藤原〜たんばら高原〜鹿俣山 たんばら裏街道
- GPS
- 09:37
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,239m
- 下り
- 1,262m
コースタイム
天候 | 小雪〜曇り〜晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 登り6時間 下り2時間半 標高範囲 600〜1400m 気温 朝―4度 帰り―1度 山で会った人 スキー場付近で6人 森林限界 なし 登山道の様子 夏道は冬は全没 積雪の様子 春一番以降は真冬も遠くなりにけり 日帰り温泉 湯てるめ いい加減に飽きたから、いいとこ探そう 帰りの渋滞 1時間 Black Diamond/justice/fatski 175cm/137mm/110mm/120mm この板も古くなった、買い替えか |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO197
藤原〜たんばら高原〜鹿俣山 たんばら裏街道
たんばら高原の上がるのに、夏には藤原からの道があるそうだから、冬の今に入ってみる。湖畔からトンネル抜けたすぐ右側に除雪ロータリーがあって、その中に止める。やはり誰もいない。昨夜ちょっと雪(15センチ)があったようだが、どう影響するか。
明るくなってから出るが、何だか小雪も降っている。でも視界があるからいくか。林道を入ってすぐにトンネルくぐるのだが、目の前の谷が埋まっていればドカドカ上がっていけそうな気がしたが、いくら豪雪の藤原だといっても、標高600mでは埋まっていない。
林道最後まで行こうかと、最後の長いトンネルの向こうに出ると、発電所送水管の末端に出て、こんなでかいものが藤原にあったんだと驚き(地下発電所らしい)。藤原は黒部かと勘違いする。その手前に変電所の宇宙基地もある。後で見ればたんばらダムの水はこちら側に引き込んで落としていたわけだ。総じてこちらはたんばらの北側だから、いつも日陰でくらいし、でも雪はいいはずなのだが。
少し戻って夏道らしい尾根に入る。が結局ここを50mくらい谷に降りて、そこを上がっていくことになった。(登り返しの1回)。ここまでくれば谷はかなり埋まっていて、縫うように上がっていったが、なんと滝が出てくる。仕方ない高巻くとしようかと思うと、なんと斜面はすだれ状のアンモナイトの雪崩跡。ああ金曜日に東京で19度、ここだって春の陽気で全面的な点雪崩か。しかしそこに15センチの昨夜の降雪で、どうにか助かる。何とか上がれる滑れる。デブリ団子とは、そのままではハザードだらけでどうにもならん。
少し上がってトラバースして向こう側に出たら、ちょっと下に埋まっている本流見えて、助かった、下る(2回目の登り返し)。その後は地形図通りに優しいなだらかな斜面のまま稜線(たんばら越え)に出られそうだ。そこにはてっきりスキー場があると思っていたのだが。
峠にでると、通信アンテナが寂しそうに設置されているだけで、ただのボサ、何もない。あれっと。ほとんど水平にさらに前進していく。そこへ出てきたたんばらのブナ林。こんなのどかなとこに、ミニ尾瀬とか、ブナ樹林の有名な場所で、その鑑賞も悪くないと、結局水平地帯を1時間半も進むことになったのだが。穏やかな推定200歳くらいの美人ブナ林だった。
中ほどの夏の分岐に6人パーティ。本日初めての客人。昼食時で、彼らが降りてきたと思われる水平道をたどってスキー場方面に。さらにずっと向こうでようやく鹿俣山が見えた時に、たんばらスキー場にでた。最近は静穏の営業方針になっているようで、あのガンガン音楽がないから気づかないほど。しかし閑古鳥系でボーダー主流だ。今日はここが終了。
さて戻るとき平地は大丈夫かと思ったが、わずかな傾斜でもよく滑って、つまりそれはわずかに1週間で春の固い雪になったわけで、(今週降雪なし)、変幻自在とはそんなもの。彼らはそこから私の登りを下降して、途中からスキー場Pに戻っていた。ああ、スキー場トップから大回りクロカン下りのアウトゲレンデというやつだ、なるほど。
私は斜滑降でさきのたんばら峠に戻り、そこからガンガン下って滝の落ち口へ。2回の登り返しがあるということは、2回シールに履き替えて登るというストレスで、滝巻は慎重にいったが、デブリ滑りは気遣いのキックターンばかりで、安全第一。
林道に出てからはスムーズに。たんばらの北面はどうなのかと探っただけで、他人にはあまりお勧めしませんね。でもよかった。
夏でも冬でも〜登るんだ!
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