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Yamareco

記録ID: 1063571
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雪山ハイキング
札幌近郊

冬の塩谷丸山、子連れ

2017年02月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 grane その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:38
距離
7.4km
登り
610m
下り
592m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:53
休憩
0:45
合計
5:38
9:53
37
スタート地点
10:30
10:35
45
山道開始
11:20
11:30
80
スノーシュー装着
12:50
13:10
40
昼食
13:50
14:00
91
塩谷丸山
15:31
ゴール地点
JR塩谷駅を出てすぐの所から計測としました。
山道まで道路を1kmほど歩きます。今回のルートはバックカントリースキーヤーだらけの林の中というところです。途中までスノーシューは不要かと思いましたが、途中から装着必要です。
天候 途中までは無風、降雪なし。ところが上部の標高500m付近から吹雪、風は10m/sとまあまあの厳しさでした。
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR塩谷丸山の駅に駐車場があり、利用させて頂きました。
なお、道路の所々に4〜5台の駐車スペースが見られましたが、使って良いものかわかりずらいですね。
コース状況/
危険箇所等
標高200mくらいまではつぼ足で5cm。そこからつぼ足20〜60cmになるので、スノーシュー・かんじき・スキー必須です。
JR塩谷駅
2017年02月12日 09:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2/12 9:41
JR塩谷駅
JR塩谷駅からの見晴らし
2017年02月12日 09:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2/12 9:41
JR塩谷駅からの見晴らし
電車は1時間に1本かな?
2017年02月12日 09:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 9:56
電車は1時間に1本かな?
歩いて行くと登山者っぽい車が、空き地に駐車されているのがチラホラ見られました。
2017年02月12日 10:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2/12 10:21
歩いて行くと登山者っぽい車が、空き地に駐車されているのがチラホラ見られました。
バックカントリーソリに挑むのである。
2017年02月12日 10:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 10:24
バックカントリーソリに挑むのである。
この辺りから本当の登山道でしょうか。
2017年02月12日 10:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2/12 10:28
この辺りから本当の登山道でしょうか。
最初の方はつぼ足OK!!
2017年02月12日 10:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 10:31
最初の方はつぼ足OK!!
途中からスノーシューです(平地用)
2017年02月12日 11:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 11:44
途中からスノーシューです(平地用)
同時に登っている登山グループメンバーの方でつぼ足で頑張る人がいます。そのトレースが頑張ってるなあと微笑ましい。
2017年02月12日 11:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
2/12 11:57
同時に登っている登山グループメンバーの方でつぼ足で頑張る人がいます。そのトレースが頑張ってるなあと微笑ましい。
ソリが休憩に大活躍します。
2017年02月12日 11:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 11:57
ソリが休憩に大活躍します。
急斜面が終わった頃、標高450m付近で振り返ると海が。
2017年02月12日 12:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 12:39
急斜面が終わった頃、標高450m付近で振り返ると海が。
標高450mくらいから降雪がはじまります。
2017年02月12日 13:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2/12 13:22
標高450mくらいから降雪がはじまります。
上部は雪景色。
2017年02月12日 13:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 13:41
上部は雪景色。
平地用スノーシューでは効かないので、合体するしかありません。
2017年02月12日 13:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 13:47
平地用スノーシューでは効かないので、合体するしかありません。
標高580m、山頂まであと少しでまた急斜面が現れます。これを滑り降りたらどうなるのか、恐ろしくも思います。
2017年02月12日 13:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2/12 13:50
標高580m、山頂まであと少しでまた急斜面が現れます。これを滑り降りたらどうなるのか、恐ろしくも思います。
山頂にて。
2017年02月12日 13:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 13:57
山頂にて。
同時に登っている登山グループメンバーで山スキー練習している方がいます。
2017年02月12日 14:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 14:25
同時に登っている登山グループメンバーで山スキー練習している方がいます。
下りはつぼ足でガンガンいきます。
2017年02月12日 14:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 14:42
下りはつぼ足でガンガンいきます。
平坦な所では子供1人で滑らせます。
2017年02月12日 15:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 15:23
平坦な所では子供1人で滑らせます。
下山、民家と道路なんです。
帰りは2人に追いついたので一緒に歩きます。
2017年02月12日 15:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/12 15:37
下山、民家と道路なんです。
帰りは2人に追いついたので一緒に歩きます。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 アウター手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー ザック アイゼン 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 常備薬 保険証 携帯 ストック カメラ

感想

全て積雪期で、円山(225m)、五天山(303m)と来て次は藻岩山かと思いきや、機会があって塩谷丸山(629m)に挑戦することにしました。

4歳児ですから、「どこからでも担いででも下山できる事」を念頭に置かなければなりません。なんせ夏の層雲峡黒岳では山頂の突風に喝を入れられて一歩も動いてくれなくなった経験があり、危うく心が折れそうになりました。もちろん担いで下山です。

そんなわけで、このクラスへの挑戦には不安が過ぎります。重要なのはこまめな休憩とおやつです。具体的には10〜15分に1回のペースで1〜2分休憩してお菓子一粒与えます。そのうち、休憩=お菓子が貰えるという考えから、歩かなくなる雰囲気も出てきて、そこは飴とムチのさじ加減が難しくなってきます。

なによりも重要なのは、子供に山頂に上がりたいという気持ちを持たせ続けることです。そう・・・それはバックカントリーソリ。30分近くソリで降下し続ける楽しさを知った我が子は、そのために頑張ってあがろうという言葉に応えます。

とは言え、徒歩5分で「疲れた」というものです。

・・・そこで担ぐわけです。そもそも、平地用スノーシューを装着させた子供のグリップでは急斜面を上がるのはムリです。斜面用スノーシューを付けた私が担いでガツガツ登ることしばしば、およそ20kgの重りを高度250m分は担いだ気がします。しかし、残りの350mは子供の力で登っているので、中々のものですよ。

その為に今回は一眼レフカメラも旧型の最軽量モデルを選択、EOS 6Dで画質は落ちるもののレンズ込みで1kgを切ります。ガス類の調理道具も一切持たないで、いつでも担げるように挑みました。

次に、活躍するのがホーマック(ホームセンター)のソリです。その為にトレッキングポールを1本にして、片手で引っ張って登ります。これが休憩時のイスになり、食事の時にも活用できるのです。また、滑走の時は2人乗り、常にフルブレーキで降りると、どんな急斜面も新雪の抵抗もあって、ゆっくり安全な速度で降りることができるのです。回りのスキーヤーからみて、その圧倒的な制動力に感嘆されることもしばしばです。ただ、子供1人に滑らせるのは基本的には不可能でしょう。

最後に山頂に到着したときの喜びは忘れられないものになりました。積雪時で629mまで、4歳児を笑顔のまま登頂させたという達成感は、登山していて未だかつてありません。何度途中下山すべきか検討したか…。計測してみると5時間半にも及ぶ登山で、うまくいって良かったなあとつくづく思います。

なお、つぼ足不可の山ですので、通常小さな子供を登らせることはお勧めしません。

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