進退窮まって飛び下りた 河又名栗湖BS〜仁田山峠〜龍谷山ルート
- GPS
- 03:52
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 774m
- 下り
- 832m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:51
↓
08:39 河又名栗湖入口BS 08:56
↓0:20(標準0:30)
09:16 尾須沢鍾乳洞 09:21
↓0:43(自己予定0:45)
10:04 仁田山峠 10:10
↓0:26(0:35)
10:36 東電黄杭、倒木
↓0:15(0:20)
10:51 天神峠 10:56
↓0:32(0:40)
11:28 龍谷山
↓0:15(0:10)
11:43 朝見山
↓ 11:49 久保山
↓0:17(0:20)
12:00 中ノ坂 12:10
↓0:37(0:40)
12:47 原市場中学校BS 12:59バス発
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
終点:原市場中学校BS→飯能駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
また道間違いしてしまった。二度も。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴紐
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ゼリー飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
免許証
メガネ
スマホ
スマホ充電池
時計
サングラス
熊鈴
タオル
ストック
折畳み傘
ツェルト
トイレットペーパー
ポケットティシュー
|
---|
感想
またしても道を見失ってしまった。バリ・ルート探索を始めるようになってからは毎度の事なのであるが、今回の間違いは正道に戻れていないので、危険な賭けをしてしまっている。コンパスは度々見ているし何故間違えたのかが腑に落ちないのであるが・・・
河又名栗湖入口BSからスタートし、尾須沢鍾乳洞を目指す。鍾乳洞を見学して先に進むと岩の壁に突き当たるので、ここを右に巻いて登った所で道が良く分からなくなった。踏み跡と言えば踏み跡のような跡があり、それに従って進んだが道は不明瞭となり、先に見える稜線を目指して道なき道を登って行った。稜線に出た所でその向こうが段々畑のようになっていたのでそちらの方へ進んだが、それが間違いであった。正しくは稜線を登り詰めてピークまで行くべきだったのである。もしくは段々畑には農道が付いていたので、それを頼りに(仁田山峠への)林道へ降りる事ができた筈である。それをせずに再び山の中へ入り、道なき道を下り、ガードレールを視野の中に見つけて喜んだのも束の間、高い塀に阻まれて進退窮まってしまったのであった。
どうする?左右を見ても塀の上はどちらにも進めそうにない。飛び下りるしかないか、と覚悟を決めて、まずザックを林道へ投げ落とし、続いてストックを投げる。そう言えば小学生の頃はよく二階から飛び降りていたじゃないか、と古い思い出で自らを勇気付けるのだが、着地に失敗して靭帯損傷や骨折している自分、をそこに投影してしまい固まってしまったが、まずは塀の上に坐ろう!これで視線が低くなる。すると飛べるような気がしたので、その機を逃さずジャ〜ンプしたのであった。着地は思いの外美しく見事に決まり、すると一気に緊張感がなくなってヘタリ込んでしまった。
仁田山峠でも間違えかけたし、天神峠への分岐も通過してしまったりしつつも、龍谷山〜中ノ坂まで到達した。ここから登り返して楢抜山ルートを経て河又名栗湖BSへ周回する予定だったのだが、もう神経を磨り減らしてしまい精神的に疲れたので、鉄塔57号から原市場中学校BSへ下りる事にした。そこでまた道迷いをやらかしてしまったのであった。57号の裏から降りて行ったが、左に曲がるルートが分からず右側のルートを降りて行ったが、詳細図では左の道に戻れると示されていたのでそのまま進んだが道は不明で、しかも、東電の階段があったのでそれを下って行った所、途中で道が消失。車の音から舗装路が近いと分かったので藪を強行に降りて行くと民家の脇に出る事ができたのであった。あ〜、もう、疲れた!そこは石原橋BSの近くであったが、ベンチのある原市場中学校BSまで歩いた。
今日は神経戦で疲れてしまったが、いつか必ずリベンジして、道間違いした謎を解かねばならない、と決心したのであった。
本日の総歩数(door to door) 17,316歩
総歩行距離 13.8km
活動量 13.8EX
消費カロリー 577kcal
コメント
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atomheart様
初めまして。突然のコメントで大変失礼します。奥武蔵とは言え、バリ・ルートを踏破する場合は最低でも8ミリ×20メートル程度の補助ザイル(細引き)持参は必要だと思います。おそらく山レコで見る奥武蔵エキスパートの方々は、敢えて「装備品」に補助ザイルを記載していないだけだと思います。(素人が真似する恐れがありますからね)
今回のatomheart様の擁壁からの飛び降り高さが約2.5メートルで済んでいますが、もしも別のバリ・ルート踏破の最中に、更に高低差が有り進退の判断に迷う場合は必需品だと思います。ただし、補助ザイルとは言え使い方に精通しないと大事故に成りますので、講習会などで訓練して熟練することが大前提ですが…。
私はすでにトシなので最近では安全なルートしか歩きませんが、それでも最近チョットだけ痛い思いをしたので、それ以降は念のために事前に調べたコースに応じた細引きは必ずザックに入れるようにしました。
奥武蔵はほとんど1000m以下の低山塊ですが、迷いやすい道が錯綜して所々に岩などの難所が有り、毎年毎年遭難者が出ているのが現実です。お互いに気を付けて奥武蔵ハイキングを楽しみましょう。
chakayaan 様。コメントありがとうございました。また、いつも真っ先に拍手を頂いてありがとうございます。
最近の私のレコを読まれて、危険極まりなく思われて、いたたまれなくなってコメントを頂いたのだと思っております。確かにバリ・ルートに慣れてくると、道を見失ってもこのまま進めば林道に出る筈だ、とか、尾根に出る筈だと思ってしまい、出た所がどのような状態であるのか、その状態にどう対処するのかを予測する事なく登山の基本を忘れがちになってしまっていました。
今回の助言を肝に銘じてこれからは気を引き締めて山行する所存でありますので、暖かく見守って頂けたらと存じます。ありがとうございました。
atomheart様
差し出がましいコメントに深く深くお詫び申し上げます。ハイキングはお互いに気を付けて楽しめればイイだけですので、今後とも十分気を付け合って奥武蔵ハイクを楽しみましょう。
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