記録ID: 1007211
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ハイキング
近畿
971 奈良町石仏めぐり
2016年11月13日(日) [日帰り]
moguG
その他30人
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:53
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 65m
- 下り
- 57m
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日帰り
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 4:45
- 合計
- 7:58
9:18
10:07
10分
西方寺墓地
10:17
10:37
10分
三条町不動堂
10:47
11:07
4分
伝香寺
11:11
11:25
1分
中部公民館観光センター
11:26
11:40
5分
霊厳院
11:45
12:16
39分
百夜月
12:55
13:04
10分
山の寺念仏寺
13:14
13:29
11分
称名寺
13:40
13:57
15分
崇徳寺
14:12
14:22
5分
念聲寺
14:27
14:43
5分
浄国院
14:48
14:56
16分
転害門
15:12
15:24
11分
東大寺知足院裏山
15:35
15:50
27分
空海寺
16:17
16:52
14分
五劫院
17:06
ゴール地点
| 過去天気図（気象庁） | 2016年11月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
殆どが車道を歩行するので、車に注意しながら歩きました。 |
写真
石仏巡りのスタートは油阪の西方寺です。ご本尊の阿弥陀如来坐像もお参りさせていただきました。
西方寺墓地には周辺の町の一角に祀られていた舟形五輪塔と小型の石龕仏(箱仏)が集められていました。室町時代のものがほとんどです。
11/13 9:56
西方寺墓地には周辺の町の一角に祀られていた舟形五輪塔と小型の石龕仏(箱仏)が集められていました。室町時代のものがほとんどです。
箱仏の中央にあるお地蔵さまは衣紋が深く彫り込まれていて、室町より古い時代のものとのことです。時代が下るに従って衣紋の彫が浅くなるのだそうです。
1
11/13 10:00
箱仏の中央にあるお地蔵さまは衣紋が深く彫り込まれていて、室町より古い時代のものとのことです。時代が下るに従って衣紋の彫が浅くなるのだそうです。
こちらは前項の像より新しく、室町後期から江戸前期に作られた石仏です。
三条町不動堂です。弥勒石仏と涅槃石が祀られています。撮影禁止なので画像はありません。
奈良町の至る所で、箱仏や舟形五輪塔がこんな形で祀られています。
伝香寺では、本尊の釈迦如来坐像と地蔵菩薩もお参りさせていただきました
この像は奈良町で最大級(180cm)の地蔵石仏で室町後期の作です。大きな船形光背は顔付近の幅が一番広く、上部がわずかに前方へ傾斜した形で、室町後期の典型的な形だそうです。
11/13 10:51
この像は奈良町で最大級(180cm)の地蔵石仏で室町後期の作です。大きな船形光背は顔付近の幅が一番広く、上部がわずかに前方へ傾斜した形で、室町後期の典型的な形だそうです。
頭部に円光を背負う丸彫りの地蔵石仏は珍しいのだそうです。南北朝後期から室町の作と思われるそうです。衣紋などは正面重視で製作され、両側面はやや甘くなり、後ろ面は殆ど彫られていません。
11/13 13:06
頭部に円光を背負う丸彫りの地蔵石仏は珍しいのだそうです。南北朝後期から室町の作と思われるそうです。衣紋などは正面重視で製作され、両側面はやや甘くなり、後ろ面は殆ど彫られていません。
称名寺境内の西側に夥しい数の箱仏が祀られています。なかなか壮観です。年代的には室町の頃です。
高さ124�僂琉ぬ鐶忙安裟偕�仏です。先の霊巌院の阿弥陀三尊石龕仏に比べると衣紋などを深くかなり細かく掘り出しており、古様を示している。おそらく南北朝初期の作かと考えられるそうです。
1
11/13 13:49
高さ124�僂琉ぬ鐶忙安裟偕�仏です。先の霊巌院の阿弥陀三尊石龕仏に比べると衣紋などを深くかなり細かく掘り出しており、古様を示している。おそらく南北朝初期の作かと考えられるそうです。
高肉彫の優美な地蔵坐像石仏です。蓮台までが一石で彫出されています。本堂前の小さなお堂に祀られていました。
浄国院の阿弥陀立像石仏です。高さ81�冂�ですが、欠損している足部を考えるともとはかなり大きな石像だったと考えられます。銘文に「建治3年」(1277)と記しています。
11/13 14:32
浄国院の阿弥陀立像石仏です。高さ81�冂�ですが、欠損している足部を考えるともとはかなり大きな石像だったと考えられます。銘文に「建治3年」(1277)と記しています。
転害門です。基壇に削られた小さな窪みが数か所見受けられました。いにしえの、基壇の石を削った粉が薬になるとの庶民の信仰によるものと思われます。
11/13 14:58
転害門です。基壇に削られた小さな窪みが数か所見受けられました。いにしえの、基壇の石を削った粉が薬になるとの庶民の信仰によるものと思われます。
裏山には一条院の墓所があり、舟形五輪塔や五輪塔が立っています。
その一角に大型の五輪塔(151��)が立っています。銘で1468年に建てられたことがわかります。この時期の五輪塔としては珍しく大型で、その上地倫に四方仏が彫り込まれているのも珍しいです。
11/13 15:23
その一角に大型の五輪塔(151��)が立っています。銘で1468年に建てられたことがわかります。この時期の五輪塔としては珍しく大型で、その上地倫に四方仏が彫り込まれているのも珍しいです。
空海寺本堂前に矢田寺から遷座した地蔵十王石仏です。地蔵立像の両脇の光背部分に左右五体ずつの十王が刻まれています。像は平面化、形式化が進んでおり室町後期の頃のものだそうです。
11/13 15:45
空海寺本堂前に矢田寺から遷座した地蔵十王石仏です。地蔵立像の両脇の光背部分に左右五体ずつの十王が刻まれています。像は平面化、形式化が進んでおり室町後期の頃のものだそうです。
五劫院山門です。ここでは五劫思惟阿弥陀如来坐像をお参りさせていただけました。アベノハルカスの「東大寺」展以来の再参拝です。
同じく、「見返り地蔵」152�僂任后�この大きさでは他に例がない斜め後ろを振り向いた姿の地蔵石仏です。両像とも室町を代表する石仏だそうです。
11/13 16:34
同じく、「見返り地蔵」152�僂任后�この大きさでは他に例がない斜め後ろを振り向いた姿の地蔵石仏です。両像とも室町を代表する石仏だそうです。
撮影機器：
感想
良いお天気のもと大人の遠足、奈良町の石仏巡りをしました。講師の説明付きだったので興味も沸き、とても楽しく回れました。
今回は奈良をいつもの観光と一味違う切り口で回ったので、なかなか新鮮で、奈良の違った奥深さを感じました。
合計11ヶ所回れて、とても満足した一日になりました。
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大人数だったのですね。奈良に住みながらも、知らないのがほとんどですわ。
今度、参考にして回ってみようかしら。それでもがっつり１０キロ越えですね
私の入っている会の歩きツアーですから人数も多かったです。
殆どの所がお寺の中なので、お寺にお参りをお願いする必要のあるところが多いです。
比較的お参りし易いのは、西方寺墓地、山の寺念仏寺、称名寺、空海寺、五劫院あたりでしょうか、ここもお寺にはひと声かけた方が良いと思います。
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