天祖山中腹道(水源林巡視道）を行く
katsudon
体力度について
- GPS
- 07:34
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,051m
- 下り
- 2,082m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:30
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り：日原鍾乳洞BSからバスで奥多摩駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
日原林道は路面凍結していたので途中からアイゼンをつけて歩いた。帰りには路面凍結はまだ残っていたがアイゼンなしで歩いた。 山道に入ったら雪はあったりなかったり、また凍結はなく林道歩きよりはるかに歩き易かった。 中腹道は道自体はしっかりしてるが、多くの場所で谷側に転んだら大怪我か下手すりゃ命の危険もあるので気が抜けなかった。中腹道は当然眺望は楽しめない。 |
| その他周辺情報 | 鍛冶小屋窪の栃ノ木や天狗のかつらなど巨樹を見物できる。 日原鍾乳洞料金700円。 |
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感想
■松浦隆康著「バリエーションハイキング」（��天祖山中腹道と楢平）のルートを辿ることにした。天祖山南東尾根にかかるいくつかの支尾根も興味はあるが今回は中腹道だけにした。奥多摩駅から鍾乳洞行きのバスには登山者十数名がいたが、終点の鍾乳洞BSに着くまでに他はすべて下車した。
■八丁橋を渡ったすぐ先に天祖山への登山口であるが、そこまでの日原林道歩きは路面凍結して危ないので軽アイゼンを装着して歩いた。登山道に入ってからは凍結道は現れなかった。
標高1050m辺りの中腹道分岐点の標識を見落として行き過ぎてしまい、ロボット雨量計の地点からバックした。なんで分岐の標識を見落としたものか自分でも不思議。
■前を歩いていた2人を追い抜いたが、彼らは水道局関係の人で中腹道（水源巡視路）は整備したとのこと。奥多摩にも丹沢にもこうした巡視路は数多くあるようだが、地形図にも登山地図にも表示されていないので、これらのルートが記載された地図を取得する方法がないかと尋ねたところ”ない”とあっさり返された。
■中腹道は整備はされているのだが、躓いたり、よろけたりして谷側に滑落したら無事では済まないという場面が多く緊張した。また、ナメダキ窪を過ぎたところで次に現れる支尾根は巻いてはだめだというガイド文に過剰反応して支尾根末端に着く前の谷筋を攀じ登ったがこれはまずかった。危うい攀じ登りに時間もかかって支尾根の上部に上がったが何のことはない支尾根を単純に登れば良かったのだ。
■大ブナ尾根末端付近を乗越ところ（大椈別れ）でしばし休憩して先へ進む。少し進むと日原林道に下る道との分岐が現れたが、楢平を一周してきてここから日原林道に下り立つ予定にしている。いまはまず見送りここの僅か先で中腹道は2方に分かれ、右の上方に向かった。少しずつ高度を上げて鍛冶小屋窪を越え赤石尾根の方向に進んでいく。楢平の上部あたりと思しき辺りから積雪もあり踏み跡を追いにくくなった。進行方角を西に定めて適当に進むと正規の道に合流した。あと道成りに下って元の地点に戻ってきた。楢平を一周する形で歩いたのだろうが肝心の楢平を確認することができなかった。いずれ赤石尾根や大ブナ尾根を歩くこともあるだろう、その時に楢平を見届けてみようと思う。
■日原林道に下り立ったところでしばし休憩。軽アイゼンを外し腹ごしらえしたり。帰りのバス時刻（鍾乳洞BS14：50）にはどうしても間に合わないので次便利用とし、余裕の時間で名木など愛でていくことにした。「鍛冶小屋窪のトチノキ」は、休憩してる場所からはっきり確認できた。傍まで寄ってから写真に収めて次は「天狗のかつら」にも寄り道して鑑賞した。さらには「名栗沢の栃ノ木」も観ようと進入したが見つけきれなかった。
■八丁橋辺りから林道はまだ凍結していて滑らないよう気をつけて歩いた。バス時刻にまだ余裕があったので過去に観たことがある日原鍾乳洞を忘れてしまっているので急ぎ観ることにした。微かに洞内の記憶は蘇った。入観料700円。約20分くらいでざっと急ぎ足で観た。
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