二日前に初雪が舞った東海地方ですが、きょうは小春日和になりそう、というわけでやって来たのは東海道線の柏原駅。夜明けの名古屋は曇っていましたが、いつの間にか晴れ上がっています。
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二日前に初雪が舞った東海地方ですが、きょうは小春日和になりそう、というわけでやって来たのは東海道線の柏原駅。夜明けの名古屋は曇っていましたが、いつの間にか晴れ上がっています。
電車は東海道線ですが、駅前の通りは旧中山道。東海道線を名乗るんだったら、こんなところではなく、国道1号線に沿って桑名から鈴鹿峠あたりを通るべきだと思うのですが…。
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電車は東海道線ですが、駅前の通りは旧中山道。東海道線を名乗るんだったら、こんなところではなく、国道1号線に沿って桑名から鈴鹿峠あたりを通るべきだと思うのですが…。
登山道の道標がでてきました。この山は、先月登った藤原岳と同様、駅からのアクセスが便利で、私のような者には有難いです。
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登山道の道標がでてきました。この山は、先月登った藤原岳と同様、駅からのアクセスが便利で、私のような者には有難いです。
再び道標があります。ここで登山届を記入して提出しておきます。
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再び道標があります。ここで登山届を記入して提出しておきます。
しばらくは杉木立の続く林道を歩きます。
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しばらくは杉木立の続く林道を歩きます。
緩い坂道の林道を上り詰めると一合目です。このあたりから次第に山道らしくなります。
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緩い坂道の林道を上り詰めると一合目です。このあたりから次第に山道らしくなります。
少しばかり沢沿いを歩きます。ここは鈴鹿、こういうところは夏場はヒルの多発地帯なのかなと思います。
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少しばかり沢沿いを歩きます。ここは鈴鹿、こういうところは夏場はヒルの多発地帯なのかなと思います。
植林帯を抜けると青空が開けます。
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植林帯を抜けると青空が開けます。
薄い霧のなか、陽の差しこぼれる広葉樹林帯を登っていきます。写真ではうまく表現出来ませんが、なかなか幻想的な光景です。
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薄い霧のなか、陽の差しこぼれる広葉樹林帯を登っていきます。写真ではうまく表現出来ませんが、なかなか幻想的な光景です。
四合目です。このあたりからところどころ積雪がみられるようになります。ここには避難小屋がありますが、よほどの緊急事態でもない限り、使用するのはためらわれそうです。
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四合目です。このあたりからところどころ積雪がみられるようになります。ここには避難小屋がありますが、よほどの緊急事態でもない限り、使用するのはためらわれそうです。
山上が見えてきたのでしょうか?
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山上が見えてきたのでしょうか?
五合目まで来ました。登山口からここまで、それほど急坂はなかったのですが、意外と距離を感じました。
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五合目まで来ました。登山口からここまで、それほど急坂はなかったのですが、意外と距離を感じました。
次第に山上付近の展望が開けてきます。あたり一面は葉を落とした広葉樹林帯で、冷え込んだときには霧氷や樹氷が見られるのかなと思います。
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次第に山上付近の展望が開けてきます。あたり一面は葉を落とした広葉樹林帯で、冷え込んだときには霧氷や樹氷が見られるのかなと思います。
登山道は薄い雪に覆われています。ルートを見失わないように赤テープや足跡に注意して進みます。
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登山道は薄い雪に覆われています。ルートを見失わないように赤テープや足跡に注意して進みます。
やがて樹林が途切れて見晴らしが良くなります。雲の上に伊吹山が覗いています。こういうときに、「山はいいなぁ」と思います。
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やがて樹林が途切れて見晴らしが良くなります。雲の上に伊吹山が覗いています。こういうときに、「山はいいなぁ」と思います。
伊吹山は豪雪地帯、上のほうはけっこう積もっていそうです。山容といい、雪を纏った表情といい、山陰の名山、大山を思い出します。どちらも孤高の独立峰です。
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伊吹山は豪雪地帯、上のほうはけっこう積もっていそうです。山容といい、雪を纏った表情といい、山陰の名山、大山を思い出します。どちらも孤高の独立峰です。
だいぶ登ってきました。青空の下、山上の避難小屋が見えてきました。
この写真を撮ったすぐ後に、私の50mくらい前方を数頭のイノシシが横切っていきました。写真を撮ろうと思ったのですが、まさに猪突猛進で、あっという間に走り去ってしまいました。
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だいぶ登ってきました。青空の下、山上の避難小屋が見えてきました。
この写真を撮ったすぐ後に、私の50mくらい前方を数頭のイノシシが横切っていきました。写真を撮ろうと思ったのですが、まさに猪突猛進で、あっという間に走り去ってしまいました。
彼らの足跡でしょうか?
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彼らの足跡でしょうか?
避難小屋の前の広場に出ました。数組の方が休憩されています。ここからは広大な山上台地となって一気に見通しが開けます。心配していた風もそれほどではなく、意外に寒さは感じません。
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避難小屋の前の広場に出ました。数組の方が休憩されています。ここからは広大な山上台地となって一気に見通しが開けます。心配していた風もそれほどではなく、意外に寒さは感じません。
避難小屋から山頂を目指します。このあたり、御池岳や藤原岳と同様に、草原のなかに石灰岩が点在しています。カルスト地形っていうんでしたっけ?
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避難小屋から山頂を目指します。このあたり、御池岳や藤原岳と同様に、草原のなかに石灰岩が点在しています。カルスト地形っていうんでしたっけ?
雪の岩稜を登っていきます。積雪は多いところで20cmくらいです。軽アイゼンが不要なぎりぎりのレベルでしょうか。
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雪の岩稜を登っていきます。積雪は多いところで20cmくらいです。軽アイゼンが不要なぎりぎりのレベルでしょうか。
茶褐色の地表を薄い雪が覆っています。チベットかアンデスあたりの景観のようです。勿論行ったことありませんが。
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茶褐色の地表を薄い雪が覆っています。チベットかアンデスあたりの景観のようです。勿論行ったことありませんが。
山頂へ向けて、最後のひと登りです。
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山頂へ向けて、最後のひと登りです。
山頂に着きました。数名の方が休憩されています。ここも風は弱く、それほど寒さは感じません。
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山頂に着きました。数名の方が休憩されています。ここも風は弱く、それほど寒さは感じません。
北側は関ヶ原を隔てて伊吹山が聳えています。いま自分は鈴鹿の最北端にいるんだなと思います。
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北側は関ヶ原を隔てて伊吹山が聳えています。いま自分は鈴鹿の最北端にいるんだなと思います。
西側は琵琶湖が茫洋と拡がっています。いつも思うのですが、山の上から見下ろす琵琶湖は、海にしか見えません。
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西側は琵琶湖が茫洋と拡がっています。いつも思うのですが、山の上から見下ろす琵琶湖は、海にしか見えません。
さて、ここは霊仙山の山頂ですが最高地点ではありません。最高地点はここから少し離れたところに盛り上がっているピークです。
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さて、ここは霊仙山の山頂ですが最高地点ではありません。最高地点はここから少し離れたところに盛り上がっているピークです。
最高地点を目指して、薄雪に覆われた尾根を進みます。
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最高地点を目指して、薄雪に覆われた尾根を進みます。
最高地点に着きました。ここでも数名の方が休憩されています。
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最高地点に着きました。ここでも数名の方が休憩されています。
南側の展望です。逆光の下、御池岳と藤原岳と思われる山塊がうずくまっています。
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南側の展望です。逆光の下、御池岳と藤原岳と思われる山塊がうずくまっています。
最高地点を後に、先程の避難小屋まで戻ってきました。既に昼近く、ここで昼食にしましょう。
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最高地点を後に、先程の避難小屋まで戻ってきました。既に昼近く、ここで昼食にしましょう。
まず、メスティンに冷やご飯と適量の水を入れて、ほぐしながら加熱します。
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まず、メスティンに冷やご飯と適量の水を入れて、ほぐしながら加熱します。
昨日スーパーで買った牡蠣フライを取り出します。広島産とのことですゾ。
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昨日スーパーで買った牡蠣フライを取り出します。広島産とのことですゾ。
煮え立ったご飯に、牡蠣フライを乗せます。
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煮え立ったご飯に、牡蠣フライを乗せます。
生玉子さん登場。
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生玉子さん登場。
生玉子を溶いて牡蠣フライに掛けます。
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生玉子を溶いて牡蠣フライに掛けます。
ダシを回し掛けます。このダシ、先日の八曽山鍋パーティーの余り物です。
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ダシを回し掛けます。このダシ、先日の八曽山鍋パーティーの余り物です。
ついでにネギも入れましょう。
この後、蓋をして弱火でぐつぐつ数分…
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ついでにネギも入れましょう。
この後、蓋をして弱火でぐつぐつ数分…
…出来ました。ほかほか牡蠣フライの簡単玉子とじ丼。
つい最近読んだ、とある漫画に出てきたメニューの再現ですが、けっこうイケました。
惜しむらくは、一見大ぶりに見えた牡蠣フライが、コロモが分厚いだけで中身が小粒だったこと。まぁよくあることなんでしょうけど。
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…出来ました。ほかほか牡蠣フライの簡単玉子とじ丼。
つい最近読んだ、とある漫画に出てきたメニューの再現ですが、けっこうイケました。
惜しむらくは、一見大ぶりに見えた牡蠣フライが、コロモが分厚いだけで中身が小粒だったこと。まぁよくあることなんでしょうけど。
昼食の後、下山を始めます。
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昼食の後、下山を始めます。
帰路は醒ヶ井のほうに下りようとしたのですが、通行止めの看板。往路を引き返すことにします。
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帰路は醒ヶ井のほうに下りようとしたのですが、通行止めの看板。往路を引き返すことにします。
往路を坦々と引き返します。
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往路を坦々と引き返します。
林道まで出てきました。伊吹山を正面にゆるゆると下ります。
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林道まで出てきました。伊吹山を正面にゆるゆると下ります。
柏原駅に辿り着きました。ここから帰途に着きます。小春日和の一日、きょうもしっかり歩きました。
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柏原駅に辿り着きました。ここから帰途に着きます。小春日和の一日、きょうもしっかり歩きました。
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