丸山〜顔振峠〜物見山〜日和田山縦走(一部積雪あり)
- GPS
- 10:57
- 距離
- 39.0km
- 登り
- 2,091m
- 下り
- 2,294m
コースタイム
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 10:57
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
下り 飯能 芦ヶ久保付近は路面凍結あり、車は危険か? |
コース状況/ 危険箇所等 |
先日の雪で標高の高いところは10cm〜20cmほど積雪があり。 ゆるい雪なのでその下の泥を巻き上げて非常に転びやすくなっています。 ツツジ山以降はほとんど積雪なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
ストック
カメラ
|
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感想
無積雪登山最終回になるつもりで、最長ルートを設定してトレランで一気に走り抜けようと思っていた先週。木曜日の降雪によって、トレランから通常登山に切り替えを余儀なくされました。
今回のルートは芦ヶ久保から飯能駅まで一気に縦走しようというコースで普通に歩いただけでは日の出から日没までに確実に間に合わない設定です。
芦ヶ久保〜日向山
芦ヶ久保駅で下車したとき外の寒さと降雪量の多さに驚きました。日向山までのコースは積雪はかなりありましたが、もともと木の根で構成されていたこともありあまり滑るところはないと思います。日向山山頂からは早朝だったこともあり、ガスもなく武甲山の全貌が見えました。こんな日でも作業しているんですかね・・・
日向山〜丸山
本当は大棚山経由で一気に高度を上げ尾根伝いに縦走しようと思っていたのですが、分岐を見落とし仕方なく県民の森を直接目指すことに。その県民の森へのルートもロストして、山と高原地図にも載っていない山道を強行突破することにしました。ただこの道は結構整備されていて道迷いの可能性はだいぶ少ないと思われます。ヤマレコマップを見てもGPS後がほとんどないのでもしかしたら新しく作られたルートで近日中に掲載されるのかも?
県民の森には先客がいましたが、ここから先のルートはほとんど踏み跡がありませんでした。しかし丸山までのルートは元々の通行量が多いので、道ははっきりしています。
丸山展望台からの眺望は・・・ガスで全くありませんでした。気を取り直してカバ岳へ向かいます。
丸山〜カバ岳
一度車道に出てから再び登山道に復帰するルートです。このあたりはあまり人気がないのか、足跡はひとつだけしかなく、それがなかったらどこが道かわからない感じでした。カバ岳西側は比較的歩きやすい道でしたが、東側は岩場が多く、しかも雪が積もっているので踏み外せば沢に一直線というデンジャラスな部分もあります。お気をつけを。
カバ岳〜ツツジ山(横見山)
刈場坂峠までは岩だらけで歩きにくいところもありましたが、刈場坂峠からツツジ山までは整備された道と木段(朽ちかけ)があり比較的登りやすいと思います。ただ登山者は木曜日から今日まで私が最初だったらしく、全く踏み跡がなく少々不安になりました。ツツジ山山頂には芝が植えられていたため積雪が全くなく驚きましたが、ここで下山方向を間違えて登り直すことに。まっすぐではなく左に曲がります。(標識があったのに気が付きませんでした)ちなみに下山途中に大きく滑った跡が残っていましたら犯人は私です。(笑)
ツツジ山〜関八州見晴台
特に困難な場所はなし。車道と登山道が交錯しているので、残りの体力と相談してどちらを通るか決めても良さそうです。私はすべて登山道を通りましたが、これといった見所はなく、泥だらけになっただけでした。
関八州見晴台はひろい敷地を持っていて多くの観光客の方たちがお昼ご飯を食べていました。見晴らしも良く時間に余裕があれば良かったのになーと思いながら華麗にスルーして次へ進みます。
関八州見晴台〜顔振峠
こちらも車道と登山道が交錯する道。黒山展望台はかなり小さな展望台で眺めも1方向にしかないので、あまり期待はできません。傘杉峠から622ピークに登ることができますが登ってもあまり見所はありませんでした。622ピークから顔振峠までは車道一択なので一気に駆け下りました。
顔振峠〜越上山
顔振峠は有名な場所らしく、多くの茶店が軒を連ねています。お昼をお店で食べたいという方はここも検討してみてはいかがでしょうか。おいしそうな蕎麦は魅力的でしたが、時間的に厳しくなってきたため泣く泣く先に進みました。
越上山はルートの途中にあるピークですが、面白そうだったので登ってみました。しかしこの山標高66mを100m程度で登るというもので岩岩岩と途中で帰りたくなってきます。越上山山頂には先客がいらっしゃいましたので、小休憩をとってから、スカリ山に向かいます。
越上山〜スカリ山
エビガ坂までの道に問題はありません。非常に歩きやすかったです。
スカリ山はバリエーション扱いになっていますが、特に危険も道迷いもなさそうでした。ただ他の山と違って、北側が若干ガレた急勾配なので前の人が落とした落石に注意してください。スカリ山山頂にはベンチもあり、人気の高い山であることがうかがえました。
スカリ山〜物見山
この山域は下るにつれてどんどん道が広くなっていきます。よって道迷いはあり得ないくらい整備された幅広の道でした。物見山の標識があるのは物見山山頂ではないらしく(蕨山のようなもの)肩の部分のようです。
物見山〜日和田山
物見山から下ったところにふじみやという茶店があり、ここで物見山と日和田山のバッチが購入できます。(自動販売機も通常価格)ここから高指山を経由して日和田山に向かうのですが、高指山付近でよくわからない道が出現しそっちに迷ってしましたした。謎の施設に行かず、下の道が正解らしいです。
日和田山への登りは聞いていたとおり、岩登りがありましたが、うまく巻くことも可能みたいです。山頂には石塔が立っており信仰の山であることがうかがえました。眺めは最も都心に近い山であるためとても良かった。この時点で4時と遅くなってしまったので、当初の天覧山で夕日を見る作戦は失敗に終わってしましたが、今度は夜景を見る作戦に変更して先を急ぎました。
(山頂でお菓子をくれたご家族に感謝申し上げます。日の入りまでに下山できたでしょうか。)
日和田山〜高麗峠
日和田山から高麗駅に直接行くこともできましたが、せっかくなので高麗峠経由で天覧山まで行ってみることにしました。キャンプ場の傍を抜け、ドレミファ橋を通った頃には完全に日没してしまいました。なにげに今までほとんど日没前に駅まで帰って来れていたので、ナイトハイクは天覚山事件以来になります。ヘッデンと、マグライトダブル装備で高麗峠へ進みます。まあ熊が出るような場所でもないのでその分の安心はありましたが、足下は最悪でした。
高麗峠〜天覧山
このあたりは起伏もほとんどなくとても歩きやすかったのですが、いかんせん真っ暗なので慎重に進み時間もとられてしまいます。天覧山入口は一般道へ抜け、少し進んだところにありました。地図とちょっと違うような気がしますが。
天覧山の登山道は・・・まあただの岡ですから、特に問題ありません。
天覧山
飯能アルプス縦走に挑戦し敗退した以来の訪問になります。夜景目当てできましたが、標高が低く街が近すぎるのであまりいい写真が撮れず。ちょっと残念です。
【コース総評】
一日でいいとこ取りをしようとしたコースですが、結果40km(立体距離)を越えてしまいました。特に冬至が近いこの時期での通常登山は時間が足りなくなると思うのでヘッデンや逆コースになるとエスケープも難しくなるのでツェルトなども持っていった方が良さそうです。山道だけで構成されている飯能アルプスと違ってこちらは車道歩きもできるのでその分は楽かもしれません。
山よりも峠や展望台が多いので山に登りたい!って方は物足りないかも。
【反省点】
じつは出発前までトレラン装備で行くか迷っていました。結果としてトレラン装備で行ったら積雪で確実に敗退していたので、良かったと思います。ただ途中は気持ちよく走れそうな場所が多くあったので、今度は雪の心配のない時季に訪れたいと思いました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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何という距離・・
表題の所がトレランになってないのを、二度見しましたよ(笑)
西武秩父線って、西へ行くほどやたら気温が下がる気がします(  ̄▽ ̄)
雪もガッツリあって、なかなか楽しそうですね( ☆∀☆)
奥武蔵最強ルート制覇も、そう遠い事ではないような感じを受けます!(夜中スタートですが、ralickさんなら問題無さそうです(笑))
コメントありがとうございます。
今回の雪はかなり湿った雪でして、ゲーターなしにラッセルすると、靴下までびしょびしょになってしまいました。次はもう少し寒くなってから行ってみたいと思います。
奥武蔵最強ルートですか・・・
最低でも12時間以上はかかりそうなルートですね。今の時期は大持、小持山付近で日の入りしてしまいそうです。来年日が長くなってから挑戦してみたいと思います。
本格的に寒くなってきましたので体調には気を付けてください。
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