで歩く距離が短いので軽量化はあまり意識していません。

11/5 9:10

上日川峠へのバスが出る甲斐大和駅。09:20発の第2便で行こうと思ってこの時間に来たけどこの行列…第3便で行こうか迷ったけど「座れなくてもいい人乗ってください」とのこと。意気揚々と乗り込みました。

11/5 9:56

上日川峠で降りたと思ったらなぜか小屋平だった。バス酔いによる判断力低下のせい。

11/5 10:06

地図を確認すると小屋平から上日川峠まではちゃんと登山道があって30分で行けると分かったので一安心。

11/5 10:17

ここが歩いていて気持ちのいい道だったので降りるバス停間違えて結果オーライという感じ。他に歩いている人もほとんどいませんでした。ただ渡渉する場面もあったので増水時は危ないかも。

11/5 10:25

登山道は落ち葉の絨毯状態。紅葉の見頃はもう過ぎているのでしょうか。

11/5 10:28

標準CT通り、30分くらいで上日川峠に到着。駐車場の誘導係の人が怒鳴っていました。

11/5 10:29

休まず進みます。ここからテント場のある福ちゃん荘まで20分くらい。道は登山道と舗装路がありますが、断然登山道のほうがおすすめ。

11/5 10:49

緑も多いけど所々紅葉しているところも。

11/5 10:50

福ちゃん荘に到着。テント場の受付は売店のほうでやってます。

11/5 11:00

広々としたテント場。まだ一張しかないので場所は選び放題。

11/5 11:25

階段下りてすぐ右の高台みたいなところに設営しました。北アルプスみたいに岩ゴロゴロじゃないのでペグがすごい打ちやすい…。

11/5 11:37

テント張って満足しかけたけど時間遅くなって雲が出てきても嫌なのですぐ出発しました。行程は大菩薩峠に行ってから大菩薩嶺を周回するルート。逆でもよかったけどなんとなくこっちにしました。

11/5 11:43

富士見山荘に到着。

11/5 11:44

富士山！ もう昼になるけど綺麗に見える…やっぱ富士山は雪被ったほうが美しいですね。

11/5 11:48

勝緑荘。閉鎖されてるみたい。

11/5 12:06

ここから緩やかな登りになります。ほとんど空身なので足取りも軽やか。

11/5 12:18

介山荘に到着。登山客で賑わっていました。

11/5 12:23

少し先に行くとそこが大菩薩峠。ここからは楽しみにしていた稜線ハイクになります。

11/5 12:23

南アルプスの展望が広がる！ 左から2本目の鉄塔の上に見えるのが聖岳、右隣に兎岳・赤石岳・悪沢岳。真ん中くらいの一番雪被ってるのが間ノ岳、間ノ岳を挟んで農鳥岳と北岳。右のほうのぼこっとしたのが甲斐駒ケ岳。たぶん。

11/5 12:24

ここで昼食にしようかと思ったけど天気のいいうちに先へ進みます。見えているピークは親不知ノ頭（おやしらずのあたま）。

11/5 12:24

北東方面の景色。標高低いところはまだ紅葉がきれい。雲取山とかも見えていたと思うけどどれかわからなかった…。

11/5 12:26

大菩薩峠で360度全方位撮影。

11/5 12:26

よく見ると地蔵岳のオベリスクが見える？ 地蔵岳の奥に見えるのが仙丈ヶ岳みたい。

11/5 12:29

上日川ダム、と左奥にでっかい何かが顔を覗かせる。

11/5 12:39

少し登ると全容が明らかに。

11/5 12:39

絵みたいに青いですよ奥さん。

11/5 12:43

親不知ノ頭に登ると展望が一気に開ける。

11/5 12:41

どの方角を見ても絶景で楽しすぎる。

11/5 12:49

親不知ノ頭付近で360度全方位撮影。

11/5 12:51

今年は南アルプス行けなかったので来年こそは行ってみたい。

11/5 12:59

赤い実はナナカマドくらいしか知りません。

11/5 13:01

大菩薩嶺方面は雲一つない。日差しは暖かいけど稜線上は風に吹かれるので寒いです。

11/5 13:04

振り返って1枚。

11/5 13:08

大菩薩嶺の奥のほうに見えるのは甲武信ヶ岳？ まったくわからん。

11/5 13:16

標高2,000m地点。

11/5 13:18

撮影スポットになってたでっかい岩。これが神部岩？

11/5 13:23

知らない人を構図に入れて撮るのがマイブーム。

11/5 13:32

唐松尾根分岐点に到着。大菩薩嶺山頂と上日川峠、大菩薩峠登山口に分岐します。

11/5 13:32

ここももちろん絶好の展望スポット。

11/5 13:33

雷岩。

11/5 13:37

大菩薩嶺はここから歩いて10分ほど。樹林帯に突入します。

11/5 13:40

展望がないのはわかってたけど、なんとも地味な山頂。ほとんどの人が記念写真撮ったら速攻下山していました。

11/5 13:47

私は少し遅めのお昼ご飯。

11/5 14:09

唐松尾根分岐点に戻ってきました。帰りのバスの時間を気にしなくていいのはテント泊の特権。しばらくゆっくりしていきます。

11/5 14:14

この時間になっても天気よすぎぃ。

11/5 14:17

富士山いっぱい撮った。

11/5 14:26

唐松尾根分岐点付近で360度全方位撮影。

11/5 14:58

ちょっと下ったところはススキも綺麗だった。ここらへんのほうが風もなくて休むにはちょうどよかったかも。

11/5 15:02

鳥が実をついばんでました。

11/5 15:26

鹿さん！ 鹿さんじゃないですか！

11/5 15:26

彡( ゜д゜ )

11/5 15:26

( ゜д゜ ) コッチミンナ

11/5 15:27

親子連れでした。

11/5 15:39

福ちゃん荘まで戻ってきました。

11/5 15:42

テントが増えてました。最終的に20張ちょっとくらいだったかな。

11/5 16:14

寝る。

11/5 16:15

寝ながら撮影の図。ここのテント場は展望はありません。葉が落ちたこの時期にかろうじて富士山の輪郭が見えるくらい。

11/5 16:29

山肌が夕焼けで赤く染まりますが木々が邪魔です。

11/5 16:31

ちょとと早いけど晩御飯に。パルミジャーノ香るチーズリゾットです。パルミジャーノを知らないから香っているのかわからない。

11/5 16:59

月が出ていました。

11/5 18:53

夜も天気がよかったので星空撮影。満天の星ですよ！

11/5 19:34

あんまり寒くなかったので頑張って星の軌跡も撮ったり。飛行機邪魔やねん。

11/5 19:27

星空360度全天球撮影。天の川っぽいの見える？

11/5 20:12

最後にもう1枚。

11/6 6:21

翌朝。今日も晴天です。

11/6 6:31

優雅にソーセージをボイルして朝食とします。

11/6 7:56

朝一のバスが09:00に出るので08:00くらいにテント場を出ます。

11/6 8:07

この時間からも登ってくる人多数。バスはまだ来てないのでみんな自家用車組でしょう。ずるい。

11/6 8:14

紅葉眺めながらのんびり歩く。

11/6 8:27

上日川峠に到着。今日も駐車場の誘導員が怒鳴ってました。

11/6 8:28

09:00の便を逃すとあとは午後の便しかありません。

11/6 9:01

この便に乗ったのは3人だけでした。基本泊まった人しか利用しないもんね。

11/6 10:05

帰りの電車内。あまりに天気よかったから大月あたりで降りて低山ハイクしようかと思ったけど思いとどまりました。

おしまい！

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

RICOH THETA S リコー

装備

個人装備

調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 椅子

感想

umemawari

土日は続けて天気がいいと聞き、テント泊するしかないと思いついて金曜日に急遽準備。
場所は候補地としてストックしておいた大菩薩嶺にしました。

大菩薩嶺の存在は登山を始めてすぐ知っていたのでいつかは行きたいと思っていたけど、交通費が若干嵩むのでなかなか足が向かなかった。
あと電車とバス乗り継ぐのもあまり好きじゃないので…。

100名山の1座ながら首都圏から近く、初心者でも無理なく山頂に立てることから人気の高い大菩薩嶺。
気持ちのいい稜線歩きと大展望はさすが人気の山といったところ。
紅葉の見頃は若干過ぎていたと思うけど、それでもたくさんの登山客がいたのでハイシーズンは混雑具合がすごいことになりそう…。

今度行く機会があれば丸川峠を経て大菩薩峠登山口に下りるルートを歩いてみたい。

ちなみに自分はUQmobileを利用しているのですが、電波は所々で入るって感じでした。
福ちゃん荘前では入らなかったです。
やっぱ山でauは弱いですね。

コメント

きたうさぎ

☆星空☆
初めまして！
私は金土と星撮影したくて介山荘に泊まりました。が両日とも天気は良かったのに夜はガスと強風で星は見えずがっかりでした。
土曜日は家からも星が見えていました。大菩薩嶺の星空はこんなに綺麗に見えるのですね〜♪
ありがとうございました。

umemawari

Re: ☆星空☆
kitausagiさん
コメントありがとうございます！
先週は金曜日も快晴だったので登山日和だなーと仕事しながら思ってたのですが、夜はガスってたんですか。
介山荘なら稜線上で遮るものがないから晴れていたらめちゃくちゃ綺麗に見えそうですね。
ちなみに福ちゃん荘前広場はテント場利用者は使っちゃダメらしく、星空撮影してたら怒られました╰( ´◔ ω ◔ `)╯

@Bombers@

前日、同じ場所にテント張り
umemawari さん、はじめまして

星が見たくて金曜日に福ちゃん荘でテント泊だったけど
ガスが出て見えず残念
全く同じ場所にテント張りました。
この場所Goodですよね！
前日は2張りのみだったのに
流石に土曜日は多かったみたいですね。
ちなみにキツネが夜、テント場をふろふろしてみたい
もう1張りテントされていた方の日記で知りました。
自分はガスで夜空が期待できないので爆睡

umemawari

Re: 前日、同じ場所にテント張り
PFB01355さん
コメントありがとうございます！
同じ場所にテント張られたんですか！
周りから隔絶されてる感があるから落ち着けていいですよね。
トイレに近いのもよかったです。
大菩薩嶺ってキツネも出るんですか…見たかった。
テント泊の夜は星空見えなかったら爆睡するしかないですね╰( ´◔ ω ◔ ‘)╯

satokazu1969

星空＆テントでたどり着きました！
はじめまして、こんばんは。遅くに失礼します。
画像がとても素敵で…保存させていただきました。
テン泊は初級で、グループで行って一人テントくらいでしたが、
初ソロテン泊＆12月13日にふたご座流星群を見に行こうと画策中です。
テントから顔だけ出して見られるよう、開けたテント場を探しています。
が、低山だと木があってなかなかなく…。
八ヶ岳赤岳鉱泉や上高地徳沢園は眺望は良いのですが都内から遠い。そしてついでに（？）登る山がキツい＆アイゼンなどで装備で重くなりそう…。
こちらは眺望はないとありますが、夜空の画像はばっちり＆360度全天球…。
よろしければ夜空メインでもう少し詳しく教えていただければと、「いいね」の後にいきなりのお願いですが、書き込ませていただきましたm(_ _)m。

umemawari

こんばんは！コメントありがとうございます。
テントから顔だけ出して星空鑑賞、というのはこのテント場では難しいかもしれません。
テント場は木に囲まれていて星空鑑賞に適しているとは言い難いです。
私が撮影した星空の写真はテント場すぐ横にあるベンチが置いてあるスペースで撮ったものだったと思います。
そこならある程度空が開けているので星空も見えるのですが、実は小屋泊利用者専用スペースなので利用禁止です…バレたら怒られます。
ガチで星空鑑賞するのであれば稜線まで上がるのが一番かもしれません。ちょっと面倒ですが。

星空鑑賞には私のテント泊デビューの山である雲取山をオススメしたいところですが、奥多摩小屋閉鎖しちゃったんですよねぇ…なかなか難しいです。