地の果てパタゴニア紀行6;超巨大氷河ペリト・モレノのトレッキングして帰国へ
- GPS
- 16:33
- 距離
- 411km
- 登り
- 3,117m
- 下り
- 3,291m
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船 飛行機
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1066727.html を参照。 再び5フライト乗り継ぎで大阪へ 2/15 6:30 カラファテ出発 7:00 カラファテ空港8:20発LA4431便 11:18 ブエノスアイレス国内線用空港12:00専用バスで市内移動 13:30 ブエノスアイレス国際線用空港19:45発LA2426便 22:35(所要約5時間、時差-2h)ペルーのリマ 2/16 1:50 リマ発LA2604便 7:50(所要9時間、時差-3h)米・ロサンゼルス 11:40発AA0169便 2/17 16:35(所要約12時間、時差+17時間)成田空港 17:43頃発スカイライナー 20時ころ八王子の自宅到着 2/18 9:30八王子の自宅出発 11:00横浜市内の病院(母の見舞い)〜14:00出発 14:10羽田空港15:25発JL124便 16:35伊丹空港 19:30ころ、明石の自宅に帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
現地ガイドの指示に従っていれば問題ありません。落ちたら危ないところではガイドがちゃんと見張りをしていました。 |
その他周辺情報 | アイゼンを現地で借りますが、とても重たい(片足で1kg以上)。 アイゼンを使うため、海外旅行保険は普通の保険ではだめで、 運動割増を付帯する必要がありました。 そのため、17000円以上も支払いました。 (普通の海外旅行保険はクレジットカードに付帯しているので 保険は不要なのですが) |
写真
感想
長かったけどあっという間だったパタゴニアツアーもこれがとうとう最後です。
パイネとフィッツロイという2大トレッキングを好天と数々の幸運に恵まれながら無事に終わらせることができ、最後はパタゴニア観光のハイライト、有名なペリト・モレノ氷河で、氷河トレッキングに参加してきました。
この氷河トレッキングは何故か年齢制限があり、参加したのは日本から一緒に来たツアーメンバーのうち、65歳以下である私たち夫婦と他に65歳ぎりぎりの二人の合計4名で、他にいろいろな国から来た観光客多数で、現地ガイド案内(英語チームとスペイン語チーム)に分かれて参加しました。
風が強いパタゴニア、前日までのフィッツロイ山群トレッキングでは氷雨にも降られてとても寒い思いをしたので、この氷河歩きで風雨となったら大変だろうと心配していましたが、年に数日しかないという上々の天気に恵まれ、風もなく暖かな氷上ハイクができました。
そしてその氷河、大きいとは聞いていましたが、やはり実物を見ると、想像を絶するものでした。湖に面した氷崖になっているところの一番高いところは60m以上(20階建てのビル相当)もあり、それが幅5kmも続いていて、さらに奥に向かって数十キロも流れているのですから、そのスケール感は言葉や写真では表せません。
氷河の上を歩いても、大きすぎて氷に覆われた雪山を歩いている感じでした。
氷河トレッキングのあと、今度は氷河を真正面から間近に見られる展望台の遊歩道を歩きましたが、その大きさを感じるにはこっちの方が分かりやすい感じでした。そして、短時間でしたが大きな氷河の崩落を2回も見られ、こちらもとてもラッキーでした。しかも2回目の崩落は、動画に収めることまでできました。
この展望台の散策はツアーのスケジュールには入ってないかったので、とても満ち足りた気持ちでカラファテの町へ戻ると、この2/14の夜はお祭りでにぎわっていました。夜中の12時からは盛大な花火大会もあったようですが、翌日早朝から帰国の途に就く必要があったので、残念ですが、お祭りには行かずに就寝しました。
明けて2/15、とうとう帰国の当日。朝6:30にホテルを出発し、多くの幸運に恵まれて神っていた長い旅の締めくくりは、途中八王子の自宅にもより、この旅行中に倒れて入院した母を見舞ったりして、2/18夜に明石の自宅に着くまで60時間に及ぶ長い長い移動となりました。
今回のツアーは、成田山も含めると7つものレコになってしまい、ようやく全部書き終えました。これらのレコにご訪問いただき、最後まで読んでいただいた皆さん、お付き合いいただき本当にありがとうございました。大変お疲れさまでした。
コメント
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shigetoshiさん、こんばんわ
長旅お疲れ様でした
人生で一度でいいので行ってみたいと漠然と考えて下りましたが、こんな所なのですね。日本とは全く雰囲気が違っていて不思議な感じです。あんなに巨大な岩がそびえているとか見てみないと想像もつかないですね。
素晴らしい朝焼けの写真に、偶然の鏡池と貴重な場面を写真に収めることが出来、とても羨ましい限りです。
いつか私も行ってみたいものです
あと白い蝶が異国情緒があっていいですね。
気になって調べてみましたが、さすがにわからなかったです
aottyさん、こんにちは。
ご無沙汰?です。
海外トレッキングはいろいろ行きましたが、
パタゴニアはそのどことも違っていて、はるばる行った甲斐がありました
日本から最も遠い位置にあるだけあって、違いも大きい感じでした
移動時間の長さも、異国情緒をより一層大きなものにしていたかもしれません。
若いaottyさんなら、これから先、いくらでも行く機会はあると思います。
将来は南米への直行便もできるかもしれませんし、いつの日か是非行ってみてください。
蝶については私には日本の蝶とそれほど差が判りませんでしたが、
やっぱり違ってますか
ただ、パタゴニアには夏だというのにほとんど蝶はいませんでした
(ほかに1種類しか)寒いからでしょうか。
shigetoshiさん こんばんは
やっと全ての写真をジックリと拝見することが出来ました
大変遅いコメントになってしまい、申し訳ありません。
遊歩道の氷河が万一崩落したらと思うとゾッとします
ビビり屋なので、そんな事ばかり考えてしまいます
白い蝶に88の模様がありませんでしたか?
もしあったのならオチェンタイオチョという蝶みたいです。
http://charlotte783640.blog.fc2.com/blog-entry-99.html?sp
7つのレコ で紀行本が出来ますね
お疲れ様でした
そして素晴らしいレコをありがとうございました
niiniさん、こんばんは
駄作ばかりの写真とつまらないコメントにもかかわらず、最後までお付き合いいただき、恐れ入ります😅
自分が行く前に調べたら、あまり詳しいトレッキングの情報が得られなかったので、
いまのところネットで得られる最も詳しい情報だと思います✌
蝶については、じっくり観察する時間がなかった(一応団体行動だったので)ため、よく覚えていません😅
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