冬山遭難防止講習会
天候 | 1日目:曇り/小雪 2日目:快晴〜〜っ! |
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過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2月4日(土) 場所/ニセコモイワスキー場〜モイワ山山頂 ・はぐれ事故防止の歩き方レッスン ・コンパシングレッスン ・雪洞訓練 ・遭難事例の学習会 2月5日(日) 場所/HYMLの常宿(?)ニセコにある、とある山荘の裏山 ・ビーコンの使用方法確認 ・ビーコンでの雪崩埋没者のレスキュー訓練 ・雪崩評価判断(コンプレッションテストのデモンストレーション) |
写真
感想
HYML(北海道山のメーリングリスト)の冬山遭難防止講習会に参加した。
雪山で起こった事故を検証し、如何にして事故を防ぐか?また万一にも事故が起こってしまった場合にどのように対処するのか?を体感する2日間だった。
1日目のはぐれ事故や道迷い防止に対するコンパシングや歩き方に関しては最近スマホGPSに頼りっきりの自分には新鮮に映ったし、やはり読図とコンパシングは登山者にとってはマストのスキルである、と再確認した。
雪洞訓練ではモイワ山山頂の雪庇下に雪洞を作成した。圧雪された雪は思ったより固くなかなか掘り進まない。すぐ息切れしてしまう自分の体力のなさに情けなくなったが、シャベルの大きさや形状、スノーソーの導入など、装備面でも見直しを考えさせられる結果となった。雪洞内は安定した環境を提供してくれるし、最高のシェルターだなと思った。もっとポジティブに実践してもよい野営方法ではないだろうか?
2日目の雪崩埋没者レスキュー体験は実に勉強になった。
あたりまえの様に雪山三種の神器と呼ばれるビーコン、プローブ、ショベルだが実際に使ってみないとわからないことも多い。今回はそれをある程度クリアできたことが何よりの収穫だ。その一方で雪崩事故に遭遇してしまった場合にどれほど冷静に対処できるか否か?…それについては一度くらいの体験では全く役に立たないであろう。何度も何度も…繰り返し繰り返し…と、訓練は必要である。
総括するとなれば「事故を起こさない行動が鉄則。しかし万一起こってしまった時の初期行動が何より重要。そのための装備とプラクティスは不可欠」ということになるだろうか?
最後に、今回の企画管理をして頂いたYさん。講師のDさん。そしてHYMLに最大の敬意と御礼を申し上げたい。
ちなみに、山荘の裏山のコンプレッションテストの結果は以下の通り、です。
CTH25(SC)↓30 on DF2.0 Feb5 Niseko
登山に関する講習会などはなかなか接する機会がないので、参加してきました(^^)
私は日曜日が仕事だったので日帰り参加でしたが、雪洞作りにも参加でき、大変ためになりました。というか楽しかったですw
山スキーや沢など活動範囲が広がれば、それだけ危険も多くなるわけで、先達者の講義や実技、体験談は非常に貴重なものと感じておりますm(__)m
yuhokaiさんとも約2年ぶりの再会!美比内の深雪ラッセルを思い出します(^◇^)
近々またお会いできることを楽しみにしてますよ♪
沢登りのご同行の件もお忘れなきようw
私も去年、Yさんからのススメで参加したのを
懐かしく思いながらレコを見ました。
無組織登山者としてはこうゆう講習会は本当にありがたく
雪山に入る人には本当に受けて欲しいと思います。
探してくれる人のためにも3種の神器を持って欲しい。
でも、使わなくて済む様に山を楽しんで欲しいと思います。
まったく。使わないのが何よりの三種の神器ですが有事の際にはそれがなけば無力です。装備はもちろん、使い方のレクチャーをしっかり受けることも必須ですよね。来シーズンも講習会があるなら参加したいと思っています♪
ikenoyaさん、こんばんは。ご無沙汰です(^^)
私も(おそらく同じ)Yさんからお声をかけて頂き参加するに至りました。
こういう機会を与えてくれるHYMLには本当に感謝の思いです。
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