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Yamareco

記録ID: 1047500
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アイスクライミング
八ヶ岳・蓼科

クリスマスルンゼめざすも大雪に阻まれ中途半端敗退

2017年01月09日(月) [日帰り]
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hnhn その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:31
距離
9.5km
登り
690m
下り
693m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
1:44
合計
8:48
6:01
5
スタート地点
6:06
7:47
34
8:21
8:23
75
9:38
9:38
242
13:40
13:41
45
14:26
14:26
23
天候 本日は晴れ、ほぼ無風。しかし前夜の大雪でアプローチはラッセル祭り。
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前夜に舟山十字路にIN。中央道は上野原からチェーン規制の大雪。フロントウィンドウに舞い向かってくる雪に目が錯覚を起こし道路状況を見失いながら(私は運転していないのですがw)超怖い思いをしました。
舟山十字路も、別荘前は除雪が入っていたが、林道への分岐に入るとすでに20cm近い積雪。駐車場では、車の位置を決めるために何度か切り返しを行う間、4駆SUVなのに!あやうくスタックしそうになりました。そーっと動かし、なんとか無事に切り抜けました。
舟山十字路にはすでに3台ほどの駐車。かなり雪に埋もれていました。
コース状況/
危険箇所等
朝にはすっかり雪が止み、天候はよろしかったですが、前夜の積雪によりコースは全体ラッセルが必要(膝下くらい)。右俣左俣分岐までは、先行パーティや下山パーティの踏み跡がありましたが、その後はノートレース。右俣に入ったパーティはいなかいってことね。
ここからアイゼン装着。そこまでも、雪の下が凍っていて滑ることに難儀しました。
前夜はテント張れず車中泊。でもぐっすり眠れた。5時起床の予定が2度寝、2度寝で6時半起床になっちまった。
2017年01月09日 07:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 7:36
前夜はテント張れず車中泊。でもぐっすり眠れた。5時起床の予定が2度寝、2度寝で6時半起床になっちまった。
よっく積もったもんだ。
2017年01月09日 09:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 9:19
よっく積もったもんだ。
天気はよい。
2017年01月09日 09:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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天気はよい。
半ラッセル旅。
2017年01月09日 09:31撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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半ラッセル旅。
リーダーとの距離があいてしまうと、南アルプス旅のトラウマ、PTSDか?でドキドキするのでした。
2017年01月09日 10:21撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 10:21
リーダーとの距離があいてしまうと、南アルプス旅のトラウマ、PTSDか?でドキドキするのでした。
11時過ぎ、ようやく右俣と3ルンゼ分岐にて、装備を調える。
2017年01月09日 11:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 11:10
11時過ぎ、ようやく右俣と3ルンゼ分岐にて、装備を調える。
そこから20分ほどで、小さな氷瀑。今日はここで敗退かな、ということで、練習ということでロープを出した。
2017年01月09日 11:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 11:48
そこから20分ほどで、小さな氷瀑。今日はここで敗退かな、ということで、練習ということでロープを出した。
サクサク登っていくリーダー。私は、怖いよー、立てますようにーと騒ぎながらなんとか登った感じ。まだアイス、怖い。
2017年01月09日 11:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 11:49
サクサク登っていくリーダー。私は、怖いよー、立てますようにーと騒ぎながらなんとか登った感じ。まだアイス、怖い。
アイススクリューも、自前の買ったけどここでようやく初使用。使用といっても刺す練習だけだけど。初めての感触。
2017年01月09日 12:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:19
アイススクリューも、自前の買ったけどここでようやく初使用。使用といっても刺す練習だけだけど。初めての感触。
1度刺すと、次は雪が詰まってしまって刺しにくい。
2017年01月09日 12:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:34
1度刺すと、次は雪が詰まってしまって刺しにくい。
その後、アバラコフも実験。
2017年01月09日 12:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:34
その後、アバラコフも実験。
左右から斜めにスクリューで穴を開け、つながったところにスリングを通す。
2017年01月09日 12:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:47
左右から斜めにスクリューで穴を開け、つながったところにスリングを通す。
スリングを通すには、リーダー自作の針金製の釣りw道具。
2017年01月09日 12:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:48
スリングを通すには、リーダー自作の針金製の釣りw道具。
氷は甘いけど、強度はばっちりでした。静荷重なら十分耐えられそう。
2017年01月09日 12:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:49
氷は甘いけど、強度はばっちりでした。静荷重なら十分耐えられそう。
13時を持って下山。今回は、絶対にヘッデン行動になるのは嫌!とワタクシが主張させていただき。早めの判断となりました。
2017年01月09日 13:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 13:52
13時を持って下山。今回は、絶対にヘッデン行動になるのは嫌!とワタクシが主張させていただき。早めの判断となりました。
3ルンゼ分岐で装備解除。
2017年01月09日 13:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 13:52
3ルンゼ分岐で装備解除。
なお、本日は手だけVBLシステムを実験。ニトリル手袋を使用しました。行動中は快適だったけど、終わってみたら手がしわしわになってた。
2017年01月09日 15:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 15:17
なお、本日は手だけVBLシステムを実験。ニトリル手袋を使用しました。行動中は快適だったけど、終わってみたら手がしわしわになってた。

感想

前週の水曜に長い南アルプス縦走の旅から下山し、この3連休の前半2日は疲れを癒やす。しかし3連休の間なにもしないというわけには行かない!ということで、縦走を共にしたリーダーをお誘い(というかお願い)してアイスクライミングの旅に赴きました。
が。前夜は寒波来襲大雪。困難な移動を乗り越え、なんとか舟山十字路にIN。大雪すぎてテントを張れず、代わりにフルフラットにしての車中泊にしたのですが、これがなかなか快適で。気温はもちろんテント並に低くなったのだけど、テントよりも存外熟睡できたような気がします。
たっぷり熟睡で元気に朝は出発。未だ鮮やかな記憶に残る、縦走旅の渦中の体に比べると、積もりたての雪、ややラッセル歩きながらも、登りは緩いし超楽勝!だけど、やっぱりリーダーとは距離が空いてしまうし、汗だくになってしまって、早めに1本取ってもらいました。右俣左俣分岐、だったかな。そこからはノートレースで。歩きがきつくなりますが、先頭のリーダーのがしんどいので、なんとかついて行くことができました(ワタクシ自身はラッセルに役立たずで申し訳なかったですが)。
その後、3ルンゼとの分岐でアイゼン装着、ギア類も装備しちゃって、目指すはクリスマスルンゼ!だけど、やっぱりラッセル歩きはとても時間がかかり、1つめの小さい氷瀑に着いたところですでに12時。そこを登ってから、クリスマスルンゼまではさらに2、30分かかるだろう(今日の状態だと3,40分かも)てことで、クリスマスルンゼは諦め、そこの小さな氷瀑でちょっと練習しておしまいにすることにしました。
私はアイスクライミングは、これまでに人工(岩根山荘のアイスツリー)で1回やったことがあるだけなので、ほんものの氷瀑は小さいものといっても初めて。なので、「こういうものか」と十分楽しめました。アイススクリューも刺してみるの初めてだし、アバラコフなんて耳にしたことしかなかったくらいなので、初めてのアイス旅としては、途中敗退、という扱いになるとはいえ、十分堪能。
今シーズン、あと何度か機会がありそうなので、その備えとしては良い訓練の1日となりました。雪山歩きの練習もできたので、ラッセルも悪くない。

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