快晴の唐松岳♪
yamairo2016
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 847m
- 下り
- 847m
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| 天候 | 文句なしの快晴♪ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
雪質は最高でした。場所によっては膝まで踏み抜きましたが、アイスバーンもほとんどなく、かなり歩きやすかったです。終始、12本爪アイゼンで登りました（プラス、序盤はダブルストック、ヤセ尾根からはピッケル）。一方で、風は強く、序盤は台風並みの暴風が吹き荒れていましたが、山頂に近づくにつれて穏やかになりました。今回は危険箇所はほとんどありませんでしたが、唯一あるとすれば、ヤセ尾根をトラバースする箇所でしょうか。 |
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感想
甲斐駒ヶ岳（2月12日）、木曽駒ヶ岳（2月13日）と、まさかの2日連続で悪天候により撤退を余儀なくされ落ち込んでいた矢先、2月16日（木）は快晴が約束されたような気圧配置☀
この日を逃すとまたしばらく悪天候が続く予報。しかも、気温も上がり、場合によっては雨の可能性もあるので、雪が溶けてしまう前に、一度行ってみたかった厳冬期の北アルプスに日帰りで行くことにしました。
さて、日帰りで行くとなると、乗鞍岳・焼岳・西穂高岳・唐松岳あたりが候補になりますが、今回はスキーバスでいける唐松岳にしました（関西から北アルプスまで車で日帰りはさすがに厳しかったです…）。
唐松岳は八方尾根スキー場のリフトトップ（1,830m）からスタートできます。とはいえ、往復 9.6�辧�標高差 866m、コースタイム 7時間5分（登り 3時間50分、下り 3時間15分）となかなかハードで、リフトの運行時間の関係で、リフトトップに着くのが8時半頃（曜日や天候等により前後します）、そして帰りのリフトは15時半頃までなので、コースタイムをまかないと日帰りできません（そして私はスキーバスの時間があるので、15時頃までにリフトに乗らないと帰れない…）。甲斐駒ヶ岳、木曽駒ヶ岳の疲れは残っていましたが、何とか力を振り絞ってコースタイムをまき、少しでも絶景を楽しみたいところです。
朝スキー場に到着し、スキーバスを降りると、朝焼けに染まる真っ白な北アルプス北部の山々がお出迎え🗻
今日は歓迎されているような気がします(^_^)
少し面倒なチケット購入方法（リフトトップまでは、ゴンドラ→リフト→リフトを乗り継ぐのですが、その都度チケットを買わないといけない）に若干憤りを感じながらも、30分ほどでスタート地点のリフトトップ（八方池山荘）に到着。平日にもかかわらず、先行者がたくさんいました。みなさんこの日を待っていたのですね。さすがバックカントリーの聖地だけあって、7割くらいがバックカントリーでした（外国人もちらほら）。私もスキーで登りたかったのですが、八方でバックカントリーなんて夢のまた夢なので、今回はおとなしくアイゼン・ピッケルで登りました。
スタートから景色は最高。右手には白馬三山、左手には五竜岳・鹿島槍ヶ岳、後ろを振り返ると、雨飾山から火打山、妙高山、高妻山、四阿山、浅間山、八ヶ岳、南アルプス等が見渡せます。
帰りのスキーバスの時間があるため、ゆっくりとはしていられないのはわかってはいるのですが、この絶景に何度も立ち止まっては写真を撮ってしまいました(苦笑)。
さて、コース状況ですが、雪質は最高で、場所によっては膝まで踏み抜きましたが、アイスバーンもほとんどなく、かなり歩きやすかったです。終始、12本爪アイゼンで登りました。一方で、風は強く、特にケルン付近では台風並みの暴風が吹き荒れ、一時は撤退も考えましたが、山頂に近づくにつれて穏やかになり、何とか登頂できました。諦めなくて本当によかったです。
ところで、出発時にはたくさん人がいたのですが、みなさんどんどんいなくなり（途中で滑走していったり、撤退されたり、様子見で待機されたりで）、いつの間にか先頭になっていました（単に先行者のトレースが風で消えていただけかもしれませんが）。唐松岳は初めてだったので、先頭には少し不安がありましたが、風も穏やかで、雪もしっかりしていたので、山頂まで頑張ることにしました。
そして、山頂を示す北ア北部特有の黄色い標識を見つけたときは、思わず両手をあげて喜びました。
山頂からの景色は360度の絶景で、本当に最高でした♪今まで見えていた山々に加えて、立山や剱岳、槍ヶ岳、水晶岳方面も見えました。山頂は厳冬期にしては風も穏やかで、30分ほどまったりと景色を楽しみました♪もう少し山頂にいたかったのですが、帰りのバスの時間もあるので、泣く泣く撤収しました。
雪山の下山はやっぱり早く、予定（コースタイム）より1時間半ほど早く、13時半にはリフトトップに戻ることができました（もう少し山頂にいるか、スキーを持ってくればよかったかな）。
今日みたいな雪質であれば、ほぼスキーで登れそうだったので、次来る時は、バックカントリーで挑みたいと思います(^_^)
おしまい。
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