笹雁新道(写真ほぼ無)
- GPS
- 15:48
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 925m
- 下り
- 903m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 7:48
天候 | 晴れのち曇り雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ポストもここに設置 |
コース状況/ 危険箇所等 |
入口〜尾根取り付き 林道歩きです 尾根取り付き〜鉄塔 急登です。今回積雪はある程度締まっていたので問題はありませんでた。スキーでジグを切って登りました。 鉄塔〜夏道合流点 鉄塔を過ぎた辺りから勾配が緩くなります。鉄塔のすぐソバに雪庇が出来ています。また鉄塔周囲は雪が解けて落とし穴になっているところが多数あります。 夏道合流まで所々に雪庇があります。 夏道合流点〜滑降開始地点 樹林を抜け、風が一気に強くなります。地面が見えているところもあります。広範囲に地面が露出しているところもあるので、滑降時注意。 滑降開始点は小ピークまで行きたかったのですが。ブッシュと風で締まった雪面でスキーに適さず手前で降りました。 滑降開始点〜林道 沢の源頭以外はどこまで雪があるか判らなかったので、基本的には夏道側の左岸斜面を滑りました。おそらく雪庇の崩壊によると思われるデブリ跡が数箇所ありました。通過時注意。 林道〜国道 林道は河川敷の数十メートル上を通っています。沢を降りすぎると林道に乗るのが大変です。標高690〜700mあたりで林道上に土砂が堆積したと思われる箇所があり滑落すると数十メートル落ちていきます。通過時注意。 その後は問題箇所無。 |
その他周辺情報 | 山形側も宮城側も付近に店舗無。 宮城側インターそばに日帰り温泉「一の湯」「るぽぽ川崎」 |
写真
装備
個人装備 |
スキー板
|
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感想
カメラを忘れたのであまり写真ありません。
ルートは笹雁新道の北側尾根を登って沢沿いを下るコース。
駐車した林道入口は、丁度一台分の除雪したスペースがありました。入口には笹雁新道入口の看板。
林道を進み高速道路の下を通ったところで北側の杉林に突入。すぐに急登になります。スキーでは真っ直ぐ登れないのでジグを切りながら高度を稼ぎます。たいした距離は無いのに朝から息が上がります。
鉄塔が現れると急登は終わりです。下の段の鉄塔周辺は温度が高いのか地熱で溶けた雪が落とし穴を作っています。また南側へ雪庇が張り出しているので視界が悪いときは気をつけて通過します。
ここを過ぎるとその後は問題になるところはほとんどありません。二次林なのか細い雑木で藪気味のところもありますが雪のおかげで通過に手間はかかりません。夏道と合流する手前あたりで尾根が少し細くなり、小さな雪庇も出てきますがよけて通過できるので手間取りません。
夏道と合流するあたりで一気に風が強くなります。煽られてよろける事多数。風で雪が飛ばされて岩場が露出しています。その先の風が当たっている雪面はシュカブラとエビの尻尾になりかけたブッシュで滑るのにはあまり好ましくありません。目の前のピークまで上がろうか考えましたが、そのような状況とガスに包まれて周囲が何も見えないので小ピーク直下の風当たりが少し弱いところでシールを外します。
滑り始めると大きな斜面で気持ちよく降っていけますが、登りはじめた時に見た沢の水流がかなりあったので、嵌らないうちに左岸側の斜面に移ります。あまり下り過ぎないようにトラバースしていきます。途中上のほうに出来た雪庇が崩壊したときに出来たと思われるデブリが何箇所かあったので、なるべく周囲に目を配ったほうがいいでしょう。
林道が見えたらトラバースも終わりです。何も無ければシールを付けずに滑れそうですが、途中に一箇所林道が土砂崩れで寸断されているところがありました。距離は数メートルですが通過のとき 滑落すると上り返せない崖のようなところがありました。ここだけはピッケルが欲しくなります。以後は危険箇所無。
全体としてはそれほど難しいところはありませんでした。ただ勾配が緩いところもあるのでスノーボードなどでは登って来た尾根を滑ったほうが楽しいかも知れません。
コメント
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晴れ間もあったようですがそうとう厳しかったのでは?
低気圧から離れたこちらでも風が強かったですから。
それが思ったほど風が当たらない場所みたいです。
もちろん樹林帯抜けたら結構良い感じに吹いて体が持っていかれそうでしたが、それ以外は風が邪魔することは無かったです。
風向きも風下側にコースが取れたからでしょうか
良い感じで楽しんでこれました
予報で見た限り宮城側も軒並み強風と雪で、どこにも行けそうにないので諦めていましたが。それでも登られるchickenさん、流石です
風も強かったんじゃありませんか?
風は上のほう以外はほとんど気にならなかったです。
視界が悪くなったのも上の方だけでかなり良い状態で登って降りてこれました。
じつは穴場のコースなのかもしれません。
スノーシューでも楽しめそうな尾根でした。
こんばんは。
夏には気軽に行ける笹雁新道、冬の全く違う顔を見せて頂きました。
3枚目の雪庇 迫力ですね。
まるで2匹の大蛇がこちらを睨んでいるかのようで、すごくビビりました。
知らずに乗っかったら、ヘビの餌食です〜〜💦
勉強になります。ありがとうございました。 (;^ω^)
夏と冬では本当に見せてくれる顔が違いますよね。
笹雁新道は下りに使ったので、3枚目の雪庇は夏道のない尾根を登った笹雁新道との合流の近くまで登ったところでしょうか。
たまたま写真写りが良かっただけで、そんなに大きくないので迂回も難しくない雪庇でした。
参考にして頂いたようで何よりです
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