社山(中禅寺温泉BT〜阿世潟から往復)
- GPS
- 07:24
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 818m
- 下り
- 820m
コースタイム
天候 | 晴れ。13時以降は曇り。 最高気温3.3℃、平均風速2.6m/s(奥日光・中宮祠アメダス観測)と暖かく穏やかな一日。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
板橋4:32−(JR線390円:赤羽・南浦和のりかえ)ー5:12南越谷 新越谷5:30ー(東武線:東武動物公園・栃木のりかえ)ー7:36東武日光 JR日光駅7:52=(東武バス:湯元温泉行)=8:40中禅寺温泉BT ▼帰り 中禅寺温泉BT 16:20=(東武バス)=東武日光駅 春節休暇の影響か、帰りのバスは中国人多めで大混雑 ◎「まるごと日光・東武フリーパス」利用、新越谷発で冬季は3940円 (夏季料金4300円でも)中禅寺温泉まで往復すれば元は取れます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
⛄積雪状況⛄ 1/22(日)〜1/28(土)までの一週間、積雪はなし。(降水量0.0ミリ) 木曜まで厳しい寒さが続いたにもかかわらず、 アメダス奥日光の積雪は一週間で33cm→16cmと減少しました。 ●中禅寺温泉〜狸窪(むじなくぼ) ・中禅寺温泉から狸窪のゲート手前までの舗装路は除雪されていました。 薄く残った雪が凍結している部分もありましたが、チェーンスパイクは使用せず。 ・狸窪から半月峠方面は雪深く、トレース1人分。半月峠まで続いているかは不明 ●狸窪〜阿世潟 ここからは雪道歩き。土の出ているところはありません。 トレースはだいぶ踏み固められていますが、ときどき踏み抜きます。 足跡に足を取られたり、滑ったりもします。アイゼンをつけたほうが歩きやすいかもしれません。 大日崎方面は、トレースはあったような気がします。 ●阿世潟〜阿世潟峠 阿世潟からの登り出しは雪原のため夏道は不明。トレースも最初はバラけ気味です。メインのトレースは夏道からは外れているようでした。 (登りの途中で、明らかに夏道に合流したのがわかる場所がある) トレースがない場合はルートを熟知していないと難しそうです。 ●阿世潟峠〜社山 この日は多くの入山者があり、しっかりとしたトレースがついていました。トレースはよく踏み固められてアイゼンが効きます。 今回は6本爪+ストックで問題ありませんでしたが、8本爪以上+ピッケルのほうが安心かもしれません。 急坂のある場所では登り・下りで歩きやすい場所が変わるせいか、トレースがばらける箇所も散見しました。 トレースの上からでも踏み抜く場所もあれば、頂上周辺の尾根筋で土の出ているところもありました。 【下山時の注意点】 以下の尾根に入り込まないように注意してください。 ・1710m付近から南東に伸びる尾根(間違って入ったトーレスあり) ・1550m圏ピーク(p1567の南東にあるもの)から南に伸びる尾根 |
写真
感想
先週茶ノ木平で雪に悪戦苦闘した時には、社山なんてとても無理と思っていました。山中はもちろん、下りの車道ですら雪に足を取られ思うように歩けなかったからです。
ところが、先週社山に登られた3名の方のレコを見ると、狸窪までの舗装路は除雪されているようで、「その先」の状況次第では自分の脚力でも可能性があるように思えてきました。
幸いなことに、この1週間奥日光アメダスで観測された降水量は0ミリ、
積雪も16cmまで減少。先週のトレースが残っていれば、今週は社山に登れる絶好のチャンスに思えてきました。
(今後の積雪次第では、今シーズン最後のチャンスの可能性という見方もできます)
出発直前までは、先週同様ワカンを用意していましたが、
仮にワカンが絶対必要な状況であれば、時間的に登頂は無理なわけで・・・。
ということで、ワカンは家に置いて、ストックと軽アイゼンのみで行けるところまで行ってみることにしました。
車道が除雪されていれば、狸窪のゲートに16時までに戻れば後は何とでもなります。そこから考えて撤退判断のリミットを14時に設定しました。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
中禅寺温泉バスターミナルで下車したのは1人で、今日も一人旅なのかなあなどと思いつつスタート。
いきなり、県道を離れる場所を間違えて30分も時間をロス。
この辺りは一週間前に来たばかりなのに間違いに気づかない原因は、地形図アプリをみると、正解の湖畔の道と県道が並走しているように見え、歩きやすい県道をしばらく進むのが正解に見えてしまうからです。
こういう時は「山と高原地図」をみるのが確実です。
狸窪までの舗装路は急ぎ足。その先はトレースはしっかりしているものの時間はかかります。
それでも阿世潟峠到着11時過ぎで概ね想定の範囲内。
ここから標高差400m強をコースタイムの1.5倍の2時間15分でいければ山頂に13時半ごろに着けば御の字です。
すでに下山する方とのすれ違いも始まっています。
というか、こんなに入山者が多いとは思いもしませんでした。
この日会った登山者の人数は15人くらいでしょうか。
先週の茶ノ木平が3人、その前の半月山は0人だったので、次元の違う多さです。
その人気の理由はもう歩けばわかります。
森林限界を超えているわけでもないのに、厳冬期にこれだけの展望に恵まれる山もそうはないでしょう。
そして皆さんのつけたトレースに助けられて、無事に登頂。
山頂の西の肩からは期待した皇海山の雄姿が拝めなかったのが少々残念でしたが、道中の景色のすばらしさはそれを補って余りある程です。
昨年末からこれで5回連続の日光となりましたが、冬の日光、まだ楽しみは尽きそうもありません。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
oreshioさん、はじめまして。
私も前日に社山に登ったので、翌日登られたレコをマジマジと拝見させていただきました。私も半月山へのバス道をゲート越えて歩いてしまったので、全く同感です。あそこは考えずに歩いてた私も悪いのですが、落とし穴と思います。
それにしても5連続の日光ですか 私も昨秋以降は5回くらいですが、なかなかよいエリアですよね
ShuMaeさん、はじめまして
レコ拝見しましたが、土曜日はさらに天気が良かったようですね。
西の肩から鋸〜皇海山が見られてうらやましいです
稜線上でトレースの脇にあったスノーシューの跡は、ShuMaeさんのものだったのかなあ
でも日曜もかなり多くの人が登っていましたよ。
湖畔の道の入り口、春〜秋シーズンなら「狸窪・阿世潟→」とか道標があるのかもしれませんね。バス通りは除雪されてないうえ、登り道なので本当に無駄な体力を使ってしまいました
冬の日光エリアは今まで行ったことがなかったのでとても新鮮です。
行く場所ごとにガラッと景色が変わるのが楽しいです
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する