池山吊尾根〜八本歯のコルで敗退【北岳】
- GPS
- 24:56
- 距離
- 30.6km
- 上り
- 2,985m
- 下り
- 2,988m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 5:33
天候 | 1日目,曇りのち雪。2日目,晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【林道】 所々凍結ありスリップ注意。 【鷲ノ住山】 凍結ありませんでしたが急登なので下りは注意。 【アルキ沢橋〜池山御池小屋】 登りは登山靴で問題ありませんでしたが、2日目の下りは凍結して4〜5回スリップしたので、アルキ沢橋バス停までアイゼン履きました。チェーンスパイクが有効だと思う。 【池山御池小屋〜砂払】 ルートの半分位までアイゼン無しで行けました。新雪の下の雪がアイス化してて少し滑る場面もありました。踏み抜きがほとんど無かったのは幸運でした。 【砂払〜八本歯のコル】 ボーコン沢の頭まで雪深かったのでスノーシュー履きましたが、後続の人も踏み抜きがほとんど無かったので、スノーシューいりませんでしたね。 八本歯の岩場は危険でした。慎重に岩周りの新雪を払って調べ、踏み固めて移動しました。二ヶ所の下りで危険を感じロープ出しました。二ヶ所共支持点あり5〜6mで足ります。 |
写真
感想
今年の4月と5月の積雪期に北岳に行ってたので、
今回も行けると思っていましたが、
結果は時間切れで引き返すハメになりました…。
あのまま突入して登り2時間下り1時間を加算すると夜中の2時半ゴールで車を飛ばして寝ないで6時から仕事の地獄の一日になる所でした(笑)
今回は未経験だった新雪ルートファインディングとラッセル体験が出来てピークに行く以上の価値ある山行だったけど、ピークも行きたかった…。
引き返す帰りの下りで砂払を過ぎた樹林帯の中にソロテントが4張りあったので25日はピーク踏む人が何人かいるでしょう。今日は8人パーティーの中の3人がピークを踏んだと思います。
池山御池小屋に泊まったのは私の他に8人パーティーとアメリカ人カップルの合計11人でした。始めはアメリカ人カップルと三人だったので中学レベルの単語英会話で話して、寝る時は隣だったので、スリーピングバッグ・フットスペースインと言ってホッカイロをプレゼントしたら喜んで受け取りました。暖かい日本人の思い出+1ポイントです(笑)
プロカメラマンのuさんはただ者ではありません。余裕でピーク行けるレベルです。何日も砂払やボーコン沢の頭近くにテントを張りシャッターチャンスを狙ってる正しくプロです。いい風景を撮る最も大切な事はそこにいる事ですからね。
私が歩いてる姿も撮っていて山岳雑誌で使うかもしれないと言ったので、ご自由にどうぞ、ピークまで行ってないけどね…と言っときました。
★電動ファンゴーグルの感想
初使用で砂払からバラクラバを被って使いましたが、曇るまでスイッチオフで、レンズ上の方が曇ってきたのでスイッチオンにすると「ぶぅ〜ん」と気になるレベルの音ですが1時間も聞いてると慣れてしまうので音は問題なし。休憩の時はオフにすればいい。音の心配と電池の持ちを考えて手動式を買った(センサー感知オートオンタイプもあるので)
レンズ上の方の曇りは一向に解消されませんでしたが、それ以上は曇る気配なし。
ゴーグルの上の方の曇りをよく見たら凍ってたので、これでは曇りが取れないと思い外して中のレンズを拭いてからは一切曇りなし。
装着前に雪をレンズ内側に入れてしまったかもしれない。
マイナスの世界で湿気を乾燥させるのは容易ではないのでレンズ内側に雪は入れない様に注意して早めにスイッチオンにすれば一切曇らない有効アイテムでした。
吹雪の中で使用したらまた報告します。
http://netshop.swans.co.jp/products/list502.html
http://item.rakuten.co.jp/loupe-studio/sw-g-22/
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