天狗岳（渋の湯から東天狗岳ピストン）

2017年01月25日(水) [日帰り]

• GPS: 05:47
• 距離: 9.9km
• 登り: 816m
• 下り: 814m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:33
• 休憩: 1:14
• 合計: 5:47

8:16 渋御殿湯
9:04 9:04 八方台方面・渋の湯方面分岐
9:24 9:24 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
10:05 10:22 黒百合ヒュッテ
10:30 10:31 中山峠
11:19 11:22 天狗の鼻
11:23 11:33 東天狗岳
11:39 11:39 天狗の鼻
12:13 12:13 中山峠
12:17 13:00 黒百合ヒュッテ
13:19 13:19 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
13:31 13:31 八方台方面・渋の湯方面分岐
14:03 渋御殿湯

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

渋の湯にある渋御殿湯さんの駐車場に駐車（1日1000円）。駐車場を通り過ぎ、渋御殿湯さんにて受付をしてから駐車場所の案内をして頂きます。ロープで出入りを規制してあり、区画もはっきりしているので安心して停めておけます。20台ほど停められそうな感じでした。

コース状況／危険箇所等

・渋の湯〜黒百合ヒュッテ
樹林帯の登山道で、特に危険な箇所は無いと思います。冬でも人気のコースなので、踏み跡はしっかり付いていて迷う心配も無さそうです。むしろ無雪期より段差が雪で埋まっていて歩きやすく感じたほどです。所々傾斜が急な所が有るので、スリップに気を付けるのと、踏み跡を外すと岩と岩の間の穴などへ踏み抜いてしまうかもしれません。
・黒百合ヒュッテ〜東天狗岳
前爪の有るアイゼン、ピッケルは必須です。中山峠から稜線は世界が変わる感じです。西風が冷たく、コンディションによってはしっかりとしたグローブ、バラクラバ、ゴーグル等の防寒具も必要でしょう。急な斜面、岩と雪のミックスもありますので、転倒や滑落に注意。また稜線の東側は切れ落ちていますので、正しい踏み跡がある場合は外れないで歩いた方が良いかと思います。

その他周辺情報

渋御殿湯さんにて入浴が出来そうでした。

写真

デジカメの設定を間違えていて暗いですが、実際にはもう少し明るかったです。気温は氷点下17℃！

登山届けのポストが設置されていますが、すでにコンパスにて提出済みなので、そのまま通過して登山スタートです！

黒百合ヒュッテまではツボ足＆ストックで歩きました。

この日は温度計を見ていて氷点下10℃を上回る事は無かった様子。ここまで気温が低いのは初めての経験でした。

雪で段差が埋まっていてとても歩きやすい！

最初の分岐。

唐沢鉱泉からの道と合流。

樹木にも雪がたっぷり付いていました！

天気は良さそうです！

開けた場所に出れば黒百合ヒュッテはすぐそこです！

到着！

積雪期は天狗の奥庭ルートは迷い易いようなので、おすすめでは無いそうです。

ここからアイゼン、ピッケルを装備します！

中山峠までは少し樹林帯を歩きます。

中山峠分岐を天狗岳方面へ！

見えました！左が今日目指す東天狗岳！雪煙が舞ってて風が強そう！右は西天狗岳。対照的な山容。

左端の斜面を登って行きます。近くで見るとけっこう急に見えます。

振り返って車山方面、奥は北アルプス。今日は雲が掛かっています。

近づいてきました！今日は予報から天気が良かったからか、登山者はけっこう多かったのではないでしょうか？

途中、東側は切れ落ちている様子が良く分かります。

真ん中あたりに黒百合ヒュッテと、左奥は蓼科山。

山頂まであと少しの所、天狗の鼻周辺のトラバースは岩が多くなるので、アイゼンを引っ掛けないように気を付けます。

山頂の標識が見えました！

到着！気温が低く（氷点下18℃ほど）、風もそこそこあるのでかなり寒いです！

赤岳方面。

西天狗岳方面。

南アルプス北部と中央アルプス方面。恵那山も見えていますね。

寒いので写真だけ撮ったらすぐに下山開始。

群馬県の方面も見えていました！

黒百合ヒュッテと蓼科山。

青と白のコントラストは冬山ならでは！

デジカメが寒すぎて動かなくなったので、ここからはスマホの写真です、

下ってきた所で上を見上げる。

下る斜面を見下ろす。

下ってまた見上げる。

急な所は下り終えましたー。また来るねー。

中山峠を過ぎて樹林帯を進めば、

黒百合ヒュッテに戻ってきました！ここで昼食と思ったが、ザックに中にあるおにぎりやパンは全て凍っていて食べる事が出来ず・・。山専ボトルに入れてきたお湯はしっかり熱かったので、カップラーメンは食べる事が出来ました。やっぱすごいです、山専ボトル！

その後ヒュッテでコーヒーを頂き、下ります。

歩きやすい樹林帯をひたすら下ります。

二つめの分岐。

一つめの分岐。8月に来た時は唐沢鉱泉方面へ歩きました。

ほどなくして登山口へ。

最後の分岐。

帰ってきましたー！

感想

danimarc

1月に森林限界以上の山へ行くのは初めてでした。
ザックの中の食料が凍ってしまう事は想定しておらず、良い経験となりました。
終始氷点下10℃〜18℃の間で、稜線では西風の中での行動となり、装備等を考え直すきっかけも頂けて、今後のスキルアップにつながればと思います。