東鳳翩山 - 居酒屋『山頂』雨天の登り納め
Hans-R1
体力度について
- GPS
- 06:41
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 694m
- 下り
- 799m
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| 天候 | 小雨時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年12月の天気図 |
| アクセス |
国道9号【吉敷交差点】或いは【吉敷西交差点】から国道435号へ。 国道435号を美東方面へ約4km、赤田神社先の交差点(登坂車線開始地点)を右折。 大内氏遺跡・凌雲寺跡方面への看板に従って進んだ後は、 そのまま遺跡を通り過ぎて、県道64号(幅1〜1.5車線)を約4km進めば地蔵峠。 地蔵峠には3〜5台の駐車スペース有、峠の手前1km付近にも数台分のスペース有。 地蔵峠登山口のJR最寄り駅は山口線『矢原駅』か『湯田温泉駅』 バスは中国JRバスの『中尾口』停留所。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に危険個所はありませんが、県道？市道？に直径1mほどの岩が転がってました。 また、登山道では、先日(16日)の雪の影響か直径20cmほどの枯松が倒れていました。 どちらも通行に支障はありませんが、自分の歩いている時に起こらないともいえませんので。 |
写真
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雨が止みそうな気配
※詳しくは感想欄
株式会社はつもみぢ
HARADA
カスタムオーダー01
オリーブオイルとニンニク...の予定がニンニク＆パセリを忘れてしまい、中途半端に(笑
感想
数日前から、この日を登り納めと計画していた。
ついでに居酒屋『山頂』開店しようと。
しかし、週間天気予報は芳しくない。
昨夕、とりあえず買い出しだけは済ませて担いで上がる物を揃えた。
寝る前に天気を確認すると「曇り」降水量は0mm予想。
しかし、コメントには急な雨に注意が必要的なことが書かれていた。
計画実行を決めて眠りについた。
朝、さーっという雨の音が聞こえて、一度目が覚めた。
しばらく惰眠を貪って起き上がる。
まだ薄暗い外を覗いてみると、降ってるのか降ってないのか判らないような霧雨。
よし、予報でも時間が進むにつれて曇り優勢みたいに書いてたし、大丈夫だな。
新聞を読み、朝食を食べ終わった頃、ザーッという音が聞こえてきた。
慌てて外に出てみると...雨。
空にはどす黒い雲。
気が滅入る。
やる気が失せかけた。
もう一度、天気予報と雨雲レーダーを確認する。
雨雲は結構長い間かかり続けそうだが、やはり、昼過ぎには抜けそうだった。
出発の仕度を調え、嫁さんに車で登山口の近くまで運んでもらう。
小雨が降る中、出発するのは数年ぶりかなぁ。
傘を差し、トボトボ歩く。
雨に濡れた葉っぱが鮮やかだ。
降り続く小雨は鬱陶しいけど、そんな状況で居酒屋『山頂』を開店させるのも一興。
そう思い込むようにして舗装路を歩く。
出発から20分ほどで『黄金馬の伝説コース』分岐にきた。
舗装路を歩いて地蔵峠から山頂を目指すより、こっちの方を歩けば距離、時間共に半分程度に短縮できる。
しかし、今日は登り納めの登山。
地蔵峠のお地蔵さまに、その報告と感謝を伝えるためにあえて舗装路を歩く。
が、舗装路歩きは長くキツイ。
先日(20日)、萩往還(三田尻〜山口駅)で25km歩いたばかりの体には荷が重すぎる。
なんとか地蔵峠での報告を終え、登山道へと道を移して山頂を目指す。
階段、キツイ...
ベストコンディションであれば20分ほどで登るこのコース、さすがに40分かかった。
地蔵峠から山頂西の肩の広場辺りまでは、「もう少ししたら雨もあがりそうだ」と思わせるような雰囲気だった。
だったのだが...
山頂まであと少しという辺りで、空はどす黒い雲に覆われた。
傘を叩く雨音もしっかり耳に届くようになってきた。
ヘロヘロになって山頂へ到着すると、独りのハイカー、男性(50歳代？)が急いだ様子でレインウェアを着始めたところだった。
「こんにちは」と挨拶を交わし、私はいつものテーブル席に座る。
雨で濡れているので椅子にビニール袋を敷いてから。
雨は幾分か強くなり、出発から一番ひどい降り方になった。
私はザックを目の前のテーブル上に置いて、傘の軸と同一線上に抱え込むようにして、なるべくザックが濡れないようにした。
その状態のまま、降り続く雨を恨めしく眺めていた。
男性はレインウェアを着終えて、これから下山というところだった。
「今からお昼ですか？」と聞かれた。
「そのつもりなんですが...あと40分ほどで雨雲が抜けそうなんで、それまでちょっと様子を見ます」と答えた。
すると「多大なご迷惑をお掛けします」という。
「...え？」
男性の言ってる意味が分からず、私は“そう聞こえたハズ”の言葉は間違いだったのかなと、似た言葉の組み合わせを探した。
その似た言葉が見つかる前に男性が続けた。
「私、かなりの雨男なんです...」
「先日も右田ヶ岳に初めて登ったんですが、その時もこんな状況で...」
「どこに登っても大体降られてしまうんです」
「そうなんですか」
「実は私は...晴れ男なんです」
「でも今日はどうやら負けてしまったみたいですね(笑」
そんな会話がしばらく続いた。
男性はこの後『三瓶山』へ行くという。
なんでも、浜田市(島根県)に住んでいて、実家が三瓶山の近くにあるので、明日は三瓶山に登るのだそうな。
「私が降りたら、雨も止んで晴れますよ」
男性は自虐とも確信ともつかない言葉を残して鳳翩山山頂を後にした。
「お気を付けて」
レインウェアで何も見えないはずの背中が少し寂しげに見えた。
しかし、雨男とはいえ、とても爽やかな感じの男性であった。
雨男も見方を変えれば、万物に恵みをもたらすの雨の男。
明日が良い天気になりますように。
それから20分ほど経っただろうか。
雨がやみ、光が差し始めた。
すごい！
やっぱり、あの男性は雨男だったんだろうか！？
いや、雨を司る男だろうか。
そして山頂には私独り。
晴れていれば連休で多くの人が登ってただろうけど、この天気じゃ誰も来ないだろう。
いそいそと酒の肴を用意する。
今日の酒は山口県周南市の『株式会社はつもみぢ』が醸す
『HARADA (原田) カスタムオーダー 01』
果実のような香り、爽やかな中にも柔らかさを感じる味。
上手く表現できないけど、そんな感じでした。
今日はこの他に缶ビール2本持って上がったけど、雨による開店の遅れと寒さで呑み切ることはせず、持ち帰りました(笑
ちなみに酒は150mlほど残りました。
山頂での滞在が2時間を過ぎた辺りから、再び雲行きが怪しくなってきた。
降られる前に帰り支度を調えようと、ちゃっちゃと後片付け。
今年の山行に感謝し、来年も良い山行が出来るように願って山頂を後にする。
地蔵峠まで降りて、お地蔵さまに改めて登り納めの報告をする。
ここからおよそ8kmの舗装路歩き。
途中から雨。
缶ビールも残ってるし、食材も少し残ってる。
重たいままのザックが食い込んでくる。
久々にキツカッター。
ということで、今年はこれにて御仕舞。
また、来年も良い山行ができますように。
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お疲れ様でした♪
Facebookで予定を拝見した時から今日仕事である事を悔やみましたよ😭休みなら黙ってこそっと登って差し入れをしたものをっ！！w
しかし午前中悪天候ながらも楽しい山行をされたようで安心しました😊
なかなか都合が合いませんが来年はぜひご一緒させて下さい♪
ホント、疲れたわー(笑
明日は仕事だし、チャンスは今日しかなかったんだよなぁ
差し入れ欲しかったのぉー
次回、新春？もしくは春の部で宜しく！
雨の中での“開店”は初めてで中々大変だったが、
これがどうして、良い経験になったわ。
くる年は是非、東鳳翩山での居酒屋『山頂』、そして『くじゅう』、
出来れば『大崩山』辺りに同行して頂きたい
春の部ではアルバイト店員としてご同行いたしますw
また、先日お話して以来、大崩山へは興味津々です😁こちらこそぜひご同行させて下さい👍暖かくなってきたら具体的に計画しましょう♪
ぜひ、アルバイト頼んだｗ
大崩山のベストシーズンはアケボノツツジの咲くGW前、
清冽な水の流れを楽しめる夏、錦絵のような紅葉の10月下旬あたりかのぅ。
それまでしっかり大崩山の予習をしておいてくれ！
了解です！
十分に予習しときます😄
GW前に乗り込みましょう♪
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