また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1054089
全員に公開
雪山ハイキング
近畿

奥播磨の名峰 千町ヶ峰を独り占め

2017年01月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:09
距離
8.2km
登り
562m
下り
555m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:32
休憩
0:34
合計
5:06
10:36
161
13:17
13:51
86
15:17
15:17
25
15:42
ゴール地点
天候 快晴。出発時の気温-2℃。山頂で15℃??
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道6号、国道429号線は完全除雪。
薄木から分岐してからは除雪していますが圧雪が残っており冬用タイヤが必要でした。道幅が狭くすれ違いには苦労しました。

こぶしの里入り口の空き地は除雪されてなく進入不可。
交通の障害にならない路側に駐めさせていただきました。
なお道路の状況は日々時々変わります。
コース状況/
危険箇所等
積雪は取り付きで既に50cm程度あり。山頂付近では1m越えと思われます。
積雪後に歩かれた方はなくトレールは全くありませんでした。
道標やピンクテープに注意して進みましたが、積雪もあってか重要な箇所でもマークの見当たらない所がありました。
また下りの林道ではわざと外し、ショートカットしている箇所があります。

1年前のヤマレコのログをダウンロードし、地図アプリ(Geographica)で表示させ、大外れしないよう確認しながら歩きました。

なお危険箇所はありませんでした。
その他周辺情報 しそう よい(与位)温泉 700円 ラドン泉 源泉掛け流し。
ここはお気に入りの温泉で宍粟の山に行った時にはいつも利用させていただいています。

他に一宮温泉 まほろばの湯もあります。
今回入湯したかったのですが看板気付かず通り過ぎてしまいました。
下千町に着きました。気温-2℃。路肩に車を駐めました
2017年01月28日 10:32撮影 by  DSC-WX60, SONY
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下千町に着きました。気温-2℃。路肩に車を駐めました
あの山が千町ヶ峰でしょうか?
2017年01月28日 10:32撮影 by  DSC-WX60, SONY
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あの山が千町ヶ峰でしょうか?
奥に見えている橋を渡りますがトレールなし。先が思いやられます
2017年01月28日 10:35撮影 by  DSC-WX60, SONY
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奥に見えている橋を渡りますがトレールなし。先が思いやられます
10:35 スノーシューを履いて出発
2017年01月28日 10:36撮影 by  DSC-WX60, SONY
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10:35 スノーシューを履いて出発
ありゃー、雪がテンコ盛りです。既に積雪50cm
2017年01月28日 10:36撮影 by  DSC-WX60, SONY
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ありゃー、雪がテンコ盛りです。既に積雪50cm
バランスを崩さないように通過
2017年01月28日 10:38撮影 by  DSC-WX60, SONY
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バランスを崩さないように通過
こぶしの里キャンプ場(跡かな?)
2017年01月28日 10:40撮影 by  DSC-WX60, SONY
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こぶしの里キャンプ場(跡かな?)
先行者あり。(鹿さん?)
2017年01月28日 10:43撮影 by  DSC-WX60, SONY
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先行者あり。(鹿さん?)
右横を通過します
2017年01月28日 10:44撮影 by  DSC-WX60, SONY
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右横を通過します
テープを頼りに登りましょう
2017年01月28日 10:47撮影 by  DSC-WX60, SONY
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テープを頼りに登りましょう
最初は沢筋を登りましたが林道があったようです
2017年01月28日 10:51撮影 by  DSC-WX60, SONY
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最初は沢筋を登りましたが林道があったようです
杉の植林を進みます。ピンクテープが目印
2017年01月28日 10:53撮影 by  DSC-WX60, SONY
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杉の植林を進みます。ピンクテープが目印
初見参者には心強い道標
2017年01月28日 10:54撮影 by  DSC-WX60, SONY
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初見参者には心強い道標
かわいい道標もありました
2017年01月28日 10:56撮影 by  DSC-WX60, SONY
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かわいい道標もありました
「林道5〜10分進んで左に入る(目印あり)」とあります。このあと注意しながら進みます
2017年01月28日 10:58撮影 by  DSC-WX60, SONY
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「林道5〜10分進んで左に入る(目印あり)」とあります。このあと注意しながら進みます
林道を通っていることを初めて実感しました
2017年01月28日 11:00撮影 by  DSC-WX60, SONY
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林道を通っていることを初めて実感しました
注意標識から14分後、林道は右にカーブ。(道が途切れているように見えますが)
地図から判断するにこの付近で左を登るようですが、
2017年01月28日 11:12撮影 by  DSC-WX60, SONY
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注意標識から14分後、林道は右にカーブ。(道が途切れているように見えますが)
地図から判断するにこの付近で左を登るようですが、
目指す方向には目印がありません。
が、自分を信じて登りました
2017年01月28日 11:12撮影 by  DSC-WX60, SONY
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目指す方向には目印がありません。
が、自分を信じて登りました
しばらくしてピンクテープが現れました。一安心です
2017年01月28日 11:17撮影 by  DSC-WX60, SONY
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しばらくしてピンクテープが現れました。一安心です
その後もたまに現れるテープを探しながら進みます
2017年01月28日 11:19撮影 by  DSC-WX60, SONY
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その後もたまに現れるテープを探しながら進みます
これも案内板と思いましたが違ってました。でも方向があってるようなのでこの横を通ります
2017年01月28日 11:20撮影 by  DSC-WX60, SONY
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これも案内板と思いましたが違ってました。でも方向があってるようなのでこの横を通ります
炭焼き窯跡らしいですが雪に埋もれて何も判りません。でもコースが間違ってないことは確認出来ました
2017年01月28日 11:24撮影 by  DSC-WX60, SONY
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炭焼き窯跡らしいですが雪に埋もれて何も判りません。でもコースが間違ってないことは確認出来ました
杉林を進みます
2017年01月28日 11:26撮影 by  DSC-WX60, SONY
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杉林を進みます
ピンクテープが頼り。でもなくても大筋を外さなければOK
2017年01月28日 11:53撮影 by  DSC-WX60, SONY
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ピンクテープが頼り。でもなくても大筋を外さなければOK
標高1000m付近になると日が差してきました
2017年01月28日 12:14撮影 by  DSC-WX60, SONY
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標高1000m付近になると日が差してきました
日差しが眩しい
2017年01月28日 12:14撮影 by  DSC-WX60, SONY
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日差しが眩しい
久しぶりに標識みっけ
2017年01月28日 12:16撮影 by  DSC-WX60, SONY
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久しぶりに標識みっけ
林がどんどん明るくなってきて、
2017年01月28日 12:22撮影 by  DSC-WX60, SONY
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林がどんどん明るくなってきて、
その3分後、前方に青空が現れました
2017年01月28日 12:25撮影 by  DSC-WX60, SONY
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その3分後、前方に青空が現れました
雪原に松が美しい
2017年01月28日 12:25撮影 by  DSC-WX60, SONY
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雪原に松が美しい
この林を抜けてきました
2017年01月28日 12:27撮影 by  DSC-WX60, SONY
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この林を抜けてきました
振り向くと、氷ノ山が見えて感激!
2017年01月28日 12:28撮影 by  DSC-WX60, SONY
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振り向くと、氷ノ山が見えて感激!
13:28 無垢の白雪、緑の松、そして青空。サイコ−!
2017年01月28日 12:28撮影 by  DSC-WX60, SONY
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13:28 無垢の白雪、緑の松、そして青空。サイコ−!
直線を目指したトレースが美しい?
2017年01月28日 12:29撮影 by  DSC-WX60, SONY
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直線を目指したトレースが美しい?
ここから難コースに突入
2017年01月28日 12:35撮影 by  DSC-WX60, SONY
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ここから難コースに突入
テープがあっても前には進めません。歩きやすい所を探して迂回します
2017年01月28日 12:38撮影 by  DSC-WX60, SONY
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テープがあっても前には進めません。歩きやすい所を探して迂回します
でも先週から比べると天国かも
2017年01月28日 12:45撮影 by  DSC-WX60, SONY
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でも先週から比べると天国かも
12:50 頂上手前のサブピーク(1100m峰)に寄ってみました
2017年01月28日 12:50撮影 by  DSC-WX60, SONY
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12:50 頂上手前のサブピーク(1100m峰)に寄ってみました
サブピークから平石山を望む
2017年01月28日 12:51撮影 by  DSC-WX60, SONY
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サブピークから平石山を望む
山頂は近い。頑張りましょう
2017年01月28日 12:52撮影 by  DSC-WX60, SONY
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山頂は近い。頑張りましょう
大キノコ現る
2017年01月28日 12:55撮影 by  DSC-WX60, SONY
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大キノコ現る
弘法の池の道標。でも池はどこに?
2017年01月28日 12:57撮影 by  DSC-WX60, SONY
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弘法の池の道標。でも池はどこに?
頂上まで10分とありますが、
2017年01月28日 12:57撮影 by  DSC-WX60, SONY
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頂上まで10分とありますが、
馬酔木がブロック。越えるのに手こずりました
2017年01月28日 13:07撮影 by  DSC-WX60, SONY
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馬酔木がブロック。越えるのに手こずりました
そして、ズボッと胸まではまった落とし穴
2017年01月28日 13:09撮影 by  DSC-WX60, SONY
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そして、ズボッと胸まではまった落とし穴
頂上は近い!(はず)
2017年01月28日 13:12撮影 by  DSC-WX60, SONY
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頂上は近い!(はず)
弘法の池から19分。ついに山頂が見えました
2017年01月28日 13:16撮影 by  DSC-WX60, SONY
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弘法の池から19分。ついに山頂が見えました
13:16 山頂に到着。先行者あり。山ウサギさんかな?
2017年01月28日 13:16撮影 by  DSC-WX60, SONY
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13:16 山頂に到着。先行者あり。山ウサギさんかな?
最初に目が向くのはやはり氷ノ山(1510m)。群を抜いた存在感です
2017年01月28日 13:34撮影 by  DSC-WX60, SONY
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最初に目が向くのはやはり氷ノ山(1510m)。群を抜いた存在感です
アップで。手前の山は藤無山(1139m)
2017年01月28日 13:17撮影 by  DSC-WX60, SONY
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アップで。手前の山は藤無山(1139m)
ここから360°展望を楽しみます。東に段ヶ峰(1106m)。奥は粟鹿峰(953m)と思われます
2017年01月28日 13:18撮影 by  DSC-WX60, SONY
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ここから360°展望を楽しみます。東に段ヶ峰(1106m)。奥は粟鹿峰(953m)と思われます
東南には、千町峠から連なる平石山や千ヶ峰などの山々が連なります
2017年01月28日 13:20撮影 by  DSC-WX60, SONY
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東南には、千町峠から連なる平石山や千ヶ峰などの山々が連なります
右:平石山(1061m)、その奥には笠形山(939m)
2017年01月28日 13:18撮影 by  DSC-WX60, SONY
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右:平石山(1061m)、その奥には笠形山(939m)
千ヶ峰(1005m)
2017年01月28日 13:20撮影 by  DSC-WX60, SONY
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千ヶ峰(1005m)
北東間近には笠杉山(1032m)
2017年01月28日 13:51撮影 by  DSC-WX60, SONY
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北東間近には笠杉山(1032m)
北方面。この方面は苦手(勉強不足)。山名を特定することが出来ません。須留ヶ峰や妙見山があるようなんですが...
2017年01月28日 13:19撮影 by  DSC-WX60, SONY
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北方面。この方面は苦手(勉強不足)。山名を特定することが出来ません。須留ヶ峰や妙見山があるようなんですが...
ここで氷ノ山とツーショット
2017年01月28日 13:26撮影 by  DSC-WX60, SONY
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ここで氷ノ山とツーショット
南に峰山高原(右:暁晴山1077m、左:夜鷹山1056m)
2017年01月28日 13:34撮影 by  DSC-WX60, SONY
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南に峰山高原(右:暁晴山1077m、左:夜鷹山1056m)
南西は黒尾山(1025m)かなぁ(違っていたらすみません)
2017年01月28日 13:34撮影 by  DSC-WX60, SONY
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南西は黒尾山(1025m)かなぁ(違っていたらすみません)
西方面。右:県第二の高峰、三室山(1358m)と左:県第三の高峰、後山(1344m)
2017年01月28日 13:37撮影 by  DSC-WX60, SONY
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西方面。右:県第二の高峰、三室山(1358m)と左:県第三の高峰、後山(1344m)
そして秀麗な姿を見せる日名倉山(1047m)
2017年01月28日 13:35撮影 by  DSC-WX60, SONY
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そして秀麗な姿を見せる日名倉山(1047m)
最後に大パノラマ。兵庫県三高峰(氷ノ山、三室山、後山)のそろい踏みです。ぜひ大画面(元サイズ)で見てください。
2017年01月28日 13:37撮影 by  DSC-WX60, SONY
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最後に大パノラマ。兵庫県三高峰(氷ノ山、三室山、後山)のそろい踏みです。ぜひ大画面(元サイズ)で見てください。
撮影が終わりでおにぎり2個を食べました。あまりにも暖かだったので気温計を見ると15℃。エーッ!? まるで春。陽当たりよかったせいかも
2017年01月28日 13:47撮影 by  DSC-WX60, SONY
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撮影が終わりでおにぎり2個を食べました。あまりにも暖かだったので気温計を見ると15℃。エーッ!? まるで春。陽当たりよかったせいかも
13:52 30分以上休憩し、さぁ東の稜線に向けて出発
2017年01月28日 13:52撮影 by  DSC-WX60, SONY
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13:52 30分以上休憩し、さぁ東の稜線に向けて出発
さよなら・・・千町ヶ峰。足跡が忘れもの
2017年01月28日 13:53撮影 by  DSC-WX60, SONY
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さよなら・・・千町ヶ峰。足跡が忘れもの
無線小屋跡。アンテナがありません
2017年01月28日 14:00撮影 by  DSC-WX60, SONY
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無線小屋跡。アンテナがありません
気持ちの良い稜線にさよならして、
2017年01月28日 14:04撮影 by  DSC-WX60, SONY
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気持ちの良い稜線にさよならして、
植林帯に入ります
2017年01月28日 14:05撮影 by  DSC-WX60, SONY
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植林帯に入ります
登りと違い、林道なので迷うことはありませんが、
2017年01月28日 14:10撮影 by  DSC-WX60, SONY
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登りと違い、林道なので迷うことはありませんが、
雪塊は10kg以上はありそう。直撃を受けないよう注意して歩きます
2017年01月28日 14:11撮影 by  DSC-WX60, SONY
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雪塊は10kg以上はありそう。直撃を受けないよう注意して歩きます
氷ノ山ともここでお別れです
2017年01月28日 14:11撮影 by  DSC-WX60, SONY
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氷ノ山ともここでお別れです
北斜面は木々に雪が残っています
2017年01月28日 14:24撮影 by  DSC-WX60, SONY
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北斜面は木々に雪が残っています
林道歩きに退屈し林道を外れ林間を下りました
2017年01月28日 14:51撮影 by  DSC-WX60, SONY
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林道歩きに退屈し林道を外れ林間を下りました
が、急坂を下って林道に出ました
2017年01月28日 14:55撮影 by  DSC-WX60, SONY
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が、急坂を下って林道に出ました
笠杉山
2017年01月28日 14:57撮影 by  DSC-WX60, SONY
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笠杉山
除雪された基幹林道に出ました
2017年01月28日 15:07撮影 by  DSC-WX60, SONY
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除雪された基幹林道に出ました
ここを下って来ました
2017年01月28日 15:07撮影 by  DSC-WX60, SONY
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ここを下って来ました
基幹林道を下ります
2017年01月28日 15:11撮影 by  DSC-WX60, SONY
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基幹林道を下ります
自然の造形
2017年01月28日 15:15撮影 by  DSC-WX60, SONY
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自然の造形
千町集落より見る千町ヶ峰。コブが4つありますが、右から2つ目が山頂です(たぶん)
2017年01月28日 15:32撮影 by  DSC-WX60, SONY
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千町集落より見る千町ヶ峰。コブが4つありますが、右から2つ目が山頂です(たぶん)
出発地点に辿りつきました
2017年01月28日 15:43撮影 by  DSC-WX60, SONY
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出発地点に辿りつきました
よい温泉。酷使した筋肉をほぐしました。
2017年01月28日 16:47撮影 by  DSC-WX60, SONY
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よい温泉。酷使した筋肉をほぐしました。

装備

備考 スノーシューが大活躍しました(沈み込みは10cmで快適)
アイゼンは出番なし

感想

(プロローグ)
「千町ヶ峰」・・・山を始めた頃、その秀麗な山姿を段ヶ峰や峰山高原から何度も目にしていました。
当時は山は交通機関を使用して登るもの、というか車を持ってなかったので奥里にあるこの山は登山対象にはならない山でした。
おそらく当時は登山道もなかったのではないかと思います。

時は流れて・・・
先週に続く雪見ハイクを検討していて思い浮かんできたのがこの山です。
さらに奥の笠杉山には1年前に登っていることもあり、この付近の未踏峰も限られてきました。満票で決定です。
長年の想いがこもる山行となりました。

(本文)
この日は朝から快晴。絶好の雪見ハイキング日和です。
先週に続き出発が遅れたので、現地着は10時過ぎ。
辺り一面無垢の雪原...
先行者がいるだろうという淡い期待があえなく消えました。
とともに、「敗退」の二文字が目に浮かびます。
二連敗は避けたい・・・今年初めて持参したスノーシューの活躍に期待を掛け出発。

今回の力強い味方はスノーシューと、前夜ダウンロードしておいた一年前にこの地を歩いた方のログ。
途中、ピンクテープや道標が見当たらない箇所も多く、このログが大変役立ちました。
地図アプリ&このログがなければ、今回の登頂成功はあり得なかったといっても過言ではありません。
この場を借りて、レコを残されたhetaregontaさんに感謝の意を表します。

コースは杉の植林帯が主です。ヤブがなくどこでも歩くことが出来ます。
積雪で正確な道は判りませんでしたが、細かいことは気にせず地図を見ながら大筋を外さないよう注意して進みました。

尾根に出ると頭上に青空が拡がってきました。
純白の雪、松の緑、そして青空・・・遠くには氷ノ山が。
一人で占有するには勿体なさ過ぎの景色に感動しながら頂上を目指します。

そこから頂上までは常緑の灌木帯があり、先週の地蔵山を思いだします。
踏み抜いて胸まではまり込んだりしながらでしたが、先週のように枝で頭を打ったり、這いつくばって通るような所もなく、20分弱の苦労で無垢の山頂に着くことが出来ました。(小動物の先行者がいました)

山頂からの眺めは筆舌に尽くし難いという言葉がピッタシ。
気温上昇で少しもやっており、播磨灘や六甲山を目にすることが出来なかったのは残念でしたが、県中央部に位置する山からの大パノラマを堪能しました。

下りは展望の良い東尾根を通り林道を下りました。
気温上昇で湿雪がスノーシュー底に付着し、まるで鉄下駄を履いているよう(履いたことありませんが)です。
まぁこれもいい筋トレだと思い歩いていましたが、そのツケは舗装道路を歩いている時、左太ももが突然つるという形で出ました。
車に辿りつき靴と靴下交換時にもその兆候が出て四苦八苦。
夏山で小屋に入って休息中につることは経験済みですが、冬では初めてです。
冬でもアミノバイタルが必要なのかなぁ。
帰りの温泉で筋肉をほぐして気持ち良く帰宅しました。
一夜明けた今はほどよい筋肉疲れに満足しています。

(エピローグ)
雪の千町ヶ峰・・・サイコーでした。

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