塔ノ岳(塔くん激写集)~貴重な休日に、娘のアッシーくんを命ぜられたお父さんは、変態的時刻に出発することで、今週も山逃亡を可能にし、ご来光&紅富士&塔くんで心が癒される満足いく山歩きを実現した~
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 1,252m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉尾根:皆さんご存知の通称バカ尾根。現地の道標によると、距離は7km。非常に整備されていて歩きよい。夜道でも安心。体力勝負。 ・大倉から堀山の家:所々急坂があるが短い。緩いところもだいぶあり、比較的楽にたどれる。 ・堀山の家から花立山荘:正念場。標高差400メートル強、ひたすら急登。ただし、天狗尾根分岐辺りはちょっとなだらか。歩数を数えたら、堀山の家から天狗尾根分岐まで1200歩。堀山の家から花立山荘まで2500歩。 ・花立山荘から塔ノ岳:緩急のある登り。金冷し分岐直前の崩壊地には、工事現場みたいな足場が組まれていて安心。塔の岳直前の木の階段は長くて苦しいが、最後だから頑張ろう。 |
その他周辺情報 | 昼には自宅に戻らなければならなかったので、入浴等はなし。 |
写真
感想
「私、この土日仕事だから、〇〇ちゃん(三女)のチェロのレッスンの送り迎えお願い」(+あと言わないが、「家事をおねがい」という言葉が隠されている)と、かみさんからの宣言。しかし、土曜は良い予報が出ているから、お父さんはお山に行きたくて仕方がない。
「そうだ、夜中に登山すればよい」とひらめき、夜間登山でも安心な大倉尾根を選択。塔の岳でご来光と、赤富士も見ることができる。これは、グッドアイデアだ。前の晩、夜11時に山逃亡作戦を開始。深夜2時前に登山口大倉に着き、深夜2時20分という変態的時刻に登山開始。
深夜の大倉尾根は、暑くもなく寒くもなく快適だ。道も広く、きちっと整備されているから安心して辿れる。長袖のインナー1枚でちょうどよかった。堀山の家の前で、サーモスに入れてきた熱いお茶とスイーツを食べ、正念場である花立の急登を前にエネルギー補給した。
花立山荘前からは、湘南方面の美しい夜景が広がる。東の空はすでに赤くなってきている。時計を見ると、もう5時27分。今日の日の出は6時10分頃だから、急がなければ・・・と、休憩もそこそこに、すぐに出発した。
塔ノ岳到着、5時58分。日の出に間に合った。小屋泊まりの人たちが、すでに外に出ていて、日の出を待っている。頂上の一角に、若い女性が座っており、足元にいる塔くんを発見した。私はすぐに、その女性の近くへ行き、塔くんに話しかけた。塔くんは人懐っこく、女性の足元と私の足元を何度も行き来した。
塔くんと遊んでいると、太陽が一筋の光となって出てきた。反対側を見ると、頂上部に光が当たり、鮮やかな色彩を放つ、完璧な赤富士を見ることができた。変態的時刻に出発して、本当に良かった。
しばらくして、食事をしようとザックを開けていると、塔くんが飛んで来た。「ああ~、俺ばかりにすごくなついていたのは、これが目的だったんだな!」。そういえば、小屋に泊まった人は荷物を持っていないし、自分だけが荷物を持っていたことにはじめて気がついた。頭の良いネコちゃんである。
さて、今日はゆっくりしていられない。娘の送迎のために、13時には自宅に戻らなくてはいけない。いつまでも塔くんと遊んでいたかったが、7時前には塔の岳の頂上を後にした。
朝早くから、大倉尾根は混雑していた。花立あたりから、何人もの登山者とすれ違った。みんな、意外に早いペースで、このバカ尾根を登っていた。中腹辺り(標高1000メートル辺り)から下は紅葉が綺麗で、何度も立ち止まって見入ってしまった。
朝の爽やかな冷気の中、実に快適な下山を楽しんで、9時20分には、登山口大倉に着いた。渋沢から登ってくるバスは、まだまだ多くのの登山者を運んできていた。私は車に戻ると、登山靴から運動靴に履き替え、汗をぬぐう間もなく、すぐに車を出発させた。高速道路を快走し、正午には千葉の自宅に戻った。午後は、眠い目をこすりながら、日頃の罪滅ぼしのため、娘の送迎と家事仕事に精を出した。
こんばんは^^
良い朝焼けですねー。
相模湾の曲線と海の光がいいんですよねー(^^)/
「激写」
いいーすねー、久々に聞いた言葉ですよ。
なんかそんな雑誌無かったでしたっけか
ブルさん ワンバンコ(^^♪
いいでしょう〜 。大倉尾根は長いが、この湘南の海岸線が見えるのが魅力。
花立の辛い登りに耐えた人が味わえる究極のご褒美です。
そうゆう意味で、ブルスカさんの大好きなSMプレイが味わえるのが大倉尾根(初心者向き?)です。(ちなみに、剱岳早月尾根日帰り往復を毎年かる〜くやってのける某おねー様たちは、超上級者!!!)
>「激写」いいーすねー
→ スケベですね〜〜〜〜
そういえば、GOROとか「激写文庫」なんてありましたよね。
高校、大学時代を思い出しますね〜〜〜
ちなみに、最近娘たちを激写すると、途端に変態スケベオヤジ扱いされます 。
いや〜!お疲れさまです!
でも「頑張って!」なんて言われなくても、山に行くためなら、頑張れますね
未明出〜日の出やモルゲン猫(笑)、堪能して、まるで小屋泊した人のように下山して帰路へ。お見事です
私も寝不足で山行することありますが、お互い気を付けて行きましょう
こんばんは(^^♪
山に行くためなら、徹夜登山もなんのその 。
変態的時刻出発登山はくせになりそうです 。
ミエさんがこないだ行った、大菩薩はこの変態登山で、赤富士やご来光を見るのはうってつけの山です。この快感、本当にくせになりそうです 。
ただ、帰りの高速は確実に眠くなりますので、事故だけは起こさぬよう自戒したいものです。
努力と幸運も重ならないと撮れないモルゲン塔ちゃんを晒してくださってありがとうございました?
猫ちゃん、可愛らしすぎて悶えることができましたw
ありがとう?
kazmasuさん はじめまして(^^♪
おほめいただき、ありがとうございます。
ほんとに、この塔ネコちゃん人懐っこいですよ。
是非、塔の岳(この猫ちゃんかなりタフで、蛭が岳まで行ったり、発情期には大倉まで下りていくという噂ですよ)に会いに行ってみてください 。
変態的時刻に出発したおかげで、猫ちゃんとの癒しの時間が持てて、良かったですね。
それにしても、その時間にアイスですか。変態度がさらに増したようで、思わず笑っちゃいました。
しかし、モルゲン猫が載るのは、ヤマレコ史上、初めてではないでしょうか。(笑)
さすが、Atsumiyaさんは、目の付け所が違いますね。(^.^)
私も、猫は大好きなので、是非、モルゲン猫に会いたいですが、モルゲン猫を越えるものは、ブロッケン猫しかないと思っています。(笑)
猫と富士山との掛け合いも、とても、面白かったです。
FUKUSIMAさん こんばんは(^^♪
ネコちゃんと戯れていると、ホントに癒されますね。
御来光とか赤富士なんて、そっちのけでした。
首都圏のSAでは、関東各県のご当地アイスが販売されていて、
それを食べ歩くのが秘かなマイブームです 。
是非、ブロッケンネコちゃんの撮影に成功してください 。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する